有価証券報告書-第163期(2023/04/01-2024/03/31)
2) 人材の育成及び社内環境整備
当社グループにおける、人材の多様性の確保を含む人材の育成および社内環境整備に関する方針と具体的な取り組みは、次のとおりであります。
<人材の育成および社内環境整備に関する方針>当社グループでは、現中期経営計画における人材戦略の基本方針を以下のとおり定め、2026年のありたい姿の実現を目指しています。
「人材開発や多様性の向上、組織風土づくりに積極的に取り組み、
社員の働きがいを高め、イノベーションの創出を通じて、グループ一丸でソリューションカンパニーを目指す」
この基本方針の下、人材戦略においては、重点テーマとして、複雑化する社会課題の中で新たな価値を創造できる「人材の育成」、変化に強い組織づくりに向けた「ダイバーシティ&インクルージョンの推進」、新たなイノベーションを創出するために必要な「組織風土・文化づくり」を設定し、エンゲージメントの向上を図る取組みを推進していきます。また、これまでも積極的に取り組んできた「健康経営」「人権の尊重」についても人材戦略の基盤となる活動として位置付け、強化していきます。

<人材の育成および社内環境整備に関する取り組み>上述の基本方針に基づき、以下の施策を中心とした取組みを行っています。なお、各施策の対象範囲は、当社及び国内直接子会社8社(セイコーウオッチ(株)、セイコーインスツル(株)、セイコーソリューションズ(株)、セイコータイムクリエーション(株)、(株)和光、セイコーNPC(株)、セイコーフューチャークリエーション(株)、ヒューマンキャピタル(株))になります。
① 人材の育成
人材育成においては、企業価値を高めサステナブルな成長を牽引する次世代経営リーダーの育成や、DX戦略の実現に向けた社員のDXスキル強化、チームとして成果を最大化することを目的としたマネジメント力の強化を重要な課題と捉え、以下の施策に取り組んでまいります。
1.経営幹部候補人材の育成
複雑化する経営環境に対応するために必要な経営リテラシーの習得と変革マインドを醸成するプログラムを実施するとともに、経営者として必要な経験の付与を計画的に行う仕組みを構築し、次世代の経営幹部候補人材を育成していきます。
2.DXスキル強化
DXを実践的にビジネスに活用できる人材を育成するため、基礎力強化に始まり、実践に繋げるための一連のプログラムを実行していきます。
3.マネジメント力の強化
多様化するメンバーの価値観、働き方の変化など、現場のマネージャーが直面する複雑な課題の解決をサポートし、マネジメント力を高めるための教育プログラムや支援施策を実行していきます。
② ダイバーシティ&インクルージョンの推進
変化に強い組織となるために、人材の多様性とそこに集うメンバーが最大限に能力を発揮し活躍していくことが不可欠となります。以下の施策を通じ、継続してダイバーシティ&インクルージョンを推進します。
1.女性活躍推進の取り組み
女性の活躍推進に関しては、2013年度から継続して研修・講演会の開催やグループ内専用サイトを通じた情報発信、各種制度の導入などの環境整備に取り組んできました。
当社グループの管理職数※に占める女性の割合を20.0%(2027年4月)に高めることを目標に掲げ、引き続き女性の活躍推進に努めてまいります。
※当社及び国内直接子会社8社に加え、セイコーウオッチ(株)の国内子会社4社、セイコーインスツル(株)の国内子会社1社、セイコーソリューションズ(株)の国内子会社7社の管理職数の合計
2.両立支援の取組み
2022年10月1日付の育児介護休業法改正に伴い、男性従業員(正社員)の出生時育児休業(子どもの生後8週間のうち最大4週間)を導入し、法定を上回る100%有給とするとともに、男性の育児休業取得を後押しするため、グループ社員に向けたトップからのメッセージ発信、セミナーの開催など、制度取得者だけではなく、職場の上司や同僚の理解を促進するための施策にもグループ全体で積極的に取り組んでいます。※男性の育児休業取得率については「5.従業員の状況 (4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者 の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異」をご参照ください。
3.柔軟な働き方を実現する仕組みの整備
働き方に対する価値観が多様化するなかで、社員が活き活きと働くためには、場所や時間にとらわれず、生産性高く働くことができる環境・仕組みづくりが重要だと考えています。リモートワークを実現する在宅勤務制度の導入はもちろんのこと、効率的な働き方を実現するシェアオフィスを利用した勤務を一部会社・職種で導入しており、企業の垣根を超えた人材交流の機会にもなっています。
4.経験者採用
社外の知見を活用した価値創造を推進するため、人物本位の公平・公正な経験者の採用・登用を行っています。新たに仲間になった人材が中核として活躍し、組織文化の変革やイノベーション創出につながるよう、早期活躍・定着のための環境整備にも努めています。
5.障がい者雇用の促進
ダイバーシティへの対応の一環として、当社および事業会社(セイコーウオッチ(株)とその国内子会社2社、セイコータイムクリエーション(株)、(株)和光、ヒューマンキャピタル(株)、(株)あおばウオッチサービス)計8社では、特例子会社制度によるグループ適用の認定を受け、積極的に障がい者雇用を推進しております。
