有価証券報告書-第67期(平成25年4月1日-平成26年3月31日)
業績等の概要
(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、財政・金融政策の効果などを背景に、企業収益や個人消費に改善が見られ、緩やかに回復しております。一方、米国の景気回復は底堅いものの、中国経済は金融問題を抱え、加えて、円安による輸入製品の価格の上昇や消費税増税の影響が懸念され、依然として事業環境は厳しく、先行き不透明な状況が続いております。
このような状況下、「躍進2013」の諸施策を着実に遂行した結果、当連結会計年度の売上高は、前年同期比10.1%増の2,442億86百万円となり、営業利益は、前年同期比7.6%増の54億92百万円、経常利益は、前年同期比6.7%増の58億31百万円、当期純利益は、前年同期比26.2%増の37億15百万円となりました。
セグメントの業績は以下のとおりです。
(繊維事業)
当セグメントにおきましては、円安の進行に伴う縫製品を主とした輸入品のコストアップによる採算悪化があったものの、素材分野・機能性衣料製品が堅調に推移し、売上高は前年同期比5.7%増の1,137億71百万円となり、セグメント利益(営業利益)は前年同期比0.6%増の30億18百万円となりました。
(化学品事業)
当セグメントにおきましては、電材及びウレタン原料等の市況回復に加え、海外事業が堅調に推移したことにより、売上高は前年同期比30.0%増の866億48百万円となり、セグメント利益(営業利益)は前年同期比23.4%増の23億12百万円となりました。
(機械事業)
当セグメントにおきましては、中南米向け車輌事業が現地の経済停滞により、第4四半期に在庫調整の影響を受け、売上高は前年同期比7.9%減の433億57百万円となり、セグメント利益(営業利益)は前年同期比32.2%減の1億24百万円となりました。
(その他)
当セグメントにおきましては、情報・通信機器の取扱高減少等により、売上高は前年同期比9.0%減の5億7百万円となり、セグメント利益(営業利益)は前年同期比23.4%減の36百万円となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ14億39百万円増加し、当連結会計年度末には、96億38百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は17億16百万円(前年同期は57億92百万円の資金の増加)となりました。収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益58億14百万円です。支出の主な内訳は、売上債権の増加額24億41百万円、法人税等の支払額19億22百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は2億8百万円(前年同期は29億80百万円の資金の減少)となりました。これは、主に投資有価証券の取得による支出2億65百万円、有形固定資産の取得による支出2億28百万円、出資金の払込による支出2億3百万円、投資有価証券の売却による収入5億6百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は5億6百万円(前年同期は16億41百万円の資金の減少)となりました。これは、主に配当金の支払額5億87百万円、長期借入金の返済による支出54百万円、短期借入金の純増加額1億48百万円によるものであります。
当連結会計年度におけるわが国経済は、財政・金融政策の効果などを背景に、企業収益や個人消費に改善が見られ、緩やかに回復しております。一方、米国の景気回復は底堅いものの、中国経済は金融問題を抱え、加えて、円安による輸入製品の価格の上昇や消費税増税の影響が懸念され、依然として事業環境は厳しく、先行き不透明な状況が続いております。
このような状況下、「躍進2013」の諸施策を着実に遂行した結果、当連結会計年度の売上高は、前年同期比10.1%増の2,442億86百万円となり、営業利益は、前年同期比7.6%増の54億92百万円、経常利益は、前年同期比6.7%増の58億31百万円、当期純利益は、前年同期比26.2%増の37億15百万円となりました。
セグメントの業績は以下のとおりです。
(繊維事業)
当セグメントにおきましては、円安の進行に伴う縫製品を主とした輸入品のコストアップによる採算悪化があったものの、素材分野・機能性衣料製品が堅調に推移し、売上高は前年同期比5.7%増の1,137億71百万円となり、セグメント利益(営業利益)は前年同期比0.6%増の30億18百万円となりました。
(化学品事業)
当セグメントにおきましては、電材及びウレタン原料等の市況回復に加え、海外事業が堅調に推移したことにより、売上高は前年同期比30.0%増の866億48百万円となり、セグメント利益(営業利益)は前年同期比23.4%増の23億12百万円となりました。
(機械事業)
当セグメントにおきましては、中南米向け車輌事業が現地の経済停滞により、第4四半期に在庫調整の影響を受け、売上高は前年同期比7.9%減の433億57百万円となり、セグメント利益(営業利益)は前年同期比32.2%減の1億24百万円となりました。
(その他)
当セグメントにおきましては、情報・通信機器の取扱高減少等により、売上高は前年同期比9.0%減の5億7百万円となり、セグメント利益(営業利益)は前年同期比23.4%減の36百万円となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ14億39百万円増加し、当連結会計年度末には、96億38百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は17億16百万円(前年同期は57億92百万円の資金の増加)となりました。収入の主な内訳は、税金等調整前当期純利益58億14百万円です。支出の主な内訳は、売上債権の増加額24億41百万円、法人税等の支払額19億22百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は2億8百万円(前年同期は29億80百万円の資金の減少)となりました。これは、主に投資有価証券の取得による支出2億65百万円、有形固定資産の取得による支出2億28百万円、出資金の払込による支出2億3百万円、投資有価証券の売却による収入5億6百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の減少は5億6百万円(前年同期は16億41百万円の資金の減少)となりました。これは、主に配当金の支払額5億87百万円、長期借入金の返済による支出54百万円、短期借入金の純増加額1億48百万円によるものであります。