有価証券報告書-第38期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)
研究開発活動
当社グループは、光源・光学技術、精密印刷技術、装置設計技術、画像処理技術などの要素技術の開発から新製品の開発まで、積極的な研究開発活動を行っております。
なお、当連結会計年度における当社グループの研究開発費の総額は4億15百万円であり、ランプ事業は1億47百万円、製造装置事業は2億38百万円、検査装置事業は28百万円となっております。
当連結会計年度の各セグメントにおける研究開発活動は、以下のとおりであります。
① ランプ事業
プロジェクター用光源においては、大幅なコストダウンを実現するため各種部品の加工方法から見直しをはかり、一部の部品については、その研究成果を元に内製化を実施しました。また、より高効率化を目指すため、点灯方式をDC方式からAC方式に代え、業界最高峰の高効率でコスト競争力のある製品開発を行い、平成27年3月期よりサンプル品の出荷を実施してまいります。
また、当該光源の応用製品である露光装置用光源においては、長寿命化を目的とした光源の開発を行い、更なる長寿命化の目処をつける事ができました。更にシステム(露光装置)のコストダウンを行うため、搭載ランプ灯数の削減の実現に向けた高効率化に取組んでまいります。
LEDランプユニットRleds(アールレッズ)においては、店舗用照明LEDランプとして、φ70JDR85Wタイプ、コンパクト蛍光灯代替FDLタイプの開発を行いました。今後は、よりレトロフィットな電球、シャンデリア球の開発に取組んでまいります。
また、前事業年度に開発着手いたしました1000W水銀灯代替ランプにつきましては、260WLEDランプを開発いたしました。更には大型施設の投光照明のLED化を目的として侠角配光で高出力な400WLEDランプの開発に着手しております。
② 製造装置事業
Flat Panel Display業界では、業界市場を爆発的な勢いで牽引してきたスマートフォンやタブレット端末向けの高精細中小型パネルや新たにフルハイビジョンの次世代製品となる高精細4K2Kパネルテレビの量産化が活発化しております。その環境下で、当社は、一層の高精細化パネルの需要に対応するため、大型パネルから中小型パネルまで幅広い対応が可能なフレキソ印刷機の効率化へ向けた開発、また、高精細・高精度技術に対応したインクジェット印刷機、精密グラビアオフセット印刷機は、タッチパネルに構成される機能性膜の印刷を可能にする装置の開発を行ってまいりました。今後もさらに、高い技術を維持しながら生産性・利便性に優れた装置へと開発を進めてまいります。
また、フレキソ印刷機に使用されるNSC版(版製品)につきましても、印刷面の表面形状組成やパターニング加工について従来製法とは異なる独自製法の開発に成功し、既に高精細パネルの量産に採用されており、また、原材料の試作・開発段階から最終製品化まで一貫した開発体制を構築して、品質の改善及び改良にも取り組んでおります。
今後、更に続く高精細印刷技術と多種多様な印刷用途へ対応するため、引き続き開発を行ってまいります。
なお、当連結会計年度における当社グループの研究開発費の総額は4億15百万円であり、ランプ事業は1億47百万円、製造装置事業は2億38百万円、検査装置事業は28百万円となっております。
当連結会計年度の各セグメントにおける研究開発活動は、以下のとおりであります。
① ランプ事業
プロジェクター用光源においては、大幅なコストダウンを実現するため各種部品の加工方法から見直しをはかり、一部の部品については、その研究成果を元に内製化を実施しました。また、より高効率化を目指すため、点灯方式をDC方式からAC方式に代え、業界最高峰の高効率でコスト競争力のある製品開発を行い、平成27年3月期よりサンプル品の出荷を実施してまいります。
また、当該光源の応用製品である露光装置用光源においては、長寿命化を目的とした光源の開発を行い、更なる長寿命化の目処をつける事ができました。更にシステム(露光装置)のコストダウンを行うため、搭載ランプ灯数の削減の実現に向けた高効率化に取組んでまいります。
LEDランプユニットRleds(アールレッズ)においては、店舗用照明LEDランプとして、φ70JDR85Wタイプ、コンパクト蛍光灯代替FDLタイプの開発を行いました。今後は、よりレトロフィットな電球、シャンデリア球の開発に取組んでまいります。
また、前事業年度に開発着手いたしました1000W水銀灯代替ランプにつきましては、260WLEDランプを開発いたしました。更には大型施設の投光照明のLED化を目的として侠角配光で高出力な400WLEDランプの開発に着手しております。
② 製造装置事業
Flat Panel Display業界では、業界市場を爆発的な勢いで牽引してきたスマートフォンやタブレット端末向けの高精細中小型パネルや新たにフルハイビジョンの次世代製品となる高精細4K2Kパネルテレビの量産化が活発化しております。その環境下で、当社は、一層の高精細化パネルの需要に対応するため、大型パネルから中小型パネルまで幅広い対応が可能なフレキソ印刷機の効率化へ向けた開発、また、高精細・高精度技術に対応したインクジェット印刷機、精密グラビアオフセット印刷機は、タッチパネルに構成される機能性膜の印刷を可能にする装置の開発を行ってまいりました。今後もさらに、高い技術を維持しながら生産性・利便性に優れた装置へと開発を進めてまいります。
また、フレキソ印刷機に使用されるNSC版(版製品)につきましても、印刷面の表面形状組成やパターニング加工について従来製法とは異なる独自製法の開発に成功し、既に高精細パネルの量産に採用されており、また、原材料の試作・開発段階から最終製品化まで一貫した開発体制を構築して、品質の改善及び改良にも取り組んでおります。
今後、更に続く高精細印刷技術と多種多様な印刷用途へ対応するため、引き続き開発を行ってまいります。