有価証券報告書-第145期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)

【提出】
2021/06/23 15:30
【資料】
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【項目】
160項目
(重要な会計上の見積り)
減損損失
(1)当事業年度の財務諸表に計上した金額 14,931百万円
(2)会計上の見積りの内容について財務諸表利用者の理解に資するその他の情報
共用資産の減損損失は、使用価値と正味売却価額を比較した結果、処分費用見込み額を控除した正味売却価額を回収可能価額として算定しています。
使用価値の算定に当たっては、来年度見込み及び中期計画に基づき、過去の経験、市場データ、現在及び見込まれる経済状況を考慮しています。
なお、使用価値の算定に当たって、ワクチン実用化による新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大の鈍化に伴い、経済活動停滞等の影響による受注高の減少は底を打ち、翌事業年度以降徐々に回復傾向に向かうものの、売上高の回復にはまだ時間がかかるものと判断しています。
正味売却価額の算定に当たっては、外部の不動産鑑定会社から入手した不動産鑑定評価等により算定しています。
回収可能価額が著しく下落した場合は、翌事業年度の財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。