当社の当連結会計年度の連結売上高は、前年度から114億円増加し、2,685億円(前年度比4.4%増)となりました。事業別では、ウオッチ事業、システムソリューション事業およびその他の売上高は前年度を上回りました。電子デバイス事業の売上高は半導体事業が連結範囲から外れた影響で前年度を下回りました。連結全体の国内売上高は1,430億円(同6.1%増)、海外売上高は1,254億円(同2.6%増)となり、海外売上高割合は46.7%でした。
利益面では、売上高の増加などにより営業利益は前年度から33億円増加し、108億円(同44.7%増)となりました。営業外収支が持分法による投資損益の改善や支払利息の減少など前年度から改善した結果、経常利益は前年度を42億円上回る109億円(同63.5%増)となりました。半導体事業の譲渡益93億円を特別利益に、賃借契約損失引当金繰入額21億円や事業構造改善費用19億円などを特別損失に計上し、法人税等および非支配株主に帰属する当期純利益控除後の親会社株主に帰属する当期純利益は前年度を61億円上回る115億円(同114.0%増)となりました。
(b) 財政状態の分析
2019/06/28 15:17