このような状況下、当社グループは、平成30年3月期の利益計画「ASEANプロジェクト」の3年目を迎え、「生産能力の増強」「サプライチェーンの構築」「更なる付加価値製品の提供」をテーマに、計画の達成に向けて引き続き取り組んでおります。製造子会社であるNISSEY VIETNAM CO.,LTD.においては、設備投資による生産能力の増強及び半自動化・オートメーション化の推進に加え、表面処理能力の向上にも取り組んでおります。当社の顧客である国内大手時計メーカーは、インバウンド需要の増加により各社とも高級品を中心に好調な販売が続いております。高級品向け製品においては、高付加価値化のための表面処理が重要な技術となるため、当社といたしましても、顧客ニーズに応え、また今後の需要増にも備えるべく取り組みを行いました。最新の表面処理技術であるDLC(ダイヤモンドライクカーボン)装置は設置が完了し10月から稼働を開始する予定です。それらに加え、9月には表面処理専用の新工場建設にも着工いたしました。また、これらの取り組みと並行して、時計関連において新規顧客との取引開始など受注促進にも注力してまいりました。その結果、当第2四半期の連結売上高は4,421,117千円(前年同四半期は3,683,756千円)と大きく前年同期を上回る結果となりました。
損益につきましては、売上総利益はNISSEY VIETNAM CO.,LTD.において、円安ドン高による人件費の増加の影響が引き続き残るものの、売上高の大幅な増加と、NISSEY CAMBODIA CO.,LTD.との相乗効果による生産性の効率化などにより1,088,387千円(前年同四半期は900,358千円)となりました。営業利益は、売上総利益の増加などにより152,858千円(前年同四半期は60,197千円)と大きく前年同期を上回る結果となりました。経常利益は為替相場の変動による為替差損の計上などがあったものの営業利益の大幅増により101,696千円(前年同四半期は96,166千円)と前年同期を上回る結果となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益は法人税負担の増加などにより62,977千円(前年同四半期は78,988千円)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
2015/11/13 9:13