このような事業環境下において,当社グループの当連結会計年度の受注高は前期比1.8%減の1兆3,739億円となりました。また,売上高についても前期比6.5%減の1兆3,865億円となりました。
損益面では,ボイラ・原動機の減収,民間向け航空エンジンの検査プロセスの厳格化に伴う減収やプログラム費用の追加負担の影響に加え,車両過給機で主に欧州での販売台数が減少したことなどにより,営業利益は,216億円減益の607億円となりました。経常利益は,当社の関連会社であるジャパン マリンユナイテッド株式会社の業績悪化に伴う持分法投資損失の計上などにより減益幅が拡大し,334億円減益の322億円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は,270億円減益の128億円となりました。
新型コロナウイルス感染拡大の収束が見通せない状況下において,当社グループでは,従業員と従業員の家族,ステークホルダーの皆さまの安全・健康を最優先にしつつ,在宅業務の徹底など,感染拡大防止策を講じた上で,事業活動を継続しております。一方で,このような厳しい環境下で,民間航空機エンジン事業において,旅客需要の急減やエアラインの経営状況の悪化の影響を受けるほか,車両過給機事業において,自動車需要の減少や,自動車会社の工場生産停止の影響を受けることなどが想定されます。また,他の事業においても,外出自粛などの感染拡大防止策の長期化により,進行中案件の建設工程での遅延が懸念されます。こうした新型コロナウイルス感染拡大の影響を最小限に抑えるべく,リスクマネジメントの強化や事業体質の転換など,経営環境の変化に柔軟に対応した施策を講じてまいります。
2020/06/25 15:19