当第2四半期連結累計期間の世界経済は、米国の保護政策の影響をうけて各国が内向きとなる中、米中貿易摩擦をはじめとした通商問題や地政学的リスクの高まりなどにより不透明感が長引き、為替の動向も円高基調で推移いたしました。また、わが国経済におきましても、引き続き回復基調で推移したとはいえ、消費増税の影響が今後表面化していく状況の中、やはり先行き不透明感は継続しております。医療機器、医薬品業界におきましては、本年10月の薬価改定ののち、来年4月にも改定が控えるという厳しい状況にあります。このような状況下においても、当社グループは引き続き国内におけるシェア拡大と海外売上の拡大および生産コストの低減に取り組み、ユーザー目線にたった製品の開発を進め、業績の向上に努めてまいりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は、第1四半期に引き続き医療関連事業、医薬関連事業が堅調に推移したことにより、前年同期比6.9%増加の2,226億68百万円となりました。利益面におきましては、本年10月の薬価改定を控えた買い控え、および買い控え対策としての先行値引きの影響や、ユーロ、人民元を中心とした為替の影響もありましたが、主要製品の販売が引き続き好調に推移したことや、10月の消費増税を控えての透析装置類のかけこみ需要などもあり、営業利益は前年同期比6.2%増加の127億72百万円となり、経常利益に関しては、前年同期は16億20百万円の為替差益の計上がありましたが、当第2四半期は29億55百万円の為替差損を計上したことから45億76百万円のマイナス影響となり、前年同期比27.8%減少の98億85百万円となりました。その結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比22.7%減少の58億86百万円となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
2019/11/14 10:27