有価証券報告書-第95期(2024/10/01-2025/09/30)
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」といいます。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度における我が国経済は、長引く円安等によるコストプッシュ型インフレの長期化や、原材料、エネルギー等の高止まり、米国の貿易関税措置の影響等、情勢の変化を注意深く観察し対応せざるを得ない状況となりました。さらに、依然として止まらぬ国家間の争いや、地政学的リスクの高まり等の景気や市場の需要動向等とは異なる様々なファクターが影響したことで、極めて先行きの不透明な状況となりました。
このような中、当社グループでは、米国関税懸念がささやかれていた第1四半期より、浮足立った行動は戒め、自社のリソースを冷静に見つめながら、基本に忠実かつ堅実な企業経営を心がけてまいりました。しかしながら、国内市場における住宅設備業界の不調や、自動車業界からの需要減少、中国景気の停滞、米国関税懸念での米国向け製品需要の減少等、内需と輸出共に多くのマイナス要因がありました。一方で、円安の影響やタイの資本業務提携先において新規受注を獲得できたこと等もあり、当連結売上高は4,403,000千円(前期比16,103千円増)となりました。
品目別の業績は、次のとおりであります。
(ア)工業用プラスチック・ファスナー及びプラスチック精密部品
製品需要が増加した影響から、売上高は3,205,838千円(前期比157,121千円増)となりました。
(イ)生産設備治具
顧客各社の設備投資意欲の減少により、売上高は1,078,969千円(前期比144,239千円減)となりました。
(ウ)その他(金型)
売上高は118,193千円(前期比3,222千円増)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より121,382千円減少し、1,931,509千円(前期比5.9%減)となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により獲得した資金は291,215千円(前期は374,083千円の獲得)となりました。これは主に減価償却費205,842千円等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は335,931千円(前期は94,237千円の使用)となりました。これは主に定期預金の預入による支出173,772千円、有形固定資産の取得による支出171,448千円等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は105,133千円(前期は30,131千円の使用)となりました。これは主に長期借入れによる収入100,000千円、長期借入金の返済による支出154,159千円等によるものです。
③生産、受注及び販売の実績
当社グループは工業用プラスチック部品の単一セグメントであるため、品目別区分で記載しております。
a. 生産実績
当連結会計年度における生産実績を品目別に示すと、次のとおりであります。
(注)金額は、製造原価によっております。
b. 受注実績
当連結会計年度における受注実績を品目別に示すと、次のとおりであります。
c. 販売実績
当連結会計年度における販売実績を品目別に示すと、次のとおりであります。
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準により作成されています。当社グループは連結財務諸表の作成に際し、決算日における資産・負債の数値、並びに報告期間における収入・費用の数値に影響を与える見積り及び仮定の設定を行っております。また、一定の事項に関する見積り及び判断に対して、継続して評価の見直しを行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a. 経営成績の分析
(売上高及び売上原価)
当連結会計年度における売上高は4,403,000千円となり、前連結会計年度に比べ16,103千円増加しております。これは、大幅な円安の影響等に起因したものであります。また、当連結会計年度における売上原価は2,511,480千円となり、前連結会計年度に比べ73,910千円増加しております。
以上の結果、当連結会計年度における売上総利益は1,891,519千円となり、前連結会計年度に比べ57,807千円減少しております。
(営業外損益)
当連結会計年度における営業外収益は46,485千円となり、前連結会計年度に比べ28,254千円増加しております。また、営業外費用は9,106千円となり、前連結会計年度に比べ18,306千円減少しております。
この結果、前連結会計年度の経常利益は207,396千円でありましたが、当連結会計年度の経常利益は250,750千円となっております。
(税金費用)
当連結会計年度において、法人税等調整額等により税金費用の総額は前連結会計年度に比べ17,936千円減少の56,690千円となりました。
この結果、前連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は182,207千円でありましたが、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は194,094千円となっております。
b. 財政状態及びキャッシュ・フローの状況に関する分析
ⅰ)財政状態の分析
(資産)
当連結会計年度末における流動資産は3,891,068千円となり、前連結会計年度末に比べ102,921千円増加しております。これは主に現金及び預金が57,273千円、電子記録債権が37,504千円増加したこと等によるものであります。
当連結会計年度末における固定資産は2,095,687千円となり、前連結会計年度末に比べ25,952千円減少しております。これは主に有形固定資産が14,382千円、無形固定資産が13,834千円減少したこと等によるものであります。
(負債)
当連結会計年度末における流動負債は924,102千円となり、前連結会計年度末に比べ111,019千円減少しております。これは主に電子記録債務が123,862千円、役員退職慰労引当金が20,920千円減少したこと等によるものであります。
