有価証券報告書-第80期(2023/04/01-2024/03/31)
(重要な会計上の見積り)
KURODA JENA TEC HOLDINGS LTD.(以下「KJTH社」)の買収により認識されたのれんを含む固定資産の減損
(1)当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額
KJTH社買収時に認識したのれんを含む固定資産に関する減損損失計上額及び減損損失の検討を行った固定資産の当連結会計年度末における帳簿価額
(2)会計上の見積り内容について財務諸表利用者の理解に資するその他の情報
①金額の算出方法
当社グループは、現連結子会社である欧州・米国に拠点を有するKURODA JENA TEC HOLDINGS LTD.及びその子会社の買収に伴い、相当額ののれんを連結貸借対照表に計上しておりました。
当社の連結子会社であるKJTH社の子会社である Jenaer Gewindetechnik GmbH(ドイツ)が、2020年以降コロナ禍での離職および高齢化による退職に伴う人員減少を新規採用で補うことができず、生産工数が確保できない状況が続きました。加えて、当初から予定されていた2023年4月の工場移転による生産設備の再立ち上げが思うように進まず、売上高の低迷を招き、営業損失が継続してしまいました。このため当連結会計年度において、KJTH社買収時に計上したのれんを含む資産グループの固定資産について将来の回収可能性を再検証した結果、同社に係るのれんの減損損失721,942千円を特別損失として計上しております。
固定資産については、当該資産又は資産グループから得られる将来キャッシュ・フローに基づき減損の要否を判定しております。Jenaer Gewindetechnik GmbHが2021年3月期以降、新型コロナウイルス感染症に伴う経済低迷の影響を受け大幅に業績が悪化し、当該固定資産に減損の兆候が生じておりますが、減損損失の認識の判定を行った結果、当該資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を上回っているため、減損損失は計上しておりません。
②主要な仮定
固定資産の評価に利用している中期経営計画における主要な仮定は、翌連結会計年度以降の売上高成長率及び営業利益率の予測であります。これらの主要な仮定は、当該会社の過年度の実績及び市場環境等を勘案して策定しております。
③翌連結会計年度に係る連結財務諸表に及ぼす影響
当社では Jenaer Gewindetechnik GmbHの業績悪化等の影響は一時的現象と捉えておりますが、今後、事業環境の変化等により期待する成果が得られないと判断された場合、固定資産の減損損失が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
KURODA JENA TEC HOLDINGS LTD.(以下「KJTH社」)の買収により認識されたのれんを含む固定資産の減損
(1)当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額
KJTH社買収時に認識したのれんを含む固定資産に関する減損損失計上額及び減損損失の検討を行った固定資産の当連結会計年度末における帳簿価額
| 勘定科目 | 前連結会計年度 | 当連結会計年度 |
| のれん | 744,260千円 | -千円 |
| のれん償却額 | 74,375千円 | 82,507千円 |
| のれん減損損失 | -千円 | 721,942千円 |
| 有形固定資産及び無形固定資産 (のれんを除く) | 137,861千円 | 262,521千円 |
(2)会計上の見積り内容について財務諸表利用者の理解に資するその他の情報
①金額の算出方法
当社グループは、現連結子会社である欧州・米国に拠点を有するKURODA JENA TEC HOLDINGS LTD.及びその子会社の買収に伴い、相当額ののれんを連結貸借対照表に計上しておりました。
当社の連結子会社であるKJTH社の子会社である Jenaer Gewindetechnik GmbH(ドイツ)が、2020年以降コロナ禍での離職および高齢化による退職に伴う人員減少を新規採用で補うことができず、生産工数が確保できない状況が続きました。加えて、当初から予定されていた2023年4月の工場移転による生産設備の再立ち上げが思うように進まず、売上高の低迷を招き、営業損失が継続してしまいました。このため当連結会計年度において、KJTH社買収時に計上したのれんを含む資産グループの固定資産について将来の回収可能性を再検証した結果、同社に係るのれんの減損損失721,942千円を特別損失として計上しております。
固定資産については、当該資産又は資産グループから得られる将来キャッシュ・フローに基づき減損の要否を判定しております。Jenaer Gewindetechnik GmbHが2021年3月期以降、新型コロナウイルス感染症に伴う経済低迷の影響を受け大幅に業績が悪化し、当該固定資産に減損の兆候が生じておりますが、減損損失の認識の判定を行った結果、当該資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を上回っているため、減損損失は計上しておりません。
②主要な仮定
固定資産の評価に利用している中期経営計画における主要な仮定は、翌連結会計年度以降の売上高成長率及び営業利益率の予測であります。これらの主要な仮定は、当該会社の過年度の実績及び市場環境等を勘案して策定しております。
③翌連結会計年度に係る連結財務諸表に及ぼす影響
当社では Jenaer Gewindetechnik GmbHの業績悪化等の影響は一時的現象と捉えておりますが、今後、事業環境の変化等により期待する成果が得られないと判断された場合、固定資産の減損損失が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。