四半期報告書-第67期第1四半期(平成29年2月1日-平成29年4月30日)

【提出】
2017/06/14 13:24
【資料】
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【項目】
26項目

有報資料

文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 経営成績の分析
当第1四半期連結累計期間における世界経済といたしましては、米国は景気拡大への期待が政治不安を上回って堅調に推移し、欧州経済は金融緩和により緩やかな回復を続けました。これに対し、中国、インド等の新興国経済は先進国経済に特段の波乱が見られなかった事から横ばい状態を維持し、全体として安定的に推移しました。
我が国経済におきましては、引続き個人消費が伸び悩み、企業の設備投資の拡大や雇用状況の改善にもかかわらず、景気は精彩を欠くものとなりました。
当電子部品業界といたしましては、スマートフォンは底入れ感が見られ、車載関連は順調に推移しました。海外のICT関連にも復調の兆しが見られ、産業機器分野では半導体製造装置関連、磁気センサ関連、並びに電流センサ関連の需要が堅調に推移いたしました。
この様な市場環境の中で当社グループは、小型フェライトコア並びにコイル・トランス製品を中心とした拡販活動を国内外市場で積極的に展開いたしました。また、海外での製造原価低減と品質改善に取り組み、世界競争に打ち勝つことの出来る高性能で高品質の製品を生産すべく活動を続けてまいりました。
当第1四半期連結累計期間のフェライトコア販売、コイル・トランス販売は国内外市場で堅調に推移し、売上高は3億4千9百万円(前年同四半期比0.7%減少)となりました。
損益面では、売上高の回復、原価率の低減、経費等の削減に努めた結果、営業利益は2百万円(前年同四半期は5千8百万円の営業損失)となりました。経常利益は営業外費用における為替差損等により1百万円(前年同四半期は1億4千4百万円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は25万円(前年同四半期は1億4千5百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
① 電子部品材料事業
当第1四半期連結累計期間のフェライトコア販売、コイル・トランス販売は国内外市場で堅調に推移し、売上高は3億3千3百万円(前年同四半期比1.5%減少)となり、セグメント損失は8百万円(前年同四半期は6千9百万円のセグメント損失)となりました。
② 不動産賃貸事業
当事業の売上高は1千5百万円(前年同四半期比19.3%増加)となり、セグメント利益は1千万円(前年同四半期比1.1%増加)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末に比べて1億6百万円減少し、44億1千8百万円となりました。このうち、流動資産は22億1千万円、固定資産は22億7百万円となりました。
当第1四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末に比べて6千4百万円減少し、8億8千7百万円となりました。このうち、流動負債は1億7千2百万円、固定負債は7億1千4百万円となりました。
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べて4千2百万円減少し、35億3千万円となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1千万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(5) 重要事象等についての分析、検討内容及び解消、改善するための対応策について
当社グループは、1.「事業等のリスク」に記載のとおり、継続企業の前提に関する注記を開示するまでに至らないものの、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しているものと認識しております。
当該重要事象等の解消及び経営基盤の安定化に向け以下記載のとおり取り組んでおります。
・当社グループは、車載、産業機器、IoT、医療機器、省エネ・環境分野を主眼に国内外市場での新規開拓に向け、新たに欧州営業窓口を開設し、積極的な営業活動を展開することで販売拡大を図りながら、海外生産工場の継続的な品質改善や経費削減に向けた取り組みを推進し、利益重視の体制を強化してまいります。
重点課題として以下の3点に取り組みます。
① 車載、産業機器、IoT、医療機器関連の新規受注獲得
② 原価低減に向けた品質改善と省力化、自動化の推進
③ 高信頼性、高効率化を目的とした材質開発の推進
・研究開発においては、フェライトに関しては、新材質開発、既存材質の改良を行い、フェライトコアの最適設計に採用し市場ニーズに対応した優れた材質を提供しております。世界トップクラス材質である2Nシリーズは車載・医療・通信・産機・セキュリティーの多分野で採用頂いております。また、コイル・トランスは、回路の高密度化・高集積化に伴い小型・効率化に向け、自社製フェライトと融合させ研究開発を行っております。また、顧客要求及び市場ニーズ対応へのスピードアップを図るべく、研究開発要員の強化並びに試験設備・機器を積極的に導入し、より効果的な研究開発が出来る体制をとっております。
今後の新製品、新技法については、電子機器の小型化・高温度化・高周波化に伴う小型・高性能・広温度範囲対応フェライトコア、省エネ対応として更なる低損失・高飽和磁束密度・高透磁率フェライトコアの開発・改良等を進めております。また製造方法におきましても高級製品対応としてフェライトコアの成型技術・焼成技術・精密加工技術の高度化、低コストの製品設計、試作期間の短縮等を図り顧客開発スピードに寄与させております。
さらに、これらの高性能フェライトコアを使用したコイル・トランスとその応用製品である車載用コンバータートランス、セキュリティーコイル、センサーコイル、LED照明用電源トランス、医療用電源トランス、産機用センサーコイル、各種SMDトランスの開発等、製品領域の拡大に取り組んでおります。一例としまして、未来へ向けた車載用製品を顧客と共同で開発中であり、今後は更に顧客とタイアップした開発案件を増加させます。
当社グループといたしましては、以上のことから、継続企業の前提に関する重要事象等を解消できるものと考えており、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。

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