有価証券報告書-第88期(平成27年4月1日-平成28年3月31日)
(重要な後発事象)
当社は、平成28年1月28日開催の取締役会において、当社及び三菱重工工作機械株式会社(以下「三菱重工工作機械」といいます。)の自動車用エンジンバルブ事業を統合(以下「本事業統合」といいます。)することに関して、三菱重工工作機械との間で中空バルブ(下記(注1)及び(注2)参照)事業に係る株主間契約(以下「本株主間契約」といいます。)を締結のうえ、本株主間契約に基づき、当社が子会社(会社名:フジホローバルブ株式会社)(以下「本子会社」といいます。)を設立し、本子会社において、当社の軸中空バルブ(注1)事業及び三菱重工工作機械の傘中空バルブ(注2)事業における中空製造工程の製造事業に係る各権利義務を会社分割により承継することを決議いたしました。
併せて、本事業統合のうち中実バルブ(注3)事業について、三菱重工工作機械における同事業を当社が譲り受けることについても決議し、同日事業譲渡契約を締結いたしました。
(注1)エンジンバルブのうち、軸内部を空洞にした製品をいいます。
(注2)エンジンバルブのうち、軸内部及びヘッド(一般に「傘」といわれます。)内部を空洞にした製品をいいます。
(注3)エンジンバルブのうち、内部に空洞のない製品をいいます。
1.子会社の設立
(1)子会社設立の目的
当社は、自動車用エンジンバルブ事業における競争力を高め、事業規模の維持・拡大を図るためには、多様な製品展開と量産効果に伴うコストダウンを実現することが有効かつ不可欠であるとの判断の下、当社及び三菱重工工作機械の自動車用エンジンバルブに係るノウハウや強みを相互に提供し、その相乗効果を最大限発揮させ、市場シェアの拡大やプレゼンスの向上を図ることを目的として、同社との間で業務提携を行い、新たに設立した本子会社において両社の中空バルブ事業における中空製造工程の製造事業をそれぞれ吸収分割により承継いたしました。
(2)子会社の概要
2.当社が譲り受けた事業について
(1)事業の譲受の目的
当社は、自動車用エンジンバルブ事業における競争力を高め、事業規模の維持・拡大を図るためには、多様な製品展開と量産効果に伴うコストダウンを実現することが有効かつ不可欠であるとの判断の下、市場シェアの拡大やプレゼンスの向上を図ることを目的として、三菱重工工作機械における中実バルブ事業を譲り受けました。
(2)事業の譲受について
当社は、平成28年1月28日開催の取締役会において、当社及び三菱重工工作機械株式会社(以下「三菱重工工作機械」といいます。)の自動車用エンジンバルブ事業を統合(以下「本事業統合」といいます。)することに関して、三菱重工工作機械との間で中空バルブ(下記(注1)及び(注2)参照)事業に係る株主間契約(以下「本株主間契約」といいます。)を締結のうえ、本株主間契約に基づき、当社が子会社(会社名:フジホローバルブ株式会社)(以下「本子会社」といいます。)を設立し、本子会社において、当社の軸中空バルブ(注1)事業及び三菱重工工作機械の傘中空バルブ(注2)事業における中空製造工程の製造事業に係る各権利義務を会社分割により承継することを決議いたしました。
併せて、本事業統合のうち中実バルブ(注3)事業について、三菱重工工作機械における同事業を当社が譲り受けることについても決議し、同日事業譲渡契約を締結いたしました。
(注1)エンジンバルブのうち、軸内部を空洞にした製品をいいます。
(注2)エンジンバルブのうち、軸内部及びヘッド(一般に「傘」といわれます。)内部を空洞にした製品をいいます。
(注3)エンジンバルブのうち、内部に空洞のない製品をいいます。
1.子会社の設立
(1)子会社設立の目的
当社は、自動車用エンジンバルブ事業における競争力を高め、事業規模の維持・拡大を図るためには、多様な製品展開と量産効果に伴うコストダウンを実現することが有効かつ不可欠であるとの判断の下、当社及び三菱重工工作機械の自動車用エンジンバルブに係るノウハウや強みを相互に提供し、その相乗効果を最大限発揮させ、市場シェアの拡大やプレゼンスの向上を図ることを目的として、同社との間で業務提携を行い、新たに設立した本子会社において両社の中空バルブ事業における中空製造工程の製造事業をそれぞれ吸収分割により承継いたしました。
(2)子会社の概要
①名称 | フジホローバルブ株式会社 |
②所在地 | 静岡県菊川市三沢1500番地の50 |
③代表者の役職・氏名 | 代表取締役社長 鈴木 統 |
④事業内容 | 輸送用機械器具、原動機及び汎用機その他一般機械器具関連部品の製造、検査及び技術提供 |
⑤資本金 | 1,000百万円 |
⑥設立年月日 | 平成28年2月2日 |
⑦吸収分割効力発生日 | 平成28年5月31日 |
⑧出資比率 | フジオーゼックス株式会社 68.1% |
三菱重工工作機械株式会社 31.9% |
⑨当社との関係 | ||
資本関係 | 当社において本子会社を設立後、当社及び三菱重工工作機械がそれぞれの中空バルブ事業における中空製造工程の製造事業に係る各権利義務を本子会社に対して会社分割により承継させることにより、当社が68.1%、三菱重工工作機械が31.9%の出資割合となりました。 | |
人的関係 | 代表取締役社長として当社取締役鈴木統、取締役として当社従業員土山宏幸、監査役として当社監査役河野新治が就任いたしました。 | |
取引関係 | 当社は、合弁会社に対して軸中空バルブ及び傘中空バルブに係る中空製造工程を委託しています。 |
2.当社が譲り受けた事業について
(1)事業の譲受の目的
当社は、自動車用エンジンバルブ事業における競争力を高め、事業規模の維持・拡大を図るためには、多様な製品展開と量産効果に伴うコストダウンを実現することが有効かつ不可欠であるとの判断の下、市場シェアの拡大やプレゼンスの向上を図ることを目的として、三菱重工工作機械における中実バルブ事業を譲り受けました。
(2)事業の譲受について
①譲り受けた相手会社の名称 | ||
名称 | 三菱重工工作機械株式会社 | |
事業内容 | 工作機械、切削工具、エンジンバルブ及びその関連製品の設計、製造、販売並びにコンサルティング、同製品の据付、操作指導、修理、改造、点検、保管等 | |
②譲り受けた事業の内容 | 中実バルブ事業 | |
③譲受け価額、譲受け資産・負債の額 | ||
譲受け価額 | 188百万円 | |
譲受け資産の額 | 188百万円 | |
④事業譲受け期日 | 平成28年5月31日以降 |