有価証券報告書-第53期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/19 15:11
【資料】
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注記事項-リース、連結財務諸表(IFRS)

15.リース
(1) 貸手側
比較情報である2019年3月期の記載は、IAS第17号「リース」に基づいております。
① ファイナンス・リース
連結会社は、ファイナンス・リースとして、検体検査機器等の賃貸を行っております。
原資産に関するリスクについては、賃貸期間を通じて保守サービスを提供することにより低減しております。
ファイナンス・リースに係るリース料債権(前連結会計年度はリース投資未回収総額、受取最低リース料の現在価値)及びこれらの調整額は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)

リース投資未回収総額受取最低リース料の現在価値
前連結会計年度
(2019年3月31日)
前連結会計年度
(2019年3月31日)
1年以内4,7624,020
1年超5年以内11,7489,761
5年超1,3791,028
合計17,89014,810
(内、無保証残存価値)(1,817)
控除:
未稼得金融収益1,544
無保証残存価値の現在価値1,535
受取最低リース料の現在価値14,810

(単位:百万円)
リース料債権
当連結会計年度
(2020年3月31日)
1年以内5,064
1年超2年以内4,181
2年超3年以内3,213
3年超4年以内2,295
4年超5年以内1,488
5年超1,009
割引前のリース料総額17,252
未稼得金融収益△1,227
無保証残存価値の現在価値1,500
正味リース投資未回収額17,524

② オペレーティング・リース
連結会社は、オペレーティング・リースとして、検体検査機器等の賃貸を行っております。
原資産に関するリスクについては、賃貸期間を通じて保守サービスを提供することにより低減しております。
オペレーティング・リース(前連結会計年度は解約不能オペレーティング・リース)に基づく将来の受取最低リース料総額は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)

前連結会計年度
(2019年3月31日)
1年以内2,045
1年超5年以内2,133
5年超213
合計4,391

(単位:百万円)
当連結会計年度
(2020年3月31日)
1年以内1,539
1年超2年以内734
2年超3年以内496
3年超4年以内318
4年超5年以内216
5年超138
合計3,442

当社グループが貸手となるリース契約によるリース収益は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
ファイナンス・リース
販売損益2,143
正味リース投資未回収額に対する金融収益434
正味リース投資未回収額の測定に含めていない変動リース料に係る収益-
オペレーティング・リース
リース収益11,427

なお、リース収益には指数又はレートに応じて決まるものではない変動リース料が含まれており、当連結会計年度において、5,574百万円であります。
(2) 借手側
前連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
比較情報である2019年3月期の記載は、IAS第17号「リース」に基づいております。
① ファイナンス・リース
連結会社は、ファイナンス・リースとして、検体検査機器等を賃借しております。
ファイナンス・リースに基づく将来の支払最低リース料総額及び現在価値は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)

将来の支払最低リース料将来の支払最低リース料の現在価値
前連結会計年度
(2019年3月31日)
前連結会計年度
(2019年3月31日)
1年以内219192
1年超5年以内204191
5年超--
合計423384
控除:利息相当額39
支払最低リース料の現在価値384

② オペレーティング・リース
連結会社は、オペレーティング・リースとして、建物等を賃借しております。
解約不能オペレーティング・リースに基づく将来の支払最低リース料総額は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)

前連結会計年度
(2019年3月31日)
1年以内6,997
1年超5年以内12,468
5年超4,617
合計24,082

費用として認識した支払最低リース料総額は、前連結会計年度において、7,473百万円であります。
当連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
連結会社は、借手として、事務所、検体検査機器等を賃借しております。主に事務所について、延長オプション及び解約オプションが付されており、契約条件はリースごとに異なっております。
また、残価保証、リースにより課されている制限又は制約、借手が契約しているがまだ開始していないリース及びセール・アンド・リースバック取引については、重要性はありません。
借手のリースに関連する損益の内訳は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
使用権資産の減価償却費
建物及び構築物3,766
機械装置及び運搬具1,081
工具、器具及び備品1,214
土地32
合計6,094
リース負債に係る金利費用834
短期リース費用878
少額資産リース費用258
変動リース料(注)22
使用権資産のサブリースによる収益1,087

(注)リース負債の測定に含めていない変動リース料に係る費用であります。
使用権資産の帳簿価額の内訳は以下のとおりであります。
(単位:百万円)
当連結会計年度
(2020年3月31日)
使用権資産
建物及び構築物16,462
機械装置及び運搬具2,122
工具、器具及び備品2,038
土地208
合計20,831

当連結会計年度における使用権資産の増加額は6,063百万円であります。
当連結会計年度におけるリースに係るキャッシュ・アウトフローの合計額は7,906百万円であります。
リース負債の満期分析については、注記「29.金融商品 (4)流動性リスク管理」に記載しております。