有価証券報告書-第44期(平成25年7月1日-平成26年6月30日)

【提出】
2014/09/22 9:46
【資料】
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【項目】
98項目

研究開発活動

当社グループは、品質方針として“お客様の立場で、高付加価値・省エネ・省力化の、使い易く安全性の高い高品質な製品を開発し、迅速な納期でお客様にご満足いただける製品を提供する”ことを掲げております。主力製品である「無煙ロースター」の開発ならびに製造を行い、また、“環境浄化指向企業”として、焼肉店・焼鳥店や食材調理工場などから排出される排煙・臭気問題を解決する『排気・臭気処理システム』の設計及び品質向上に取り組んでまいりました。
今期では、キーコンセプトである「高性能・高付加価値・省エネ性・使い易さ・安全性」の追求を踏襲しながらも、盛況である国内需要と今後のエネルギー需要を見据え「更なる省エネ性と安全性」にフォーカスした製品開発に取り組んでおります。
研究開発に専ら携わっている人数は5名、当連結会計年度の研究開発費の総額は64,960千円です。
なお、飲食事業につきましては研究開発活動を行っておりませんので、無煙ロースター関連事業について記載しております。
当連結会計年度の取り組み成果は、次のとおりです。
1.省エネ・安全性強化型無煙ロースターの開発
→当社主力製品である「Jシリーズ」をベースに、火力自動制御ならびに風量可変機構を搭載し更なる省エネ性と安全性の強化を図った製品の開発を進めております。
2.新型ノンダクトロースターの開発
→調理部において当社主力製品である「Jシリーズ」をベースにすることで、空調負荷・ガス消費量の低減をはかり従来よりも省エネ性向上を図った製品の開発を進めております。
3.新型かいてきくんの開発
→かいてきくんにおいてロースターの稼働状況の伝達を無線通信方式にすることで、従来よりも施工性を向上したことで既存店舗への導入を容易に行え、より拡販できる仕様となりました。本製品はフィールドテスト完了後、市場投入を予定しております。
4.店舗向け空調用省エネユニット(スーパーコンデンサ)の開発
→既設の空調機において熱交換率向上と省電力化を図るべく、室外機のコンデンサ増設ユニット「スーパーコンデンサ」を開発しました。後付可能であることから既存店舗への導入拡販ができる仕様となっております。本製品はフィールドテスト完了後、市場投入を予定しております。