このような状況のなか、当社グループは、将来の成長に向けた戦略投資を行いつつ、経営体質を抜本的に強化するため、開発・生産・販売にわたる業務プロセス改革、仕組み改革を実施し、将来にわたる収益力向上に取り組んでおります。 大判インクジェットプリンタにおいては、既存市場における大手資本の参入による競争激化により、製品価格の下落が一層進行するなか、成長分野と位置付ける産業向けプリント市場を対象とした新製品開発を進めております。 この7月には、従来の「ValueJet」シリーズに加え更に高画質、高生産性、操作性の良さを追求した新設計プラットフォームプリンタ「XpertJet」シリーズを発表しました。その第一弾として、ハイパフォーマンスデュアルヘッド7色インク対応モデル「XpertJet 1682SR」と、性能・画質・価格のバランスに優れたシングルヘッド4色インク対応モデル「XpertJet 1641SR」の2機種を新発売。国内販売に続いて全世界に出荷を開始し9月より現地販売が始まり好評を得ています。同時発売した高い発色性とメンテナンス性に優れた新エコソルベントインク「MS41」は、世界で最も厳しい基準を持つ揮発性有機化合物の排出測定試験に基づいた認証プログラムである、UL GREENGUARDにおいてGOLD認証を取得しました。 3Dプリンタにおいては、9月に卓上タイプの高精細光造形3Dプリンタ「ML-100」「ML-80」を新発売。吊り下げ積層方式と高精細Full-HD規格のDLP®を使ったUV光硬化方式により、緻密な宝飾品デザインから製造業における精細な部品試作など、高い精度の要求される造形に適しております。MUTOHは、製造業の3DPソリューション・パートナーとしてお客様の期待にお応えいたします。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高は、国内販売は増収基調で推移しておりますが、為替の円高や米中貿易摩擦の影響等により海外地域の販売減により、82億93百万円(前年同期比13.3%減)となりました。営業損益は、売上高の減少による売上総利益の減少により、65百万円の損失(前年同期は1億1百万円の利益)となりましたが、原価率の改善、開発投資、グローバル基幹システム投資等の戦略投資を吸収、販管費全体は削減し、第1四半期からは改善しました。経常損益は、受取配当金、為替差損益、その他営業外費用等の計上により、62百万円の損失(前年同期は1億49百万円の利益)となりました。親会社株主に帰属する四半期純損益は、子会社清算益の計上、投資有価証券評価損、法人税等の計上により、1億11百万円の損失(前年同期は2億5百万円の利益)となりました。
①財政状態に関する分析
2019/11/13 13:02