6.シニア人材の活性化
シニア世代の処遇の見直し等により、後進の育成や業務の改善に貢献し、活き活きと働くことができる環境を整備しています。
③ 組織風土・文化づくり
新たなイノベーションを創出するためには、グループの組織や立場を超えて自由闊達に議論し、自由な発想、迅速な意思決定、スピーディーな行動を後押しする組織、文化の形成が必要です。その実現に向け、以下の施策に取り組んでおります。
1.全社組織風土改革プロジェクト(「SWING Project」)の展開
SWINGはSeiko(セイコーグループが)、 Will(意思を持ち)、Identity(主体性があり)、Natural(ありのままで)、Glory(誇りを持てる)のそれぞれの頭文字から取っており、組織文化・風土をSWING(うねりのように揺り動かす、変化させる)という思いを込めています。
まず第一歩として、物理的な壁を取り払う活動として、「オフィスでの服装の自由化」「グループ内での役職・敬称の廃止」「コミュニケーションを活性化する新たな職場づくり」を行いました。
2.社員と経営幹部の対話活動
社員がグループ経営幹部との直接的な対話を通じて、経営や事業戦略への主体性を高めるための取組みとして、経営幹部との対話の場を設けています。
3.キャリア形成支援プログラムの実施
社員が主体的に自らのキャリアを考え、自らの意思とやりがいを持って学び・働き続けることを支援することを目的として、社員の自律的キャリア形成を支援する教育プログラムの実施、キャリア相談の機会を提供していきます。
④ 健康経営の推進
2019年度に「健康経営宣言」を行い、グループ横断の「健康経営推進体制」を構築し、社員の健康維持・増進への取組みを進めています。また、2019年度より5年連続で当社は健康経営優良法人(大規模法人部門)の認定を受けています。その他当社グループの4社(セイコーウオッチ(株)、セイコーインスツル(株)、セイコータイムクリエーション(株)、(株)和光)が大規模法人部門、2社(セイコーNPC(株)、ヒューマンキャピタル(株))は中小規模法人部門の認定を受けています。
⑤ 人権の尊重
2023年度はグループ全社員を対象に、アンコンシャスバイアスに関する研修を実施しました。今後も差別や偏見を排除するための取組みとして、継続的にセミナーやeラーニング等の啓蒙活動を実施していきます。
⑥ 各種取り組みの効果測定について
以上の取組みの効果測定としてグループ共通のエンゲージメントサーベイを定期的に実施し、組織・人材面での課題の抽出や新たな取り組みへの反映を継続的に行っていきます。
当社グループにおける、人材の多様性の確保を含む人材の育成および社内環境整備に関する方針と具体的な取り組みは、次のとおりであります。
<人材の育成および社内環境整備に関する方針>当社グループでは、現中期経営計画における人材戦略の基本方針を以下のとおり定め、2026年のありたい姿の実現を目指しています。
「人材開発や多様性の向上、組織風土づくりに積極的に取り組み、
社員の働きがいを高め、イノベーションの創出を通じて、グループ一丸でソリューションカンパニーを目指す」
この基本方針の下、人材戦略においては、重点テーマとして、複雑化する社会課題の中で新たな価値を創造できる「人材の育成」、変化に強い組織づくりに向けた「ダイバーシティ&インクルージョンの推進」、新たなイノベーションを創出するために必要な「組織風土・文化づくり」を設定し、エンゲージメントの向上を図る取組みを推進していきます。また、これまでも積極的に取り組んできた「健康経営」「人権の尊重」についても人材戦略の基盤となる活動として位置付け、強化していきます。

<人材の育成および社内環境整備に関する取り組み>上述の基本方針に基づき、以下の施策を中心とした取組みを行っています。なお、各施策の対象範囲は、当社及び国内直接子会社8社(セイコーウオッチ(株)、セイコーインスツル(株)、セイコーソリューションズ(株)、セイコータイムクリエーション(株)、(株)和光、セイコーNPC(株)、セイコーフューチャークリエーション(株)、ヒューマンキャピタル(株))になります。
① 人材の育成
人材育成においては、企業価値を高めサステナブルな成長を牽引する次世代経営リーダーの育成や、DX戦略の実現に向けた社員のDXスキル強化、チームとして成果を最大化することを目的としたマネジメント力の強化を重要な課題と捉え、以下の施策に取り組んでまいります。
1.経営幹部候補人材の育成
複雑化する経営環境に対応するために必要な経営リテラシーの習得と変革マインドを醸成するプログラムを実施するとともに、経営者として必要な経験の付与を計画的に行う仕組みを構築し、次世代の経営幹部候補人材を育成していきます。
2.DXスキル強化
DXを実践的にビジネスに活用できる人材を育成するため、基礎力強化に始まり、実践に繋げるための一連のプログラムを実行していきます。
3.マネジメント力の強化
多様化するメンバーの価値観、働き方の変化など、現場のマネージャーが直面する複雑な課題の解決をサポートし、マネジメント力を高めるための教育プログラムや支援施策を実行していきます。
② ダイバーシティ&インクルージョンの推進
