四半期報告書-第154期第2四半期(平成26年7月1日-平成26年9月30日)
有報資料
(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間(平成26年4月1日~9月30日)における世界経済は、米国では旺盛な個人消費支出を中心に底堅く推移しているものの、欧州ではドイツでロシア・ウクライナ問題を背景とした企業マインドの悪化が景気押し下げ圧力になるなど、景気回復に遅れが見られます。中国では景気刺激策の積重ねによる景気浮揚策に取り組んでいる一方、政府が主導する綱紀粛正などの影響もあって高所得者層の消費が弱含んでおり、全体としてやや軟調に推移しています。緊迫が続くウクライナ情勢やイラク情勢など地政学的な要因による景気の下振れリスクも多く、先行きには注意が必要と思われます。わが国の経済は、消費増税の影響による一時的な落ち込みに加え実質所得の低下を背景に個人消費が伸び悩む状況が続いています。百貨店業界で高級ブランドや宝飾品等の高額品を中心に前年度末の駆け込み需要の反動減が発生し、既存店売上の前年割れが続いております。電子デバイス・半導体市場ではスマートフォンや自動車向けの需要は拡大していますが、薄型テレビやデジタルカメラ向けなどで落込みが続いております。国内情報サービス市場は企業収益改善に伴う製造業等からの需要回復などにより堅調な成長となっております。
当社の当第2四半期連結累計期間の連結売上高は、前年度末に眼鏡事業が連結から除外されたことの影響などから、前年同期より86億円減少し、1,379億円となりました。事業別では、ウオッチ事業は国内・海外で順調に売上を伸ばし、電子デバイス事業では車載およびスマートフォン向け製品などが引き続き好調でした。システムソリューション事業の売上は前年同期より若干減少しました。連結全体で国内売上高は638億円(前年同期比6.5%減)、海外売上高は741億円(同5.3%減)となり、海外売上高割合は53.7%となりました。利益面では、前年同期と比べると一部の販売費及び一般管理費の発生が前倒しされたことなどにより、営業利益は前年同期から11億円減少し、75億円(前年同期比12.8%減)となりました。しかしながら、営業外収益が前年同期より改善し、経常利益は前年同期を9億円上回る77億円(前年同期比14.1%増)となりました。固定資産の売却益84億円を特別利益に計上し、電子デバイス事業における電子辞書等の事業撤退損5億円を特別損失に計上したことなどにより、法人税等および少数株主利益控除後の四半期純利益は132億円(前年同期比37.9%増)となっております。
各セグメントの業績は次のとおりです。
①ウオッチ事業
ウオッチ事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は、前年同期比35億円増加の740億円(前年同期比5.1%増)となりました。国内では、高価格帯を中心に消費増税の影響で消費が落ち込む中、外国人観光客の増加などが売上の下支え要因となりました。メンズウオッチでは9月に第2世代モデルの発売を開始した世界初のGPSソーラーウオッチ「アストロン」や「メカニカル」が牽引し、レディスウオッチでは「ルキア」「ティセ」が売上を伸ばした結果、ウオッチ完成品全体としては前年同期を上回る売上高となりました。海外では、国内と同様に「アストロン」の売上が好調に推移しました。また、当期よりプロフェッショナル向けのスポーツウオッチ「プロスペックス」のグローバル展開も開始され、小売店頭におけるブランドの高品位イメージ訴求を推進するため8月にはニューヨーク・マディソンアベニューにセイコーブティックをオープンしております。これらのことにより欧米では米国やフランス、ドイツなどで順調に売上を伸ばし、また、アジアでは政局混乱などによりタイで前年同期を下回りましたが、台湾などその他の市場で好調に売上を伸ばしております。
利益につきましては、売上高の増加および売上総利益率の改善により営業利益は前年同期比3億円増加の80億円(前年同期比4.1%増)となりました。
②電子デバイス事業
電子デバイス事業は売上高474億円(前年同期比1.3%増)、営業利益10億円(同30.6%減)となりました。分野別には、半導体が車載向けやスマートフォン向け製品等を中心に好調に売上を伸ばし、プリンタ関連も順調に推移しましたが、電池、放射線計測機器などが伸び悩みました。
③システムソリューション事業
システムソリューション事業は売上高101億円(前年同期比2.5%減)となりました。ネットワーク機器および通信モジュール、オーダーエントリーシステムなどは堅調に推移しましたが、決済端末関連製品などが前年同期より売上を落としております。収益面では円安が一層進行したことなどにより営業損失67百万円(前年同期は80百万円の営業利益)となりました。
④その他
