有価証券報告書-第155期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)
- 【提出】
- 2020/06/19 16:33
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注記事項-法人所得税、連結財務諸表(IFRS)
25.法人所得税
(1)繰延法人所得税
認識された繰延税金資産及び負債の残高、増減内訳は以下のとおりであります。
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(注)外貨換算差額は、純損益を通じて認識された額に含めて表示しております。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(注)外貨換算差額は、純損益を通じて認識された額に含めて表示しております。
当社グループは、繰延税金資産の回収可能性について、毎期評価しており、当社グループの繰延税金資産の回収可能性に関する重要な不確実性を考慮して、繰延税金資産を認識しております。
繰延税金資産を認識していない税務上の繰越欠損金及び将来減算一時差異に関する税効果金額はそれぞれ以下のとおりであります。
(注1)繰延税金資産を認識していない繰越欠損金の税効果金額と繰越期限は以下のとおりであります。
(注2)繰延税金負債として認識されていない子会社及び関連会社の未分配利益に関連する一時差異の総額は、以下のとおりであります。
当社グループでは、一時差異の解消時期をコントロールでき、かつ予見可能な期間内で一時差異が解消しない可能性が高い場合には、当該一時差異に関連する繰延税金負債を認識しておりません。
(2)法人所得税費用
法人所得税費用の内訳は以下のとおりであります。
平均実際負担税率と法定実効税率との調整は以下のとおりであります。
(1)繰延法人所得税
認識された繰延税金資産及び負債の残高、増減内訳は以下のとおりであります。
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:百万円) |
2018年4月1日残高 | 純損益を 通じて認識(注) | その他の包括利益において認識 | 2019年3月31日残高 | |||||
繰延税金資産 | ||||||||
棚卸資産 | 2,768 | △914 | - | 1,853 | ||||
固定資産 | 10,247 | △168 | - | 10,079 | ||||
確定給付負債 | 11,651 | 69 | 907 | 12,628 | ||||
その他 | 12,648 | △3,895 | △14 | 8,738 | ||||
繰延税金資産合計 | 37,315 | △4,908 | 893 | 33,300 | ||||
繰延税金負債 | ||||||||
その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産 | △1,120 | - | 297 | △823 | ||||
子会社留保利益 | △7,235 | 1,876 | - | △5,358 | ||||
その他 | △1,276 | 122 | △35 | △1,189 | ||||
繰延税金負債合計 | △9,632 | 1,999 | 261 | △7,371 | ||||
繰延税金資産の純額 | 27,682 | △2,908 | 1,155 | 25,928 |
(注)外貨換算差額は、純損益を通じて認識された額に含めて表示しております。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:百万円) |
2019年4月1日残高 | 純損益を 通じて認識(注) | その他の包括利益において認識 | 2020年3月31日残高 | |||||
繰延税金資産 | ||||||||
棚卸資産 | 1,853 | 508 | - | 2,362 | ||||
固定資産 | 10,079 | △801 | - | 9,277 | ||||
確定給付負債 | 12,628 | 789 | △1,486 | 11,932 | ||||
その他 | 8,738 | 904 | △0 | 9,642 | ||||
繰延税金資産合計 | 33,300 | 1,400 | △1,486 | 33,214 | ||||
繰延税金負債 | ||||||||
その他の包括利益を通じて公正価値で測定される金融資産 | △823 | - | 414 | △408 | ||||
子会社留保利益 | △5,358 | △910 | - | △6,269 | ||||
その他 | △1,189 | 61 | △0 | △1,127 | ||||
繰延税金負債合計 | △7,371 | △848 | 414 | △7,805 | ||||
繰延税金資産の純額 | 25,928 | 551 | △1,071 | 25,409 |
(注)外貨換算差額は、純損益を通じて認識された額に含めて表示しております。
当社グループは、繰延税金資産の回収可能性について、毎期評価しており、当社グループの繰延税金資産の回収可能性に関する重要な不確実性を考慮して、繰延税金資産を認識しております。
繰延税金資産を認識していない税務上の繰越欠損金及び将来減算一時差異に関する税効果金額はそれぞれ以下のとおりであります。
(単位:百万円) |
前連結会計年度 (2019年3月31日) | 当連結会計年度 (2020年3月31日) | |||
繰越欠損金(注1) | 1,773 | 1,862 | ||
将来減算一時差異 | 357 | 626 | ||
合計 | 2,131 | 2,488 |
(注1)繰延税金資産を認識していない繰越欠損金の税効果金額と繰越期限は以下のとおりであります。
(単位:百万円) |
前連結会計年度 (2019年3月31日) | 当連結会計年度 (2020年3月31日) | |||
1年以内 | - | - | ||
1年超5年以内 | 678 | 463 | ||
5年超 | 1,095 | 1,399 | ||
合計 | 1,773 | 1,862 |
(注2)繰延税金負債として認識されていない子会社及び関連会社の未分配利益に関連する一時差異の総額は、以下のとおりであります。
(単位:百万円) |
前連結会計年度 (2019年3月31日) | 当連結会計年度 (2020年3月31日) | |||
繰延税金負債が認識されていない一時差異の金額 | 128,764 | 95,695 |
当社グループでは、一時差異の解消時期をコントロールでき、かつ予見可能な期間内で一時差異が解消しない可能性が高い場合には、当該一時差異に関連する繰延税金負債を認識しておりません。
(2)法人所得税費用
法人所得税費用の内訳は以下のとおりであります。
(単位:百万円) |
前連結会計年度 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | |||
当期税金費用 | 22,346 | 22,562 | ||
繰延税金費用 | 2,947 | △773 | ||
法人所得税費用合計 | 25,293 | 21,788 |
平均実際負担税率と法定実効税率との調整は以下のとおりであります。
前連結会計年度 (自 2018年4月1日 至 2019年3月31日) | 当連結会計年度 (自 2019年4月1日 至 2020年3月31日) | |||
法定実効税率 | 30.3% | 30.3% | ||
交際費等永久に損金にされない項目 | 0.2 | 0.2 | ||
試験研究費の税額控除等の特別税額控除 | △2.6 | △3.9 | ||
在外子会社の税率差異 | △2.2 | △1.5 | ||
在外子会社からの受取配当金消去 | 0.7 | 0.3 | ||
在外子会社留保利益 | △2.0 | 1.3 | ||
在外子会社からの配当等の源泉税額 | 2.6 | 1.2 | ||
減損損失 | 0.0 | 2.7 | ||
その他(純額) | 0.5 | 1.0 | ||
平均実際負担税率 | 27.5 | 31.6 |