四半期報告書-第28期第3四半期(平成29年10月1日-平成29年12月31日)

【提出】
2018/02/13 10:01
【資料】
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【項目】
27項目

有報資料

(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間における電子機器業界においては、民生用電子機器の需要が減少したものの、産業用電子機器並びに電子部品・デバイスの需要が増加した結果、電子機器業界全体の市場は前年同期比増という状況で推移いたしました。
ASICにおいては、これまでの主力分野であるゲーム機器、デジタルカメラ、事務機器分野に加え、FA、ロボティクスなどの産業機器分野における国内外の有力顧客に向け、顧客の機器・サービスのアプリケーションに最適なソリューションを提供しております。その競争力は、顧客のアプリケーションに関する深い理解と独自のコア技術を基に、アルゴリズム・アーキテクチャの開発から性能・コスト競争力に優れたシステムLSIの開発・供給を、上流の論理設計から下流の物理設計、製造オペレーション、品質保証に至るまで一貫したサポート体制で提供できることにあります。
ASSPにおいては、国内外の競合企業や市場環境の変化に適応しつつ、IoT時代の到来により更なる成長を図るため、成長機器市場の有力グローバル企業に向けたビジネスを立ち上げ、事業ポートフォリオのバランスの改善に取り組んでおります。そのための施策として、IoT分野の製品を中心にプラットフォームを構成する製品の拡充を図るとともに、成長機器市場における有力グローバル企業とのビジネス関係を更に緊密にし、重点的にグローバルに通用する人材の育成を図りつつ、収益構造の転換を積極的に進めております。
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、主にゲームソフトウェア格納用LSI(カスタムメモリ)、Smart Connectivity LSI及びMEMSタイミングデバイスの需要がそれぞれ増加したことにより、売上高は673億6千9百万円(前年同四半期比38.1%増)となりました。また、海外企業の買収に伴うのれん及び無形固定資産の償却費が21億1千3百万円発生し、償却前の営業利益は48億6千9百万円、償却後の営業利益は27億5千5百万円(同74.5%増)、経常利益は24億3千5百万円(同172.2%増)となり、特別利益として投資有価証券売却益が9億3千1百万円発生し、親会社株主に帰属する四半期純利益は18億5千3百万円(前年同四半期は10億6千9百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
当社グループは単一の事業セグメントであるため、セグメント情報に関連付けた記載を行っておりません。
(2) 財政状態の変動状況
当第3四半期連結会計期間末における総資産は916億6千7百万円(前連結会計年度比112億2百万円の増加)となりました。主要な項目を前連結会計年度と比較すると、現金及び預金が20億3千5百万円、受取手形及び売掛金が60億1千2百万円、投資有価証券が28億5千5百万円それぞれ増加した一方で、のれんが17億9千6百万円減少しております。
負債合計は602億3百万円(同73億6千9百万円の増加)となりました。主要な項目を前連結会計年度と比較すると、支払手形及び買掛金が25億1千1百万円、短期借入金が61億6百万円、長期借入金が15億円それぞれ増加した一方で、1年内返済予定の長期借入金が30億円減少しております。
純資産は314億6千4百万円(同38億3千3百万円の増加)となりました。この結果、自己資本比率は34.3%(前連結会計年度末と同率)となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、139億5千5百万円となり、前連結会計年度に比べ20億1百万円の増加(前年同四半期は36億2千9百万円の減少)となりました。当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フローは、17億5千9百万円の資金の獲得(前年同四半期は35億9千9百万円の資金の使用)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益が31億3千1百万円(前年同四半期は2億7百万円の税金等調整前四半期純損失)となり、減価償却費が20億8千4百万円発生し、仕入債務が25億4千3百万円の増加となった一方で、売上債権が60億3千4百万円の増加となったことによるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローは、36億1千6百万円の資金の使用(前年同四半期は47億7百万円の資金の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出が17億1千2百万円、無形固定資産の取得による支出が20億5千7百万円あった一方で、投資有価証券の売却による収入が11億5千2百万円あったことによるものであります。この結果、営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローを合算したフリー・キャッシュ・フローは、18億5千6百万円の資金の使用(前年同四半期は83億6百万円の資金の使用)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、39億9百万円の資金の獲得(前年同四半期は52億1百万円の資金の獲得)となりました。これは短期借入金が61億4千2百万円の純増となった一方で、長期借入金の返済による支出が15億円、配当金の支払額が7億3千2百万円あったことによるものであります。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
① 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
② 株式会社の支配に関する基本方針は定めておりませんが、買収防衛策や濫用的買収者から株主の皆様の利益を守ることは会社の経営上重要な事項として認識しており、最近の企業買収動向について常時情報を収集しております。
(6) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は、46億4百万円(前年同四半期比35.2%増)となっております。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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