6789 ローランドディー.ジー.

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四半期報告書-第36期第3四半期(平成28年7月1日-平成28年9月30日)

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2016/11/14 10:06
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有報資料

当社は、前連結会計年度より決算期を3月31日から12月31日に変更いたしました。経過期間となった前連結会計年度につきましては、当社は4月から12月の9ヶ月間、12月決算の連結子会社は1月から12月の12ヶ月間を連結対象期間としておりました。このため、前期と比較する場合については、前期実績を当連結対象期間と同一の期間に調整した数値に補正して増減比を記載しております。
(1)経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間(平成28年1月1日から平成28年9月30日まで)における世界経済は、米国や欧州では、総じて緩やかな回復基調となりました。しかしながら、中国やブラジルをはじめとする新興国経済の成長鈍化や資源国経済の低迷、さらには金融市場の大幅な変動や地政学的リスクの高まり等、さまざまな景気の下振れリスクを抱えながら、依然として先行き不透明な状況で推移しました。また、6月に英国で欧州連合(EU)離脱の選択がなされた影響もあり、わが国においても、急激な円高や株価下落が進行する等、景気の先行きに対する懸念が強まっております。
このような状況の中、当社グループでは、平成28年度を初年度とする5ヶ年の中期経営計画を策定し、当期より取り組みを開始いたしました。この中期経営計画では、「GrowthOne(グロースワン) イノベーションによる持続的成長」を基本方針に掲げ、①成長分野の事業化の加速、②ソリューションプロバイダへの転身、③イノベーション集団への転身、という3つの重点課題にグループ一体となってチャレンジしていくことで、高付加価値市場を創出し、持続的な成長を目指してまいります。
当第3四半期は、これまでの主力市場であるサイン(広告・看板製作)市場における活動に加え、オリジナルグッズ等の製作を行うリテイル市場や布地に印刷を施すテキスタイル市場、さらにはデンタル(歯科医療)市場といった新たな成長分野の開拓に注力いたしました。
これらの取り組みの結果、当第3四半期の売上高は、為替によるマイナスの影響があったこともあり、前年同期比4.6%減の329億28百万円となりました。費用面では、売上原価率が前年同期よりやや上昇し、一方、販売費及び一般管理費は、円高であったことに加え、経費の削減に努めた結果、前年同期を下回りました。これにより、営業利益は、前年同期比10.0%減の35億87百万円となり、また、経常利益は、前年同期比9.8%減の32億62百万円となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は、ソフトウェア資産の除却等の固定資産除売却損による特別損失を前年同期に計上したことや、法人税、住民税及び事業税の減少等により、前年同期比7.1%増の22億26百万円となりました。
なお、当第3四半期における主要通貨の為替レート(平成28年1月~平成28年9月の平均レート)は、108.72円/米ドル(前年同期120.91円)、121.24円/ユーロ(前年同期134.81円)でした。
当社及び連結子会社の事業は、コンピュータ周辺機器の製造販売であり、区分すべき事業セグメントが存在しないため、単一セグメントとなっております。なお、品目別の売上高は、以下の通りであります。
品目別売上高
品目前第3四半期連結累計期間
(補正後)
当第3四半期連結累計期間増減額
(百万円)
(補正後)
構成比増減
(%)
(補正後)
前年同期比
(%)
(補正後)
金額(百万円)構成比(%)金額(百万円)構成比(%)
プリンター14,63542.413,28140.3△1,353△2.190.8
プロッタ1,0903.29933.0△96△0.291.1
工作機器2,7447.93,0919.43461.5112.6
サプライ11,27532.610,23231.1△1,042△1.590.8
その他4,78413.95,32816.25432.3111.4
合計34,530100.032,928100.0△1,601-95.4

