有価証券報告書-第19期(平成27年8月1日-平成28年7月31日)
経営上の重要な契約等
当社グループの事業展開上の重要な契約は以下のとおりであります。
(1)製品の製造に関する契約
① ギャバの製造に関する契約
② ギャバ及びカテキンの製造に関する契約
(2)研究開発に関する契約
① ロート製薬との鶏卵抗体技術の応用についての共同研究に関する契約
② 名古屋市立大学、横浜市立大学との関節リウマチに関する共同研究契約
③ 国立がん研究センターとの悪性腫瘍治療抗体薬の共同研究に関する契約
(3)販売に関する契約
① 三菱商事との販売提携に関する契約
② 鶏卵抗体(オボプロン)の販売に関する契約
(4)パートナーシップに関する契約
① 中国での製品開発、製造及び販売に関する契約
② 韓国での製品の製造及び販売に関する契約
(5)株式取得による子会社化
当社グループは、平成28年10月3日開催の取締役会で株式会社フューチャーラボの全株式を取得し子会社化することを決議し、同日付で株式譲渡契約を締結いたしました。
詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」に記載のとおりであります。
(1)製品の製造に関する契約
① ギャバの製造に関する契約
契約書名 | 実施契約書 |
契約先 | 京都府 |
契約締結日 | 平成18年11月17日、平成23年4月1日、平成28年4月1日 |
契約期間 | 平成23年4月1日から平成33年9月5日まで(当該特許権の存続期間の満了日) |
主な契約内容 | 京都府は、京都府と当社グループが共同で特許出願を行ったギャバ生産能を有する乳酸菌、及びそれを使用した食品の製造方法について、当社グループが実施することに同意する。当社グループは、その対価として売上の一定割合を京都府に支払う。 |
② ギャバ及びカテキンの製造に関する契約
契約書名 | 製造委託契約書 |
契約先 | 播州調味料株式会社、株式会社トーメン(現 豊田通商株式会社) |
契約締結日 | 平成18年1月5日 |
契約期間 | 平成18年1月5日から平成19年1月4日まで(期間満了の3ヶ月前までに契約終了の意思表示がない場合、更に1年間自動更新され、以後も同様とする。) |
主な契約内容 | 当社グループ製品のギャバ、カテキンに関して株式会社トーメン(現 豊田通商株式会社)を通じて播州調味料株式会社に製造を委託する。 |
(2)研究開発に関する契約
① ロート製薬との鶏卵抗体技術の応用についての共同研究に関する契約
契約書名 | 共同研究に関する基本契約、個別研究契約 |
契約先 | ロート製薬株式会社 |
契約締結日 | 平成17年9月14日 |
契約期間 | 平成17年9月14日から平成20年9月13日まで(期間満了の3ヶ月前までに契約終了の意思表示がない場合、更に1年間自動更新され、以後も同様とする。) なお、個別共同研究契約は平成17年9月14日から平成19年7月31日まで |
主な契約内容 | ロート製薬株式会社と当社グループは鶏卵抗体技術を応用した素材の開発を目的とした共同研究を行う。ロート製薬株式会社は当社グループに対して、個別契約に従って研究費を支払う。研究成果は原則として共有し、単独でなされた成果は各々単独の所有とする。 |
② 名古屋市立大学、横浜市立大学との関節リウマチに関する共同研究契約
契約書名 | 共同研究契約 |
契約先 | 公立大学法人名古屋市立大学、公立大学法人横浜市立大学 |
契約締結日 | 平成26年4月1日 |
契約期間 | 平成26年4月1日から平成29年3月31日まで |
主な契約内容 | 当社グループと名古屋市立大学、横浜市立大学は、ニワトリ抗体作製技術を活用した関節リウマチに対する治療効果の共同研究を行う。 |
③ 国立がん研究センターとの悪性腫瘍治療抗体薬の共同研究に関する契約
契約書名 | 共同研究契約 |
契約先 | 国立研究開発法人国立がん研究センター |
契約締結日 | 平成27年12月1日 |
契約期間 | 平成27年12月1日から平成30年11月30日まで |
主な契約内容 | 当社グループと国立研究開発法人国立がん研究センターは、ニワトリ抗体作製技術を活用した悪性腫瘍治療抗体薬の開発に関する共同研究を行う。 |
(3)販売に関する契約
① 三菱商事との販売提携に関する契約
契約書名 | 取引基本契約書、覚書 |
契約先 | 三菱商事株式会社 |
契約締結日 | 平成16年5月6日、平成17年3月10日 |
契約期間 | 平成16年5月6日から平成19年5月5日まで(期間満了の3ヶ月前までに契約終了の意思表示がない場合、更に1年間自動更新され、以後も同様とする。) |
主な契約内容 | 当社グループが製造・販売する商品について、三菱商事株式会社が国内・海外ともに販売することができる。 |
② 鶏卵抗体(オボプロン)の販売に関する契約
契約書名 | 取引基本契約書 |
契約先 | グリコ乳業株式会社(現 江崎グリコ株式会社) |
契約締結日 | 平成18年1月20日 |
契約期間 | 平成18年1月20日から平成19年1月19日まで(期間満了の3ヶ月前までに契約終了の意思表示がない場合、更に1年間自動更新され、以後も同様とする。) |
主な契約内容 | 当社グループ製品のオボプロン等をグリコ乳業株式会社(現 江崎グリコ株式会社)に対して販売する。 |
(4)パートナーシップに関する契約
① 中国での製品開発、製造及び販売に関する契約
契約書名 | パートナーシップ契約 |
契約先 | 焼津水産化学工業株式会社、大連味思開生物技術有限公司 |
契約締結日 | 平成18年10月10日 |
契約期間 | 平成18年10月10日から平成21年10月9日まで(期間満了の1ヶ月前までに契約終了の意思表示がない場合、更に1年間自動更新され、以後も同様とする。) |
主な契約内容 | 中華人民共和国(台湾を除く)での新規事業における戦略的パートナーシップにより製品開発、製品の製造及び販売を行う。 |
② 韓国での製品の製造及び販売に関する契約
契約書名 | 合弁会社設立契約 |
契約先 | Pulmuone Health & Living Co.,Ltd.・日本ペットフード株式会社 |
契約締結日 | 平成25年8月30日 |
主な契約内容 | 当社グループとPulmuone社及び日本ペットフード社による合弁会社「シーエイエフ株式会社」を設立し、韓国で機能性ペットフードの輸入・製造・販売等を行う。 |
(5)株式取得による子会社化
当社グループは、平成28年10月3日開催の取締役会で株式会社フューチャーラボの全株式を取得し子会社化することを決議し、同日付で株式譲渡契約を締結いたしました。
詳細につきましては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な後発事象)」に記載のとおりであります。