このような経営環境の中、ロームグループにおきましては、従来に引き続き、中長期的に成長が期待される産業機器関連市場やEV化へのシフトが期待される自動車関連市場などへの製品ラインアップを強化し、顧客ニーズを先取りする提案型の営業体制への見直しなどを進めました。また、ロームグループが強みを持つ「パワー」、「アナログ」及び「スタンダードプロダクツ」などの技術領域を中心とした新製品・新技術の開発を進め、生産面においても、マトリクス型組織とすることにより、品質やサプライチェーンの全社最適化を進めるとともに、省人化・自動化の推進などの「モノづくり改革」や、OSAT(※1)への生産委託を継続して進め、安定供給体制の強化に取り組みました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は自動車関連市場を中心に減少し、前年同期比5.6%減の2,636億7千8百万円、営業利益は前年同期比6.8%減の244億6千4百万円となりました。当第3四半期連結累計期間の営業利益率は前第3四半期連結累計期間の9.4%から9.3%に低下しました。
経常利益につきましては、営業利益の減少に加え、為替差損の増加により前年同期比26.0%減の212億7百万円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、投資有価証券売却益の減少があった一方、100%子会社のローム滋賀㈱を吸収合併(2020年4月1日付)し、同社の繰越欠損金に係る繰延税金資産の評価性引当額が減少したことにより、前年同期比12.0%減の189億5百万円となりました。
2021/02/04 9:05