このような状況下、当社グループは、平成30年3月期の利益計画「ASEANプロジェクト」の3年目を迎え、「生産能力の増強」「サプライチェーンの構築」「更なる付加価値製品の提供」をテーマに、計画の達成に向けて引き続き取り組んでまいりました。製造子会社であるNISSEY VIETNAM CO.,LTD.においては、設備投資の継続による生産能力の増強及び半自動化・オートメーション化を推進するとともに、高付加価値製品の生産増強のため表面処理専用の新工場を建設中(平成27年9月着工)です。同じくNISSEY CAMBODIA CO.,LTD.においては、ASEAN地域におけるサプライチェーン再構築に向け、第2工場の建設が完了、中国国内の当社協力工場1社の誘致が終了し生産を開始しました。これらの取り組みと並行して、受注促進にも注力してまいりました。その結果、当連結会計年度の連結売上高は9,335,894千円(前年同期は7,877,688千円)となりました。
損益につきましては、売上総利益は、円安の定着によるNISSEY VIETNAM CO.,LTD.の人件費などの製造コストの増加や㈱村井の輸入コストなどの増加、2月に発生したストライキによる工場の一時的な操業停止などの影響はあったものの、時計関連の高付加価値製品の受注の大幅増加、前期に稼働を開始したNISSEY CAMBODIA CO.,LTD.との相乗効果などによるNISSEY VIETNAM CO.,LTD.の生産性の向上、新規取引先からの受注の本格化、そしてこれらに伴う増収効果などにより2,166,611千円(前年同期は1,854,951千円)となりました。営業利益は売上総利益の増加などにより281,941千円(前年同期は95,626千円)となりました。経常利益は、期末にかけての急激な円高の影響による外貨預金及び外貨建て債権、在外子会社の円建て債務等の為替評価損の計上などにより97,059千円(前年同期は221,034千円)となりました。その結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、法人税負担が増加したことなどもあり49,457千円(前年同期は187,569千円)となりました。
セグメント別の状況は次のとおりです。
2016/06/27 9:11