その他の売上高は112億円となりました。その他に含まれる事業では、クロック事業は消費増税の影響がある中でほぼ前年同期並みの推移となり、和光事業では宝飾等の高額商品を中心に期初に売上が伸び悩みましたが、夏場以降、回復傾向にあります。また、眼鏡事業が前年度末に連結から除外されたことでその他の売上高は大きく減少しております。営業損失は4億円(前年同期は1億円の営業損失)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の期末残高は531億円となり、前年度末と比べて105億円の増加となりました。
これは、主として以下の要因によるものです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益が155億円となり、減価償却費53億円および売上債権の減少39億円、仕入債務の増加38億円などを加えた一方、たな卸資産の増加63億円、未払金の減少28億円、固定資産売却損益84億円などを控除した結果、前年同期より82億円増加し101億円のプラスとなりました(前年同期は19億円のプラス)。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の売却475億円などの収入に対して有形固定資産の取得40億円などの支出により、412億円のプラスとなりました(前年同期は49億円のマイナス)。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、長短借入金の返済および借入れなどにより417億円のマイナスとなりました(前年同期は24億円のプラス)。
(3)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社連結全体の研究開発活動の金額は21億円であります。
(4)主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、以下の主要な設備を売却しております。
① 提出会社
② 国内子会社
(注)セイコーインスツル㈱は、売却した上記設備を賃借し、事務所等として使用しております。
当第2四半期連結累計期間(平成26年4月1日~9月30日)における世界経済は、米国では旺盛な個人消費支出を中心に底堅く推移しているものの、欧州ではドイツでロシア・ウクライナ問題を背景とした企業マインドの悪化が景気押し下げ圧力になるなど、景気回復に遅れが見られます。中国では景気刺激策の積重ねによる景気浮揚策に取り組んでいる一方、政府が主導する綱紀粛正などの影響もあって高所得者層の消費が弱含んでおり、全体としてやや軟調に推移しています。緊迫が続くウクライナ情勢やイラク情勢など地政学的な要因による景気の下振れリスクも多く、先行きには注意が必要と思われます。わが国の経済は、消費増税の影響による一時的な落ち込みに加え実質所得の低下を背景に個人消費が伸び悩む状況が続いています。百貨店業界で高級ブランドや宝飾品等の高額品を中心に前年度末の駆け込み需要の反動減が発生し、既存店売上の前年割れが続いております。電子デバイス・半導体市場ではスマートフォンや自動車向けの需要は拡大していますが、薄型テレビやデジタルカメラ向けなどで落込みが続いております。国内情報サービス市場は企業収益改善に伴う製造業等からの需要回復などにより堅調な成長となっております。
当社の当第2四半期連結累計期間の連結売上高は、前年度末に眼鏡事業が連結から除外されたことの影響などから、前年同期より86億円減少し、1,379億円となりました。事業別では、ウオッチ事業は国内・海外で順調に売上を伸ばし、電子デバイス事業では車載およびスマートフォン向け製品などが引き続き好調でした。システムソリューション事業の売上は前年同期より若干減少しました。連結全体で国内売上高は638億円(前年同期比6.5%減)、海外売上高は741億円(同5.3%減)となり、海外売上高割合は53.7%となりました。利益面では、前年同期と比べると一部の販売費及び一般管理費の発生が前倒しされたことなどにより、営業利益は前年同期から11億円減少し、75億円(前年同期比12.8%減)となりました。しかしながら、営業外収益が前年同期より改善し、経常利益は前年同期を9億円上回る77億円(前年同期比14.1%増)となりました。固定資産の売却益84億円を特別利益に計上し、電子デバイス事業における電子辞書等の事業撤退損5億円を特別損失に計上したことなどにより、法人税等および少数株主利益控除後の四半期純利益は132億円(前年同期比37.9%増)となっております。
各セグメントの業績は次のとおりです。
①ウオッチ事業
