有価証券報告書-第78期(2025/04/01-2026/03/31)

【提出】
2026/06/24 13:02
【資料】
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【項目】
178項目
(1) 【人材戦略に関する基本方針等】
当社グループは、事業環境の大きな変化の中で持続的な成長を実現するため、「人」を最も重要な資本と位置づけ、『人的資本の価値最大化』を経営の最優先事項の一つに掲げております。経営戦略と連動した「人財ポートフォリオの構築」と変革を支える「新たな企業風土の確立」を実現し、多様な人財が活き活きと働き、新たな価値を創造し続ける組織を目指し、以下の方針に基づき人財戦略を展開しております。

中期経営計画2026- 2028「次代を翔ける」説明資料より抜粋
≪人材育成方針≫
新しい価値を継続的に創造するためには、社員一人ひとりの成長と自律が必要不可欠であると考えています。個々のキャリア意欲に応じた適切な機会の提供と、挑戦を後押しする組織づくりの双方を強力に推進し、組織全体の競争力強化へと繋げるため、以下の取り組みに注力しております。
自律型人財への転換
自ら考え、自ら行動し、価値を創出し続ける「自律型人財」の育成に注力しています。社員一人ひとりが主体的にキャリアを描き、自らの意思で挑戦し続けることができる環境を整備するため、人事制度改革、組織開発、心理的安全性を土台とした風土改革を推進し、アントレプレナーシップを発揮して自らの仕事の価値を創る文化を醸成します。
また、失敗を恐れず挑戦すること自体を価値と捉え、積み重ねていくことで個人の成長と組織の進化を加速させていきます。
価値創造組織への進化
個の自律を高め組織の柔軟性と強靭性を繋げるため、部門や役割を超えた共創を促進し、多様な知見や経験を掛け合わせることで、社会の期待に応える新たな価値を生み出す組織を目指します。また、現場起点の気づきや改善を重視し、変化を好機と捉え続ける組織文化を育んでいきます。
人的資本経営を支える基盤
タレントマネジメントシステムを活用した人財データの可視化と適所適材の実現、指名報酬委員会の運用や選抜研修によるサクセッションプランの実行、管理職トレーニングや目標管理研修を通じた対話型マネジメントへの変革など、次世代リーダーおよびリーダー育成の強化と基盤構築を進めています。また、障がい者雇用や女性のキャリア形成支援など多様性を尊重し活かす組織づくり(DE&I)を推進するとともに、定期的なエンゲージメントサーベイの実施による組織状態の可視化と継続的な環境改善を徹底してまいります。
なお、2026年4月に策定した中期経営計画2026-2028「次代を翔ける」において、人財強化のために2029年3月までに100億円の投資を計画しております。
≪社内環境整備方針≫
社員一人ひとりが心身ともに健康で、安心してその能力を最大限に発揮できるよう、以下の職場環境の整備を推進しております。
柔軟な働き方とDX推進
DX推進による業務プロセスの効率化を図り生産性を高めるとともに、時間単位の有給休暇やライフイベントに応じた柔軟な勤務体制を整え、仕事と生活の調和を支援します。
心理的安全性の醸成とDE&I
互いの個性を認め合い自由に意見が交わせる心理的安全性の高い組織風土を醸成します。長年培われた経験や専門性をもつ人材から、次世代を担う新しい感性まで、多様な知見が混ざり合い活躍できる職場を追求します。
健康経営と安全な職場づくり
安心して業務に専念できる環境整備を徹底するとともに、一人ひとりの心身の健康増進を経営の基盤として推進します。健康診断の徹底や予防医療の啓発、メンタルヘルスケアなど多角的なサポートを通して、長く活躍し続けられる環境を構築します。
組織競争力強化のための教育機会の提供
テクニカル研修、リーダーシップ研修、コーチング研修をはじめとした研修の拡充や、外部出向・プロジェクトへの参画といった挑戦機会を広く提供し、一人ひとりの成長を、組織の競争力強化へと繋げます。
◆当事業年度における主な取り組み
[制度改革]
・人事制度刷新にむけた全体見直しの着手、および目標管理制度の運用定着
・人財ポートフォリオの可視化にむけた、新タレントマネジメントシステムの導入および基盤構築の推進
・女性社員の管理職への積極登用
東邦ホールディングス㈱新規登用者数 管理職2名(男性1名・女性1名)、係長級29名(男性10名、女性19名)
・中途採用の拡大、契約社員の正社員登用、およびリファラル・カムバック採用の導入検討
・シニアエンゲージメント向上のための定年再雇用者の報酬改善
・中長期的な企業価値向上へのインセンティブ付与を目的とした、譲渡制限付株式報酬制度の導入
・育児短時間勤務制度の適用期間を「小学校6年生修了時まで」へと延長・拡充
・平均4.7%の全社給与水準の引き上げ
・若手人財の獲得と育成に向けた、初任給最大約5.2%の引き上げ
[組織開発]
・他社経営経験者との対話を通じた、役員としての意識醸成および新たな視座の獲得を目指す役員研修の実施
・顧客支援システムを中心とした提案手法を身につけるグループ横断のテクニカル研修
MTP研修:受講者数31名、 SeniorMTP研修:受講者29名
・リーダーシップおよびコーチングスキル向上による対話型マネジメント研修
新任管理職研修:受講者数66名(営業所長12名・課長対象54名)
・若手育成を目的としたグループ横断の研修
新入社員研修:受講者数99名、 新人フォロー研修:受講者数66名、 キャリアデザイン研修:受講者数34名
・専門知識の習得やスキルアップを目指すMSを対象としたグループ横断のリスキリング研修:受講者数333名
・国立研究開発法人産業技術総合研究所との共同研究により専門人財の育成
参加者22名(出向者数:8名・社内研究員17名)
・サクセッションプラン(後継者育成計画)に基づく、次世代トレーニングの検討・開始
[風土改革]
・グループ全従業員を対象としたエンゲージメントサーベイの実施
(9,062名中7,902名が回答、回答率87.2%を達成。結果に基づくアクションプランの作成・実行)
・心理的安全性の高い組織風土醸成にむけた「さん付け」呼称の励行
・個人の主体性を尊重するオフィスカジュアルの導入・展開
・組織風土改革に向けた、経営陣と社員によるタウンホールミーティングのグループ全社展開
・DE&I宣言の策定による組織文化の明文化
・全役職員を対象としたコンプライアンス研修、および独占禁止法や贈収賄防止法等の専門研修:受講率100%
・コンプライアンスに関する全社員へのメールマガジンの隔週配信
・50歳以上を対象とした金融リテラシー教育のためのグループ横断のシニアライフプランセミナーの実施
:受講者86名
・就業時間内全面禁煙化に向けた、グループ内禁煙デーの段階的拡大
・グループ主要8社による健康経営優良法人2026の新規・継続取得
対象法人:東邦ホールディングス㈱、東邦薬品㈱、㈱セイエル、㈱幸燿、九州東邦㈱、沖縄東邦㈱、共創未来ファーマ㈱、㈱ネグジット総研
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