有価証券報告書-第111期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/29 15:47
【資料】
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【項目】
148項目
(3)【監査の状況】
①監査役監査の状況
監査役監査の組織、人員及び手続
当社は監査役会制度を採用しており、令和2年6月29日現在監査役3名(うち、社外監査役2名)の構成となっており、監査役会の開催をはじめ、毎期策定する監査方針に基づき、取締役会等の重要な会議体への出席や、会計監査人との連携を取りながら、業務監査等の監査業務を通して、取締役及び従業員の職務執行状況を監査しております。
社外監査役の1名は弁護士として長年業務に従事しております。
監査役及び監査役会の活動状況
令和2年3月期の監査役会は5回開催され、監査計画の策定や取締役の執行状況の監査を行いました。
監査役の取締役会及び監査役会の出席率は以下の通りです。
氏名取締役会監査役会
永井卓87.5%100%
栃木敏明62.5%100%
粕井滋87.5%100%

当社における監査役監査は、監査役会で決定された監査の方針及び業務分担等に従い、(1)取締役、(2)業務執行、(3)内部監査、(4)会計監査の4つの領域についてのリスクや課題を検討し、年間の活動計画を定め、各領域に対する監査活動を行いました。監査役会における主び監査活動の概要は以下のとおりです。
(1)取締役取締役会への出席
取締役・監査役によるガバナンス検討会の開催(半期)
(2)業務執行子会社(大黒屋グローバルホールディングス株式会社、株式会社大黒屋)の常勤監査役の兼任、子会社取締役会への出席
重要書類の閲覧・確認(重要会議の議事録・稟議・契約書等)
(3)内部監査内部監査部門からの内部監査計画説明、結果報告
内部統制部門との定例会の開催(半期)
(4)会計監査会計監査人からの監査計画説明、四半期レビュー報告、監査結果報告 会計監査人評価の実施

②内部監査の状況等
内部監査の組織、人員及び手続
他部兼務の内部監査担当1名からなる内部監査室を設置し、社長および常勤監査役の指導の下、監査テーマを決めて、社内の全部門を対象に書面監査や実地監査を実施しております。
内部監査、監査役監査及び会計監査の相互連携。これらの監査と内部統制部門との関係
常勤監査役及び社外監査役は会計監査人との定例会合をもち、常勤監査役は内部監査室と定例的に会議を行い、監査内容について指導を行うとともにその内容を監査役会に報告を行っています。また、監査役会は必要に応じて内部監査室と情報交換を行う体制をとっております。
③会計監査の状況
a.監査法人の名称
HLB Meisei有限責任監査法人
b.継続監査機関
平成17年6月29日の株主総会における選任以降、15年間継続的に監査を受けております。
c.業務を執行した公認会計士
武田 剛
関 和輝
d.監査業務に係る補助者の構成
当社の会計監査業務に係る補助者は、会計士試験合格者等2名、その他6名であります。
e.監査法人の選定方針と理由
当社が監査法人を選定した理由については、当社及び当社グループの監査上のリスクを的確に把握しており、それに見合う監査を効率的に実施し、必要な時間をかけて監査を行っていることから、信頼できると判断したことによります。
f.監査役及び監査役会による監査法人の評価
当社の監査役及び監査役会は、監査法人に対して評価を行っております。この評価については、定期的な監査役会との面談により、監査の実施状況の説明を受け、監査役会との質疑応答により、監査法人の評価は、妥当と認識しております。
④監査報酬の内容等
a.監査公認会計士等に対する報酬
区分前連結会計年度当連結会計年度
監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)
提出会社19,000-17,000-
連結子会社20,300-20,300-
39,300-37,300-

b.監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(a.を除く)
区分前連結会計年度当連結会計年度
監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)
提出会社----
連結子会社10,420-6,013-
10,420-6,013-

c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容
該当ありません。
d.監査報酬の決定方針
当社の監査公認会計士等に対する監査報酬の決定方針としましては、監査日数、規模・業務の特性等の要素を勘定し決定しています。
e.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由
取締役会が提案した会計監査人に対する報酬等に対して、当社の監査役会が会社法第399条第1項の同意をした理由は、会計監査人の監査計画の内容、会計監査の執行の状況等が報酬に対して適切であると判断したためであります。