有価証券報告書-第98期(2022/01/01-2022/12/31)

【提出】
2023/03/24 9:00
【資料】
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【項目】
134項目

有報資料

当社グループの研究開発活動は、長年培ってきた精密加工、組立ての技術を基礎とし、さらなる付加価値創造のため、現行の事業品目に直結した製品開発・技術開発とともに新規事業立ち上げに向けた活動を行っております。
当連結会計年度の主な研究開発の成果は次のとおりであり、研究開発費の総額は1,965百万円であります。
(特機事業)
当期は、感熱式3インチラベルプリンター「mC-Label®3」および当社プリンターの付加価値向上サービス「Star Quick Setup Utility Customizer」、「Star Document Markup Designer」を開発しました。
「mC-Label®3」は、コロナ禍により大きく拡大したフードデリバリー市場におけるラベル印刷ニーズに応えるため、強粘着ライナーレスラベル(強粘着の台紙なしラベル用紙)をはじめとする様々な種類の用紙に対応し、商品ラベルはもちろん、バックヤードでの在庫管理ラベル、配送ラベルなど幅広い用途での使用を可能としました。また、消耗部品をユーザー自らで交換できる構造を採用するとともに、交換方法や清掃方法の動画マニュアルを用意しメンテナンス性を向上させました。
当社プリンターの付加価値向上サービス「Star Quick Setup Utility Customizer」は、プリンターの初期設定を行うUtilityをさらに進化させ、POSシステムごとにプリンターの初期設定をカスタマイズするサービスであり、システム導入時の負担を大きく削減することを可能としました。「Star Document Markup Designer」は、可読性に優れた当社独自のテキストベースの印刷データを採用することにより、直感的で簡単に印刷データの作成ができるサービスであり、当社プリンターの印刷命令を理解する必要がなくなり、簡単な印刷データ作成を可能としました。本サービスに合わせて、当社主力製品のTSP100シリーズの最新機種「TSP100Ⅳ」、「mC-Printシリーズ」にて、本サービスの使用を可能とするためにプリンターとスターマイクロニクスクラウドサービスの連携を容易にさせる機能アップも行いました。
当事業部門に係わる研究開発費の金額は802百万円であります。
(工作機械事業)
当期は、主軸移動型自動旋盤のミドルレンジモデルの新製品「SD-26」を開発しました。
「SD-26」は、スイス型自動旋盤で加工するワークのボリュームゾーンであるφ8mm~φ26mmの部品を1台の機械で加工できることをコンセプトに、自動車、油圧・空圧機器、医療関連の複雑形状部品を主要なターゲットとして開発しました。正面加工用のクシ刃型刃物台は門型刃物台を採用し、ユーザーの加工用途に応じて4タイプから選択可能としています。最上位のtypeSでは、工具が軸制御にて旋回可能な4軸対向型ミリングユニット(B軸)を標準搭載しているほか、業界初となるカートリッジ式工具ユニットがB軸に同期して旋回可能な第二B軸を備え、あらゆる複雑形状部品に対応しています。背面加工用刃物台には、8軸の工具取付ポジションのほかに2本の旋削専用バイトホルダーを設け、背面側加工能力も充実しています。また、環境負荷の低減を目的に、機械停止時の待機電力を削減する「ECOモード」を新規に開発し搭載しました。
ソフトウェア開発については、切屑を分断することで生産性を向上する「ステップサイクルPro.」の多機種展開を進めたほか、旋削工具で偏心形状の加工を行う「偏心ターニング機能」、オンマシンで容易にプログラムを作成できる「EasyEdit」、自動材料供給装置とイーサネットIPで繋ぎ、機械本体と一体制御を行うことができる「B-connect機能」等、ユーザーの利便性および作業性を向上する機能を多数開発しました。
当事業部門に係わる研究開発費の金額は1,062百万円であります。
(新規事業)
当期は、物流DX、店舗DX、製造DXの3つのテーマから事業価値創出の検討を進めました。
物流DX領域では市場ニーズを深掘りし、ユーザーの生産性向上に貢献できるサービスモデルの企画立案を進めました。店舗DX領域では音波によるデータ通信技術を有する企業と協業し、小売店や飲食店向けのデジタルサービスの検討を開始しました。製造DX領域では工作機械事業とデジタルサービスプロジェクトを立ち上げ、加工見積り支援のソフトウェアのプロトタイプ版を開発し、日本国際工作機械見本市JIMTOF2022にて公開しました。
当事業部門に係わる研究開発費の金額は100百万円であります。

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