また、当社の経営の新たな柱であるNECST(Nichicon Energy Control System Technology)事業におきましては、カーボンニュートラルに向け、蓄電による再生可能エネルギーの活用拡大と温室効果ガス排出削減に寄与する蓄電システムやV2H(Vehicle to Home)システムなどに注力しています。家庭用蓄電システムでは「蓄電のニチコン」として、脱炭素社会の実現に貢献する太陽光発電とEVと蓄電池の3つをつなぐ「トライブリッド蓄電システム®」の新製品を開発しました。引き続き昨年4月に市場導入した全負荷および200V対応の大容量単機能蓄電システムの拡販に取り組んでいます。あわせて気候変動に起因する昨今の自然災害による大規模停電に対応するため、EV、PHV、FCVから電気を取り出す外部給電器の新製品「パワー・ムーバー®ライト」を市場導入しました。現行品と比べ小型化、軽量化を図り、災害時の非常用電源として復旧支援に貢献しています。さらに、自社の取り組みとしてカーボンニュートラル実現に向けて、車両のゼロエミッション化を目指す国際イニシアティブ「EV100」への加盟や「サステナビリティ推進委員会」を設置するなど、ESG でも評価される企業を目指しています。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は 102,760百万円と前年同期比21.8%の増収となりました。また、利益につきましては、営業利益は 3,655百万円と前年同期比3.8倍の増益、経常利益は 5,021百万円と前年同期比2.5倍の増益、親会社株主に帰属する四半期純利益は 5,117百万円と前年同期比4.9倍の増益となりました。
製品区分別売上高につきましては、電子機器用は、車載関連機器向けに加え、産業機器や白物家電などのインバータ関連機器向けなどのアルミ電解コンデンサの売上が増加したことなどにより59,340百万円と前年同期比30.4%の増収となりました。
2022/02/14 15:37