当中間会計期間の当社の研究開発は、先端的、創造的テーマに関する基礎研究について社外研究機関との共同研究や応用研究や商品開発研究を新素材科学研究所、先端技術開発研究所を中心に行いました。
各研究所の開発テ-マも従来の基礎的なものにプラスして改良・応用的な分野も盛り込んでおります。
当中間会計期間における各セグメント別の研究の目的、主要課題、研究成果及び研究開発費は次のとおりであります。当中間会計期間の研究開発費の総額は7,305千円となっております。
(1) 医療機器
医療用機器事業に関する研究開発は、血流計の新しいタイプのものを新規に開発し、活用方法と共に新市場への拡大を目指しております。
医療機器事業に係る研究開発費の金額は3,615千円であります。
(2) 機能性食品
機能性食品事業に関する研究開発は、当社独自の「コッカス菌」を活かした新商材を開発致しております。
機能性食品事業に係る研究開発費の金額は1,821千円であります。
(3) その他
IT関連事業では引き続きウィルス対策の新たなIT技術の研究開発を実施しております。
その他に係る研究開発費の金額は1,868千円であります。
(4) 所有する工業所有権の件数
当社の工業所有権戦略としては、スクラップアンドビルド方式で実用化しないものは権利放棄をし、一方で創造的な研究開発は出願する方式を推進しています。この結果、平成29年3月31日現在、当社が保有する工業所有権(出願中を含む)の件数は、国内外を含め38件であります。