有価証券報告書-第106期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)

【提出】
2021/06/24 14:28
【資料】
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【項目】
156項目
(重要な会計上の見積り)
有形固定資産および無形固定資産の減損評価
(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額
有形固定資産70,896百万円
無形固定資産64,598百万円
減損損失1,824百万円

(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報
① 金額の算出方法
減損の兆候が識別された資産または資産グループについては、割引前将来キャッシュ・フローに基づき減損損失を認識するかどうかの判定を行っております。当該割引前キャッシュ・フローについては、将来の事業計画を基礎として主要な資産の経済的残存使用年数等を考慮して算出しております。
また、減損損失を認識する場合、当該資産または資産グループの回収可能価額を正味売却価額と使用価値のいずれか高い方として算出した上で、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を当期の減損損失として計上しております。使用価値の算定にあたって使用する割引率は、原則として貨幣の時間価値に当該事業のリスクを加味して設定しております。
② 金額の算出に用いた主要な仮定
将来の事業計画に含まれる売上高・売上原価の予測および使用価値の算定に使用する割引率であります。
③ 翌年度の連結財務諸表に与える影響
当連結会計年度の連結損益計算書上減損損失として計上したものを除き、当社は当連結会計年度末において有形固定資産および無形固定資産の帳簿残高を回収可能なものと判断しております。しかし、会計上の見積り固有の不確実性から上記の主要な仮定が予測可能な範囲を超えて変化した場合には回収可能価額が帳簿価額を下回り、減損損失が発生する可能性があります。

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