臨時報告書

【提出】
2015/03/25 15:05
【資料】
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提出理由

当社及び連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象が発生いたしましたので、金融商品取引法第24条の5第4項及び企業内容等の開示に関する内閣府令第19条第2項第12号及び第19号の規定に基づき提出するものであります。

財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に著しい影響を与える事象

(1) 当該事象の発生年月日
平成27年3月25日(取締役会決議日)
(2) 当該事象の内容
当社は、当社の100%子会社であるセーハ・アズール鉄鉱石合同会社(本社:東京都、以下、セーハ・アズール)及びブラジル住友商事(本社:ブラジル国サンパウロ州)を通じて、2010年12月よりブラジル鉄鉱石事業会社であるミネラソン・ウジミナス社(本社:ブラジル国ミナスジェライス州、以下、MUSA)に出資を行い、ブラジル鉄鉱大手ウジナス・シデルジカス・デ・ミナス・ジェライス社(本社:ブラジル国ミナスジェライス州、以下、ウジミナス社)と共同で、鉄鉱石事業を行っております(当社グループ出資比率:セーハ・アズール29.25%、ブラジル住友商事0.75%)。
鉄鉱石価格の下落に伴い、MUSAの長期事業計画および将来の拡張計画の見直しを行った結果、MUSAに対する投資の全額を回収することは困難と判断し、平成27年3月期第4四半期決算(平成27年1月1日~平成27年3月31日)において、回収可能価額まで損失計上を行うものです。
事業パートナーであるウジミナス社とともに、MUSAの操業改善及び事業価値向上に引き続き努めてまいります。
(3) 当該事象の損益に与える影響額
① 連結決算
セーハ・アズール及びブラジル住友商事のMUSAに対する投資につき、「持分法による投資損失」を約650億円計上見込みです。
② 個別決算
当社のセーハ・アズールに対する投資につき、「投資有価証券評価損」約650億円を営業外損失として計上見込みです。
以 上