有価証券報告書-第77期(2022/04/01-2023/03/31)
② 戦略
当社グループは、事業活動に与える影響について、政府間パネル(IPCC)や国際エネルギー機関(IEA)が公表する複数のシナリオ※を元に、想定される気候変動リスク・機会について、財務的影響を定性・定量的に評価を行い、分析を行っております。
なお、パリ協定の長期目標である産業革命前からの気温上昇を「2℃未満」及びCO2排出量削減への取組みが不十分な「4℃」の2つのシナリオを想定しております。
※IPCC 第6次評価報告書(SSP5-8.5)、IEA WEO2022(STEPS、APS)などを参照
a 想定するシナリオ
b リスク・機会の概要、財務への影響
当社グループは、事業活動に与える影響について、政府間パネル(IPCC)や国際エネルギー機関(IEA)が公表する複数のシナリオ※を元に、想定される気候変動リスク・機会について、財務的影響を定性・定量的に評価を行い、分析を行っております。
なお、パリ協定の長期目標である産業革命前からの気温上昇を「2℃未満」及びCO2排出量削減への取組みが不十分な「4℃」の2つのシナリオを想定しております。
※IPCC 第6次評価報告書(SSP5-8.5)、IEA WEO2022(STEPS、APS)などを参照
a 想定するシナリオ
| 2℃未満 | ・気候変動対応に対する事業運営コストの増加 ・エネルギーコストの高騰 ・環境意識の高まりによる新たな事業機会の発生 ・環境負荷への対応企業への市場からの評価 |
| 4℃ | ・自然災害の多発、激甚化に伴う事業機会の喪失 ・企業活動、消費活動に対する締め付けの強化 ・エネルギーコストの高騰 ・社員への健康リスクの発生及び対応コストの増加 ・環境負荷への対応ができない企業への市場からの淘汰 |
b リスク・機会の概要、財務への影響
| 分類 | 概要 | 財務への影響 | |||
| 2℃未満 | 4℃ | ||||
| リスク | 移行リスク | 法規制 | 炭素税や新たな税制導入によるコスト増大 | 小 | 小 |
| 技術・市場 | 再生可能エネルギーへの転換に伴うコスト増大 | 中 | 小 | ||
| 低炭素技術製品への転換に伴うコスト増大 | 中 | 小 | |||
| 地政学リスクによる燃料価格の高騰によるコスト増大 | 小 | 小 | |||
| 評判 | 気候変動対策不足によるステークホルダーからの信用失墜 | 小 | 小 | ||
| 物理的リスク | 急性 | 自然災害の多発、激甚化による対応コスト増大 | 小 | 小 | |
| 慢性 | 感染症、熱中症の増加による社員の健康リスク増加及び事業機会の喪失 | 小 | 小 | ||
| 平均気温の上昇、気象パターンの変化による対応コスト増大 | 小 | 小 | |||
| 機 会 | 資源効率化 | 流通プロセス改革によるCO2排出量の削減 | 小 | 小 | |
| 製品・サービス | 市場の環境意識の高まりによる新たなサービスの提供機会発生 | 小 | 小 | ||
| 感染症、熱中症の増加による市場からのワクチン・治療薬等のニーズ増大 | 小 | 中 | |||
| 強靭性(レジリエンス) | 気候変動に貢献することによるステークホルダーからの評価獲得 | 小 | 小 | ||