訂正有価証券報告書-第62期(2016/04/01-2017/03/31)

【提出】
2023/02/14 15:13
【資料】
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【項目】
114項目

対処すべき課題

文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1)経営戦略の柱となる基本的な考え方
①グローブライドの原点
当社グループは、“Feel the earth”(地球を五感で楽しもう)をテーマに、地球を舞台に、スポーツを通じ、人生に豊かな時間を提供する、ライフタイム・スポーツ・カンパニーとして、自然とスポーツを愛する世界中の人々に貢献してまいります。
②事業戦略の概要
DAIWA(ダイワ)ブランドで業界トップのフィッシング事業を中心に、ONOFF(オノフ)・FOURTEEN(フォーティーン)ブランドのゴルフ事業、Prince(プリンス)ブランドのラケットスポーツ事業、Corratec(コラテック)・FOCUS(フォーカス)ブランドのサイクルスポーツ事業等、グローブライドが提案するライフタイム・スポーツ事業の市場価値を高め、継続的な成長と安定した収益を確保することで、株主様はじめすべてのステークホルダーにとっての企業価値の向上に邁進してまいります。
③重点方策
1)市場優位性のある製品提供力の追求
市場の要請に的確に対応できる事業体制を構築し、魅力ある新製品開発の促進、信頼性と満足度の更なる向上、そしてブランド訴求の一層の強化を図ります。
2)国内市場の活性化と健全化
魅力ある店舗開発や活動フィールドの保全、次代を担うユーザーの育成、物流機能の革新などに注力し、国内の事業基盤の強化を図ります。
3)海外市場の攻略
生販一体化を加速させ、グローバル・マーケティングの強化を図ります。
(2)目標とする経営指標
2014年度よりスタートした「中期経営計画2016」は、その終盤で急激な為替変動の影響を受けたものの、「攻めの経営」を堅持し、過去最高に迫る水準までトップラインを引き上げることで、1年前倒しで利益目標を達成し、配当水準も50円まで回復するなど、「2割増収、3割増益、4割増配」という所期の目的を着実に達成いたしました。
当社グループでは、こうした実績を踏まえ、更なる成長と発展を目指し、既に、2020年度を最終年とする経営計画の策定に着手するとともに、必要な態勢づくりを進めており、早ければ年内、遅くとも来春には「増収・増益・増配」を三本柱とした「(新)中期経営計画2020」としてその全体像をご報告する予定です。
国内における少子高齢化・人口減少問題や、先行き不透明な世界経済等、市場環境は予断を許さない状況が続くものと予測されますが、今後も「攻めの経営」を堅持し、グループを挙げて、一層の躍進に挑戦してまいります。