[プリンター]
従来からの主力市場であるサイン(広告・看板製作)市場は、先進国においては、成熟化傾向にあることを受け、高付加価値製品や良質なサービス・サポートの提供により顧客満足度を向上させていくことで、市場シェアの維持・拡大を図っております。一方、新興国においては、販売網の整備・拡充を実施しながら積極的なセールス・マーケティング活動を推進していくことで、市場拡大に努めております。また、今後の成長分野として、紙以外の多様な材料に印刷が可能なUVプリンターや布地への印刷用途に特化したテキスタイル用プリンターによる“新しい印刷市場”の開拓にも積極的に取り組んでおります。
当期間は、サイン市場では、今年3月にスタンダード機種の新製品「TrueVIS(トゥルービズ)VGシリーズ」を発売したことに加え、今年9月には低価格機種の新製品「TrueVIS SGシリーズ」をリリースする等、ユーザーのビジネス競争力向上を実現する新たなソリューションを提案しました。両製品ともに新開発のヘッド及びインクによる鮮やかな色彩と優れた印刷品質が、サイン製作のプロの方々から高い評価を頂いております。しかしながら、高価格帯から中・低価格帯へと市場ニーズが変化してきたことや、競合他社との厳しい競争が続いていること等を背景に、高価格帯のプロ用機種については、低調な販売状況が続きました。
一方、スマートフォンケースやノベルティ等に写真やイラストを印刷してオリジナルグッズを製作するリテイル市場では、小型UVプリンターLEFシリーズが好調に推移しました。ショッピングセンターやDIYショップ等の大型店舗において、集客率向上や商品の差別化を図るための施策として、店舗内にUVプリンター等を導入してオリジナルグッズを製作・販売するサービスを開始するケースが増加していることもあり、ビジネスチャンスが広がっています。こうした小型UVプリンターの需要増加を捉え、今年1月に高い生産性を実現した新製品LEF-300を市場に投入したことや、リテイル市場専門チームによる活動をスタートしたこと等が奏功し、先進国を中心に売上を伸ばしています。
また、テキスタイル市場では、スポーツウェアやオリジナルウェアの製作用途で、昨年12月に発売したXT-640をはじめとするテキスタイル専用プリンターの導入が進みました。
このように、当期間では、オリジナルグッズ製作用途でUVプリンターが大きく売上を伸ばし、また、布地への印刷用途でテキスタイル用プリンターが伸長する等、新しい印刷市場の開拓が進み成果を上げましたが、主力のサイン市場における売上の減少が影響し、プリンターの売上高は132億81百万円(前年同期比90.8%)となりました。
[プロッタ]
導入しやすい価格のGS-24が好調に推移したものの、一部の高価格機種が前年同期を下回ったこともあり、プロッタの売上高は9億93百万円(前年同期比91.1%)となりました。
[工作機器]
従来から取り組んでいる製造業や彫刻業における活動に加えて、デジタル化のニーズが高まるヘルスケア分野に向けた取り組みを強化しております。なかでもデンタル(歯科医療)市場は、世界各地域における積極的な取り組みにより、工作機器カテゴリーの主力市場に成長しております。
当期間は、製造業向けの3次元切削加工機が伸び悩みました。一方、新規販売網の開拓が順調に進んでいるデンタル市場では、昨年10月に発売したデンタル加工機DWXシリーズの新製品2機種が好調に推移していることもあり、北米や欧州、日本等の先進国に加え、アジアにおいても大きく売上を伸ばしました。世界各地域に広がる販売ネットワークを通じた効率的なセールス・マーケティング活動と良質なサービス・サポートの提供により、競合他社との差別化を図りながら着実にビジネスを拡大しております。一人ひとりに合った治療やサービスが必要とされる歯科医療をはじめとするヘルスケア分野は、デジタル技術やものづくりのノウハウといった当社の持つ強みを発揮できる分野であり、今後も成長市場と位置付けて注力してまいります。
このように、当期間では、製造業向けの3次元切削加工機が伸び悩みましたが、世界各地域で活動強化を図っているデンタル加工機が大きく伸長したことにより、工作機器の売上高は30億91百万円(前年同期比112.6%)となりました。
[サプライ]
UVプリンターやテキスタイル用プリンターのインクが伸長したものの、サイン市場向けプリンターのインクの売上が前年同期を下回ったこと等により、サプライの売上高は102億32百万円(前年同期比90.8%)となりました。
[そ の 他]
保守やサービスパーツ等のその他売上については、プリンターやデンタル加工機の導入に伴う保守契約やサービスパーツの売上が増加したこと等により、売上高は53億28百万円(前年同期比111.4%)となりました。
地域別の売上高は、以下の通りであります。
地域別売上高
地域前第3四半期連結累計期間
(補正後)
当第3四半期連結累計期間増減額
(百万円)
(補正後)
構成比増減
(%)
(補正後)
前年同期比
(%)
(補正後)
金額(百万円)構成比(%)金額(百万円)構成比(%)
日本3,68510.73,98112.12961.4108.0
北米9,95928.89,38428.5△575△0.394.2
欧州11,87734.411,29234.3△585△0.195.1
アジア2,4787.22,9438.94651.7118.8
その他6,52918.95,32616.2△1,203△2.781.6
合計34,530100.032,928100.0△1,601-95.4