変化に強い組織となるために、人材の多様性とそこに集うメンバーが最大限に能力を発揮し活躍していくことが不可欠となります。以下の施策を通じ、継続してダイバーシティ&インクルージョンを推進します。
1.女性活躍推進の取り組み
女性の活躍推進に関しては、2013年度から継続して研修・講演会の開催やグループ内専用サイトを通じた情報発信、各種制度の導入などの環境整備に取り組んできました。
当社グループの管理職数※に占める女性の割合を20.0%(2027年4月)に高めることを目標に掲げ、引き続き女性の活躍推進に努めてまいります。
※当社及び国内直接子会社8社に加え、セイコーウオッチ(株)の国内子会社4社、セイコーインスツル(株)の国内子会社1社、セイコーソリューションズ(株)の国内子会社7社の管理職数の合計
2.両立支援の取組み
2022年10月1日付の育児介護休業法改正に伴い、男性従業員(正社員)の出生時育児休業(子どもの生後8週間のうち最大4週間)を導入し、法定を上回る100%有給とするとともに、男性の育児休業取得を後押しするため、グループ社員に向けたトップからのメッセージ発信、セミナーの開催など、制度取得者だけではなく、職場の上司や同僚の理解を促進するための施策にもグループ全体で積極的に取り組んでいます。※男性の育児休業取得率については「5.従業員の状況 (4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者 の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異」をご参照ください。
3.柔軟な働き方を実現する仕組みの整備
働き方に対する価値観が多様化するなかで、社員が活き活きと働くためには、場所や時間にとらわれず、生産性高く働くことができる環境・仕組みづくりが重要だと考えています。リモートワークを実現する在宅勤務制度の導入はもちろんのこと、効率的な働き方を実現するシェアオフィスを利用した勤務を一部会社・職種で導入しており、企業の垣根を超えた人材交流の機会にもなっています。
4.経験者採用
社外の知見を活用した価値創造を推進するため、人物本位の公平・公正な経験者の採用・登用を行っています。新たに仲間になった人材が中核として活躍し、組織文化の変革やイノベーション創出につながるよう、早期活躍・定着のための環境整備にも努めています。
5.障がい者雇用の促進
ダイバーシティへの対応の一環として、当社および事業会社(セイコーウオッチ(株)とその国内子会社2社、セイコータイムクリエーション(株)、(株)和光、ヒューマンキャピタル(株)、(株)あおばウオッチサービス)計8社では、特例子会社制度によるグループ適用の認定を受け、積極的に障がい者雇用を推進しております。
6.シニア人材の活性化
シニア世代の処遇の見直し等により、後進の育成や業務の改善に貢献し、活き活きと働くことができる環境を整備しています。
③ 組織風土・文化づくり
新たなイノベーションを創出するためには、グループの組織や立場を超えて自由闊達に議論し、自由な発想、迅速な意思決定、スピーディーな行動を後押しする組織、文化の形成が必要です。その実現に向け、以下の施策に取り組んでおります。
1.全社組織風土改革プロジェクト(「SWING Project」)の展開
SWINGはSeiko(セイコーグループが)、 Will(意思を持ち)、Identity(主体性があり)、Natural(ありのままで)、Glory(誇りを持てる)のそれぞれの頭文字から取っており、組織文化・風土をSWING(うねりのように揺り動かす、変化させる)という思いを込めています。
まず第一歩として、物理的な壁を取り払う活動として、「オフィスでの服装の自由化」「グループ内での役職・敬称の廃止」「コミュニケーションを活性化する新たな職場づくり」を行いました。
2.社員と経営幹部の対話活動
社員がグループ経営幹部との直接的な対話を通じて、経営や事業戦略への主体性を高めるための取組みとして、経営幹部との対話の場を設けています。
3.キャリア形成支援プログラムの実施
社員が主体的に自らのキャリアを考え、自らの意思とやりがいを持って学び・働き続けることを支援することを目的として、社員の自律的キャリア形成を支援する教育プログラムの実施、キャリア相談の機会を提供していきます。
④ 健康経営の推進
2019年度に「健康経営宣言」を行い、グループ横断の「健康経営推進体制」を構築し、社員の健康維持・増進への取組みを進めています。また、2019年度より5年連続で当社は健康経営優良法人(大規模法人部門)の認定を受けています。その他当社グループの4社(セイコーウオッチ(株)、セイコーインスツル(株)、セイコータイムクリエーション(株)、(株)和光)が大規模法人部門、2社(セイコーNPC(株)、ヒューマンキャピタル(株))は中小規模法人部門の認定を受けています。
⑤ 人権の尊重
2023年度はグループ全社員を対象に、アンコンシャスバイアスに関する研修を実施しました。今後も差別や偏見を排除するための取組みとして、継続的にセミナーやeラーニング等の啓蒙活動を実施していきます。
⑥ 各種取り組みの効果測定について
以上の取組みの効果測定としてグループ共通のエンゲージメントサーベイを定期的に実施し、組織・人材面での課題の抽出や新たな取り組みへの反映を継続的に行っていきます。