そのような中、当第3四半期連結累計期間の売上収益は、リチウムイオン二次電池がパワーツール向けで減少したことに加え、コネクティビティモジュールがスマートフォン向けで減少しました。また、積層セラミックコンデンサにおいては、モビリティ向けやスマートフォン向けが増加しましたが、PC、AV機器、産業機器向けが減少しました。その結果、為替変動(前年同四半期連結累計期間比6円76銭の円安)の影響はありましたが、前年同四半期連結累計期間比6.7%減の1,249,744百万円となりました。
利益につきましては、コストダウンや円安効果、固定費の減少などの増益要因はありましたが、操業度の低下や製品価格の値下がりといった減益要因により、営業利益は前年同四半期連結累計期間比22.9%減の215,119百万円、税引前四半期利益は同20.2%減の225,434百万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同18.0%減の174,512百万円となりました。
事業別セグメントについては、コンポーネントは売上収益が706,896百万円(前年同四半期連結累計期間比2.6%減)で営業利益が178,759百万円(同25.0%減)、デバイス・モジュールは売上収益が541,501百万円(同11.6%減)で営業利益が40,835百万円(同3.2%減)、その他は売上収益が47,765百万円(同12.8%減)で営業損失4,475百万円(前年同四半期連結累計期間は営業損失1,532百万円)となりました。
2024/02/13 15:03