有価証券報告書-第29期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)

【提出】
2014/06/30 11:13
【資料】
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【項目】
126項目

研究開発活動

当社グループでは、顧客に喜ばれるヒューマン・インターフェースを重視した製品の開発、及びデザイン性の高い製品の開発に注力しております。
潜在的なニーズをウォンツに変えるためのマーケティング技術を駆使して調査し、その課題を研究開発テーマとして発掘、実現のためのデザイン性の追求及び製品開発に取組んでおります。また、近年は無線化等をはじめとする技術トレンド情報の収集や研究開発にも力を入れております。
当連結会計年度の各品目における研究開発活動は、以下のとおりであります。なお、当社グループはパソコン及びデジタル機器関連製品の開発・製造・販売の単一セグメントであるため、商品区分である品目別で内容を記載しております。
(1)パソコン関連
当品目では、パソコン関連のアクセサリや入力機器等の開発に注力し、順調に販売を伸ばしました。
なお、当品目においてiF product design award 2014を1件、2013年度グッドデザイン賞を2件受賞いたしました。
(2)スマートフォン・タブレット関連
当品目では、スマートフォン及びタブレット端末用ケース、ケーブル、充電池等の開発に注力し、順調に販売を伸ばしました。
なお、当品目において2013年度グッドデザイン賞を1件受賞いたしました。
(3)周辺機器
ストレージ製品においては、外出先からでもパソコン、スマートフォン及びタブレット端末等からアクセスが可能となるNAS(※)の開発に注力しました。メモリ製品においては、産業機械分野向け製品開発やセキュリティ機能を高めた製品開発に注力いたしました。ネットワーク製品においては、11ac規格に準拠した超高速通信が可能な無線LANルータ等の開発に注力いたしました。
(※)NAS … Network Attached Storageの略称で、ネットワークに直接接続して使用できるファイルサーバーをいいます。
(4)その他
当品目では、Bluethooth無線方式を採用したAV関連製品や、車載関連製品、LED照明の開発に注力いたしました。
なお、当品目においてiF product design award 2014を1件、2013年度グッドデザイン賞を2件受賞いたしました。
以上の結果、当連結会計年度の研究開発費の総額は1,273百万円となっております。