[日 本]
プリンターでは、サイン市場向けのプリンターが低調だったものの、オリジナルグッズ製作用途に提案している小型UVプリンターやテキスタイル用プリンターが大きく伸長しました。工作機器では、企業のものづくり用途に提案している3次元切削加工機等が伸び悩みましたが、デンタル加工機DWXシリーズの販売が好調に推移しました。
これらの結果、日本の売上高は39億81百万円(前年同期比108.0%)となりました。
[北 米]
プリンターでは、サイン市場向けの新製品VGシリーズをはじめとする導入しやすい価格帯の機種の販売が堅調でしたが、高価格帯のプロ用機種やUVプリンターが前年同期を下回りました。一方、工作機器では、新規販売網の開拓が進んだことやキャンペーン等の実施により、デンタル加工機が大きく伸長しました。
しかしながら、米ドルに対する円高の影響もあり、北米の売上高は93億84百万円(前年同期比94.2%)となりました。
[欧 州]
プリンターでは、サイン市場向けのプリンターが低調に推移しました。一方、UVプリンターは、ショッピングセンターやDIYショップ等の大型店舗に小型UVプリンターが導入されるケースが増加していることもあり、欧州全域で前年同期を上回る結果となりました。また、テキスタイル用プリンターも、スポーツウェア等の製作用途で導入が進みました。工作機器では、デンタル加工機が大きく伸長しました。
しかしながら、ユーロに対する円高の影響もあり、欧州の売上高は112億92百万円(前年同期比95.1%)となりました。
[ア ジ ア]
中国では、プリンターの販売が好調に推移したことに加え、新規販売網の開拓が順調に進んだことが奏功し、デンタル加工機等が伸長しました。韓国では、小型UVプリンターやデンタル加工機が売上を大きく伸ばしました。また、ASEAN地域やインドでは、現地販売店との連携強化を図りながら積極的なセールス・マーケティング活動を推進し、サイン市場向けのプリンターを中心に売上を伸ばしました。
これらの結果、アジアの売上高は29億43百万円(前年同期比118.8%)となりました。
[そ の 他]
オーストラリアでは、サイン市場向けのプリンターが伸び悩みました。また、政治の混迷が続き経済情勢の悪化が長期化しているブラジルや、資源価格下落の影響を受けている中東及び一部の南米地域では、主にプリンターの販売が低迷し、前年同期を大きく下回る結果となりました。
これらの結果に加え、主にブラジルレアルに対する円高の影響もあり、その他地域の売上高は53億26百万円(前年同期比81.6%)となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期末の総資産は、前連結会計年度末と比べ25億22百万円減少し、354億57百万円(前連結会計年度末比93.4%)となりました。流動資産では、受取手形及び売掛金が3億17百万円増加した一方で、現金及び預金が8億60百万円、商品及び製品が7億35百万円、未収入金等のその他の流動資産が3億29百万円、それぞれ減少いたしました。固定資産では、特に大きな変動はありませんでした。
当第3四半期末の負債は、8億42百万円増加し、159億12百万円(前連結会計年度末比105.6%)となりました。流動負債では、未払法人税等が5億55百万円、未払金等のその他の流動負債が5億円、それぞれ減少しました。固定負債では、長期借入金が返済はありましたが自己株式の取得資金として18億円増加いたしました。
当第3四半期末の純資産は、33億65百万円減少し、195億45百万円(前連結会計年度末比85.3%)となりました。当期の業績等に伴う増加があるものの、自己株式の消却等により利益剰余金が18億38百万円減少し、また、円高となったこと等により為替換算調整勘定が13億88百万円の減少となりました。
(3)対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、連結会社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
なお、今後の事業運営の方針等について、別途、平成28年度を初年度とする5ヶ年の中期経営計画を策定し、取り組みを進めております。
(4)研究開発活動
当社及び連結子会社における研究開発活動は当社で行っており、当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は23億38百万円であります。
(5)従業員数
当第3四半期連結累計期間において、連結会社及び当社の従業員数に著しい増減はありません。
(6)生産、受注及び販売の実績
当社はセル生産方式によるフレキシブルな生産体制をとっており、生産は比較的変動いたします。因みに当第3四半期連結累計期間における生産実績は以下の通りであります。前連結会計年度は、決算期の変更により、平成27年4月1日から平成27年12月31日までの9ヶ月決算となっております。このため、対前年同期比については記載しておりません。なお、受注及び販売実績の著しい変動はありません。
生産実績
品目当第3四半期連結累計期間(千円)前年同期比(%)
プリンター10,163,110-
プロッタ792,164-
工作機器2,388,446-
サプライ3,187,388-
合計16,531,110-

(注)生産金額は当社の標準販売価格によっております。
(7)主要な設備
当第3四半期連結累計期間において、主要な設備に著しい変動はありません。

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