当連結会計年度末における固定負債は592,651千円となり、前連結会計年度末に比べ5,882千円減少しております。これは主に繰延税金負債が16,904千円増加し、長期借入金が33,336千円減少したこと等によるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は4,470,001千円となり、前連結会計年度末に比べ193,870千円増加しております。これは主に、利益剰余金が147,639千円増加したこと等によるものであります。
ⅱ)キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況は「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
c. 資本の財源及び資金の流動性
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、製品製造のための材料費、労務費、経費、販売費及び一般管理費等の営業費用並びに設備投資等に係る投資であります。
当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としており、運転資金は自己資金及び金融機関からの長期借入金を基本としております。
なお、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は1,931,509千円となっております。
d. 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、2027年9月期を達成年度とする中期経営計画を策定し、顧客の事業課題を解決するためのソリューション提案による製品の高付加価値化を基本戦略とし、売上高営業利益率10%を目標としております。当連結会計年度の結果は、売上高営業利益率4.8%(前期比0.1ポイント減)となりました。
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」といいます。)の状況の概要は次のとおりであります。
①財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度における我が国経済は、長引く円安等によるコストプッシュ型インフレの長期化や、原材料、エネルギー等の高止まり、米国の貿易関税措置の影響等、情勢の変化を注意深く観察し対応せざるを得ない状況となりました。さらに、依然として止まらぬ国家間の争いや、地政学的リスクの高まり等の景気や市場の需要動向等とは異なる様々なファクターが影響したことで、極めて先行きの不透明な状況となりました。
このような中、当社グループでは、米国関税懸念がささやかれていた第1四半期より、浮足立った行動は戒め、自社のリソースを冷静に見つめながら、基本に忠実かつ堅実な企業経営を心がけてまいりました。しかしながら、国内市場における住宅設備業界の不調や、自動車業界からの需要減少、中国景気の停滞、米国関税懸念での米国向け製品需要の減少等、内需と輸出共に多くのマイナス要因がありました。一方で、円安の影響やタイの資本業務提携先において新規受注を獲得できたこと等もあり、当連結売上高は4,403,000千円(前期比16,103千円増)となりました。
品目別の業績は、次のとおりであります。
(ア)工業用プラスチック・ファスナー及びプラスチック精密部品
製品需要が増加した影響から、売上高は3,205,838千円(前期比157,121千円増)となりました。
(イ)生産設備治具
顧客各社の設備投資意欲の減少により、売上高は1,078,969千円(前期比144,239千円減)となりました。
(ウ)その他(金型)
売上高は118,193千円(前期比3,222千円増)となりました。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末より121,382千円減少し、1,931,509千円(前期比5.9%減)となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により獲得した資金は291,215千円(前期は374,083千円の獲得)となりました。これは主に減価償却費205,842千円等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は335,931千円(前期は94,237千円の使用)となりました。これは主に定期預金の預入による支出173,772千円、有形固定資産の取得による支出171,448千円等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は105,133千円(前期は30,131千円の使用)となりました。これは主に長期借入れによる収入100,000千円、長期借入金の返済による支出154,159千円等によるものです。
③生産、受注及び販売の実績
当社グループは工業用プラスチック部品の単一セグメントであるため、品目別区分で記載しております。
a. 生産実績
当連結会計年度における生産実績を品目別に示すと、次のとおりであります。
| 品目 | 当連結会計年度 (自 2024年10月1日 至 2025年9月30日) | |
| 生産高(千円) | 前年同期比(%) | |
| 工業用プラスチック・ファスナー及び、プラスチック精密部品 | 1,621,485 | 106.5 |
| 生産設備治具 | 546,275 | 89.6 |
| その他(金型) | - | - |
| 合計 | 2,167,760 | 101.7 |
(注)金額は、製造原価によっております。
b. 受注実績
当連結会計年度における受注実績を品目別に示すと、次のとおりであります。
| 品目 | 当連結会計年度 (自 2024年10月1日 至 2025年9月30日) | |||
| 受注高 (千円) | 前年同期比 (%) | 受注残高 (千円) | 前年同期比 (%) | |
| 工業用プラスチック・ファスナー及び、 プラスチック精密部品 | 3,125,487 | 107.0 | 185,198 | 69.7 |
