訂正有価証券報告書-第53期(平成25年1月1日-平成25年12月31日)

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2017/09/08 9:02
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有報資料

今後の市場環境は、円安と株高による国内企業の収益改善や新たな経済政策への期待感から景気浮揚が見込まれる一方、消費税増税による消費の落ち込みや長期化するエネルギー不安と原材料価格の高騰による製造コストの増加など多くの懸念材料もあり、先行きは決して楽観視できるものではないと考えております。
このような事業環境の下、当社グループにおきましては、新たな市場を創造し更なる成長を実現するため、『スピード化』『差別化』『顧客満足度の向上』を基本方針とする新中期3ヵ年計画を策定しスタートいたしました。
SSP部門におきましては、当連結会計年度において受注が大きく伸張したことに伴い、防災設備工事及び保守点検の増加、施工管理体制の強化を図り、防災設備工事及び保守点検作業の増加に対応してまいります。また、業務品質の向上を目的とした社員教育を徹底し技術力を高めることにより、質の高いサービスを提供してまいります。
一方、当社が得意とするガス消火設備は、円安により輸入消火ガス(HFC-227ea)の価格が上昇するものの、当該設備全体の原価低減を図ることにより収益の確保に努めてまいります。
サーマル部門におきましては、熱板及びセンサーなど半導体市場向け製品のシェア拡大と新たな市場へ向けた新製品の開発を進めるとともに、機械式温度調節器であるメカサーモの拡販にも注力してまいります。
また、顧客のニーズに対応するため、差別化製品の新規投入や温度センサー用の部品である石英管加工を内製化するなど、コスト構造の改善にも積極的に取り組んでおります。
メディカル部門におきましては、販売元による人工腎臓透析装置の一部地域への出荷が終了するため、当社の全体の生産台数も減少いたしますが、海外市場の新規開拓に必要な各国認証の取得により、海外向け人工腎臓透析装置の生産量を確保してまいります。
また、当社が保有する製造販売業等の各種許認可と、これまでに培った医療用製造技術の応用により、国内向けに新たな医療機器の開発と製造にも取り組んでまいりたいと考えております。
PWBA部門におきましては、中国子会社の生産が拡大する中、現地日系顧客から当該子会社に対し、QCD[品質(Quality)、価格(Cost)、納期(Delivery)]向上に対する更なる要求が強まり、これらに対応すべく組織の見直し、生産性の改善、原価低減活動等に積極的に取り組むことにより、顧客の要求に対応してまいります。
また、中国子会社への生産移管にともなう国内の空洞化対策として、コスト競争力を更に高めることにより、新規顧客の獲得にも努力してまいります。
これからも、経営基盤と収益力の一層の強化を図るとともに、コンプライアンスはもとよりCSR[企業の社会的責任(Corporate Social Responsibility)]への取り組みも積極的に推進し、企業価値の向上に努めてまいります。

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