四半期報告書-第78期第1四半期(平成28年4月1日-平成28年6月30日)

【提出】
2016/08/09 10:16
【資料】
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【項目】
29項目

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当社グループの当第1四半期連結累計期間の連結業績は、売上高につきましては、円高に伴う為替影響等により736億円(前年同期比25億円減、3.4%減)となり、利益につきましても、営業利益は35億円(同5億円減、14.4%減)、経常利益は為替差損等の計上により18億円(同18億円減、50.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億円(同10億円減、70.2%減)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
① 日本
売上高は226億円(前年同期比4億円減、1.9%減)となり、セグメント利益(営業利益)は新車展開に係る費用等により2億円(同11億円減、83.2%減)となりました。
② 米州
トランスミッション部品事業の増収等はあったものの、為替影響により、売上高は264億円(同31億円減、10.5%減)となりました。また、セグメント利益は、合理化効果等により12億円(同3億円増、40.1%増)となりました。
③ 欧州
得意先の増産影響はあったものの、為替影響により、売上高は79億円(同4億円減、5.2%減)となり、セグメント利益は1億円(同1億円減、60.7%減)となりました。
④ アジア
為替影響はあったものの、得意先の増産影響により、売上高は165億円(同14億円増、9.4%増)となり、セグメント利益は17億円(同4億円増、40.0%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、現金預金が17億円増加したものの、受取手形及び売掛金が31億円、たな卸資産が20億円、有形固定資産が56億円それぞれ減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ102億円減の2,229億円となりました。
負債につきましては、支払手形及び買掛金が34億円、退職給付に係る負債が7億円それぞれ減少したこと等により、前連結会計年度末に比べ43億円減の996億円となりました。
純資産につきましては、利益剰余金が3億円、その他の包括利益累計額が52億円それぞれ減少しております。この結果、前連結会計年度末に比べ59億円減の1,233億円となりました。自己資本比率は、前連結会計年度末に比べ0.1ポイントマイナスの51.5%となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は9億円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。