| 生産設備治具 | 1,136,838 | 83.0 | 127,984 | 182.5 |
| その他(金型) | 118,193 | 283.7 | - | - |
| 合計 | 4,380,518 | 101.1 | 313,182 | 93.3 |
c. 販売実績
当連結会計年度における販売実績を品目別に示すと、次のとおりであります。
| 品目 | 当連結会計年度 (自 2024年10月1日 至 2025年9月30日) | |
| 販売高(千円) | 前年同期比(%) | |
| 工業用プラスチック・ファスナー及び、プラスチック精密部品 | 3,205,838 | 105.2 |
| 生産設備治具 | 1,078,969 | 88.2 |
| その他(金型) | 118,193 | 102.8 |
| 合計 | 4,403,000 | 100.4 |
(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する分析・検討内容は以下のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
①重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準により作成されています。当社グループは連結財務諸表の作成に際し、決算日における資産・負債の数値、並びに報告期間における収入・費用の数値に影響を与える見積り及び仮定の設定を行っております。また、一定の事項に関する見積り及び判断に対して、継続して評価の見直しを行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。
②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
a. 経営成績の分析
(売上高及び売上原価)
当連結会計年度における売上高は4,403,000千円となり、前連結会計年度に比べ16,103千円増加しております。これは、大幅な円安の影響等に起因したものであります。また、当連結会計年度における売上原価は2,511,480千円となり、前連結会計年度に比べ73,910千円増加しております。
以上の結果、当連結会計年度における売上総利益は1,891,519千円となり、前連結会計年度に比べ57,807千円減少しております。
(営業外損益)
当連結会計年度における営業外収益は46,485千円となり、前連結会計年度に比べ28,254千円増加しております。また、営業外費用は9,106千円となり、前連結会計年度に比べ18,306千円減少しております。
この結果、前連結会計年度の経常利益は207,396千円でありましたが、当連結会計年度の経常利益は250,750千円となっております。
(税金費用)
当連結会計年度において、法人税等調整額等により税金費用の総額は前連結会計年度に比べ17,936千円減少の56,690千円となりました。
この結果、前連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は182,207千円でありましたが、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は194,094千円となっております。
b. 財政状態及びキャッシュ・フローの状況に関する分析
ⅰ)財政状態の分析
(資産)
当連結会計年度末における流動資産は3,891,068千円となり、前連結会計年度末に比べ102,921千円増加しております。これは主に現金及び預金が57,273千円、電子記録債権が37,504千円増加したこと等によるものであります。
当連結会計年度末における固定資産は2,095,687千円となり、前連結会計年度末に比べ25,952千円減少しております。これは主に有形固定資産が14,382千円、無形固定資産が13,834千円減少したこと等によるものであります。
(負債)
当連結会計年度末における流動負債は924,102千円となり、前連結会計年度末に比べ111,019千円減少しております。これは主に電子記録債務が123,862千円、役員退職慰労引当金が20,920千円減少したこと等によるものであります。
当連結会計年度末における固定負債は592,651千円となり、前連結会計年度末に比べ5,882千円減少しております。これは主に繰延税金負債が16,904千円増加し、長期借入金が33,336千円減少したこと等によるものであります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産合計は4,470,001千円となり、前連結会計年度末に比べ193,870千円増加しております。これは主に、利益剰余金が147,639千円増加したこと等によるものであります。
ⅱ)キャッシュ・フローの分析
当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況は「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
c. 資本の財源及び資金の流動性
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、製品製造のための材料費、労務費、経費、販売費及び一般管理費等の営業費用並びに設備投資等に係る投資であります。
当社グループは、事業運営上必要な資金の流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としており、運転資金は自己資金及び金融機関からの長期借入金を基本としております。
なお、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は1,931,509千円となっております。
d. 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループは、2027年9月期を達成年度とする中期経営計画を策定し、顧客の事業課題を解決するためのソリューション提案による製品の高付加価値化を基本戦略とし、売上高営業利益率10%を目標としております。当連結会計年度の結果は、売上高営業利益率4.8%(前期比0.1ポイント減)となりました。