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四半期報告書-第65期第3四半期(平成27年8月1日-平成27年10月31日)

【提出】
2015/12/15 9:31
【資料】
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【項目】
25項目

有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間における世界経済といたしましては、米国は順調に推移し、欧州も金融緩和が奏功し緩やかな景気回復を見せましたが、中国経済は株式市場の混乱や新常態への移行に伴う景気減速が鮮明となり、新興国も含め総じて景気の先行きは不透明なものとなりました。
我が国経済におきましても、円安によるインバウンド消費が好調である反面、個人消費の伸び悩みや設備投資の鈍化など、景気の先行きに不透明感が見られる状況となっております。
当電子部品業界といたしましては、車載関連は順調でしたが、ITC関連の電子機器は低迷が続き、産業機器分野に於いては機械設備ならびにEMC関連も、年後半に入り鈍化傾向となっております。
この様な市場環境の中で当社グループは、小型フェライトコア並びにコイル・トランス製品を中心とした拡販活動を国内外市場で積極的に展開いたしました。また、海外での製造原価低減と品質改善に取り組み、世界競争に打ち勝つことの出来る高性能で高品質の製品を生産すべく活動を続けてまいりました。
当第3四半期連結累計期間のコイル・トランス販売は海外市場で増加したものの、フェライトコア販売は国内外市場で伸び悩み、売上高は12億2百万円(前年同四半期比10.2%減少)となりました。
損益面では、原価率の低減、経費等の削減に努めましたが、円安に伴う仕入原価上昇により営業損失は1億1千8百万円(前年同四半期は5千6百万円の営業利益)となりました。経常損失は営業外収益における為替差益などにより9千3百万円(前年同四半期は1億1千5百万円の経常利益)、四半期純損失は9千7百万円(前年同四半期は1億1千1百万円の四半期純利益)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
①電子部品材料事業
コイル・トランス販売は国内外市場で増加いたしましたが、逆にフェライトコア販売は両市場で伸び悩み、当事業の売上高は11億6千2百万円(前年同四半期比10.5%減少)となり、セグメント損失は1億5千万円(前年同四半期は2千1百万円のセグメント利益)となりました。
②不動産賃貸事業
当事業の売上高は4千万円(前年同四半期比2.3%減少)となり、セグメント利益は3千2百万円(前年同四半期比7.0%減少)となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べて1億3千2百万円減少し、45億6千3百万円となりました。このうち、流動資産は23億8百万円、固定資産は22億5千4百万円となりました。
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べて4千5百万円減少し、7億7千万円となりました。このうち、流動負債は2億1千6百万円、固定負債は5億5千4百万円となりました。
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べて8千6百万円減少し、37億9千2百万円となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、3千1百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5)従業員数
当第3四半期連結累計期間において、電子部品材料事業に係る連結子会社である珠海富田電子有限公司の人員減少により、当社グループ従業員数は前連結会計年度末に比して55名減少し404名となりました。
なお、従業員数は就業人員数であります。
(6)経営基盤安定化に向けての分析、検討内容及び解消、改善するための対応策
当社グループは、「第2 事業の状況 1 事業等のリスク」に記載のとおり、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しているものと認識しております。
当該重要事象等を解消し、経営基盤の安定化に向け以下記載のとおり取り組んでおります。
・当社グループは、車載、産業機器、医療機器、省エネ、環境分野を主眼に国内外市場での新規開拓に注力し、積極的な営業活動を展開することで販売拡大を図りながら、海外生産工場の継続的な品質改善や経費削減に向けた取り組みを推進し、利益重視の体制を強化してまいります。重点課題として以下の3点に取り組みます。
①車載、医療機器関連の新規受注獲得
②原価低減に向けた品質改善と省力化、自動化の推進
③高信頼性、高効率化を目的とした材質開発の促進
・研究開発においては、フェライトに関しては、新材質開発、既存材質の改良を行い、フェライトコアの最適設計に採用し市場ニーズに対応した優れた材質を提供しております。また、コイル・トランスは、回路の高密度化・高集積化に伴い小型・効率化に向け、自社製フェライトとの融合に取り組んでおります。今後の新製品、新技法については、電子機器の小型化・高温度化・高周波化に伴う小型・高性能・広温度範囲対応フェライトコア、省エネ対応として更なる低損失・高飽和磁束密度・高透磁率フェライトコアの開発・改良等を進めております。また、製造方法におきましても高級製品対応としてフェライトコアの成型技術・焼成技術・精密加工技術の高度化、低コストの製品設計、試作期間の短縮等を図り顧客開発スピードに寄与させております。
さらには、車載用コンバータートランス、セキュリティーコイル、センサーコイル、LED照明用電源トランス、医療用電源トランス、産機用センサーコイル、各種SMDトランス開発等、製品領域の拡大に取り組んでおります。
当社グループといたしましては、以上のことから、継続企業の前提に関する重要事象等を解消できるものと考えており、継続企業の前提に関する不確実性は認められないものと判断しております。

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