ウオッチ事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は、前年同期比35億円増加の740億円(前年同期比5.1%増)となりました。国内では、高価格帯を中心に消費増税の影響で消費が落ち込む中、外国人観光客の増加などが売上の下支え要因となりました。メンズウオッチでは9月に第2世代モデルの発売を開始した世界初のGPSソーラーウオッチ「アストロン」や「メカニカル」が牽引し、レディスウオッチでは「ルキア」「ティセ」が売上を伸ばした結果、ウオッチ完成品全体としては前年同期を上回る売上高となりました。海外では、国内と同様に「アストロン」の売上が好調に推移しました。また、当期よりプロフェッショナル向けのスポーツウオッチ「プロスペックス」のグローバル展開も開始され、小売店頭におけるブランドの高品位イメージ訴求を推進するため8月にはニューヨーク・マディソンアベニューにセイコーブティックをオープンしております。これらのことにより欧米では米国やフランス、ドイツなどで順調に売上を伸ばし、また、アジアでは政局混乱などによりタイで前年同期を下回りましたが、台湾などその他の市場で好調に売上を伸ばしております。
利益につきましては、売上高の増加および売上総利益率の改善により営業利益は前年同期比3億円増加の80億円(前年同期比4.1%増)となりました。
②電子デバイス事業
電子デバイス事業は売上高474億円(前年同期比1.3%増)、営業利益10億円(同30.6%減)となりました。分野別には、半導体が車載向けやスマートフォン向け製品等を中心に好調に売上を伸ばし、プリンタ関連も順調に推移しましたが、電池、放射線計測機器などが伸び悩みました。
③システムソリューション事業
システムソリューション事業は売上高101億円(前年同期比2.5%減)となりました。ネットワーク機器および通信モジュール、オーダーエントリーシステムなどは堅調に推移しましたが、決済端末関連製品などが前年同期より売上を落としております。収益面では円安が一層進行したことなどにより営業損失67百万円(前年同期は80百万円の営業利益)となりました。
④その他
その他の売上高は112億円となりました。その他に含まれる事業では、クロック事業は消費増税の影響がある中でほぼ前年同期並みの推移となり、和光事業では宝飾等の高額商品を中心に期初に売上が伸び悩みましたが、夏場以降、回復傾向にあります。また、眼鏡事業が前年度末に連結から除外されたことでその他の売上高は大きく減少しております。営業損失は4億円(前年同期は1億円の営業損失)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の期末残高は531億円となり、前年度末と比べて105億円の増加となりました。
これは、主として以下の要因によるものです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益が155億円となり、減価償却費53億円および売上債権の減少39億円、仕入債務の増加38億円などを加えた一方、たな卸資産の増加63億円、未払金の減少28億円、固定資産売却損益84億円などを控除した結果、前年同期より82億円増加し101億円のプラスとなりました(前年同期は19億円のプラス)。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の売却475億円などの収入に対して有形固定資産の取得40億円などの支出により、412億円のプラスとなりました(前年同期は49億円のマイナス)。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、長短借入金の返済および借入れなどにより417億円のマイナスとなりました(前年同期は24億円のプラス)。
(3)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社連結全体の研究開発活動の金額は21億円であります。
(4)主要な設備
当第2四半期連結累計期間において、以下の主要な設備を売却しております。
① 提出会社
| 事業所名等 (所在地) | セグメントの名称 | 設備の内容 | 帳簿価額(百万円) | ||||
| 建物及び構築物 | 機械装置及び運搬具 | 工具、器具及び備品その他 | 土地 (面積 千㎡) | 合計 | |||
| その他賃貸設備 (東京都港区) | 全社 | 土地・建物 | 80 | - | - | 20,997 (16) | 21,078 |
② 国内子会社
| 子会社事業所名 (所在地) | セグメントの名称 | 設備の内容 | 帳簿価額(百万円) | ||||
| 建物及び構築物 | 機械装置及び運搬具 | 工具、器具及び備品その他 | 土地 (面積 千㎡) | 合計 | |||
| セイコーインスツル㈱ 幕張事業所 (千葉県千葉市美浜区) | 電子デバイス | 事務所等 | 13,470 | - | 0 | 4,464 (15) | 17,936 |
(注)セイコーインスツル㈱は、売却した上記設備を賃借し、事務所等として使用しております。