有価証券報告書-第61期(平成29年4月1日-平成30年3月31日)
(1) 会社の経営の基本方針
当社グループは、「創造と挑戦」を経営理念として掲げ、全従業員が変化に適応し、新たな価値を「創造」し続けるとともに、現状に満足することなく、更なる成長に「挑戦」し続けてまいります。
また、「創造と挑戦」を実践することによって、すべてのステークホルダーから選ばれる企業グループとなることを目指しております。
(2) 目標とする経営指標
当社グループでは継続的な発展を維持していくために、2018年度を初年度とする「2018年度中期経営計画(2018年度~2020年度)」を策定いたしました。
2021年3月期における目標とする経営指標を次のとおり掲げております。
連結売上高 1,300億円
連結営業利益 43億円
ROE 8.5%
(3) 中長期的な会社の経営戦略と課題
上記「2018年度中期経営計画(2018年度~2020年度)」では、次の経営ビジョンと注力する事業領域および経営方針を掲げております。
経営ビジョン
○ 先進エレクトロニクスのワンストップソリューション・グローバルサプライヤー
注力する事業領域
○ 萩原エレクトロニクス株式会社はCASE関連領域
※CASE=Connectivity(コネクテッド)、Autonomous(自動運転)、Shared&Service(シェアリング)、Electric(電動化)
○ 萩原テクノソリューションズ株式会社はIoT領域(特にファクトリーIoT領域)
※IoT=Internet of Things(モノのインターネット化)
経営方針
○ コア事業は自動車関連事業
○ 萩原エレクトロニクスは集中戦略、萩原テクノソリューションズはポートフォリオ戦略
○ 新規事業の拡大
○ ソフトウェア事業の拡大
○ 技術部門主導による事業会社間のリレーション強化とシナジー創出
○ 海外事業の拡大
○ グループ経営基盤の強化による中長期的企業価値の向上
(4) 会社の対処すべき課題
当社グループを取り巻く環境は、世界規模での業界の垣根を超えた新たなビジネスモデル創出の動きやIoT・人工知能の活用といった新しい技術の台頭など、環境変化が激しい状況となっております。
このような事業環境の中、各事業において環境変化への対応力を高めるとともに、グループ全体の企業価値を最大化する経営体制を構築する必要があると考え、本年4月より持株会社体制に移行いたしました。
今後は各事業会社と持株会社がそれぞれの役割を適切に果たし、グループ一体となって、次の課題に取り組んでいくことにより、さらなる成長に向かっていきます。
① 萩原エレクトロニクス株式会社におきましては、次世代自動車動向、半導体/電子部品の将来動向を見極めたうえで、競争優位な得意先、仕入先、セット、商材を選択し、そこに経営リソースを集中することにより、クルマ社会の変革期を支えるとともに、常に新しい領域を追求してまいります。
② 萩原テクノソリューションズ株式会社におきましては、IT、組込、計測の各事業に投入する経営リソースを、外部環境に合わせて柔軟に組み替えながら、最適なバランスで事業を拡大させていくとともに、3事業を融合させることによりIoT事業の拡大に取り組んでまいります。
また、関東、関西エリアにおいて事業領域を広げることにより、ビジネスを拡大してまいります。
③ 変化する事業環境と顧客ニーズを的確にとらえ、新規商材、新規事業の拡大に取り組んでまいります。
④ 今後伸長が期待できるソフトウェア事業においては、本年設立いたしました萩原北都テクノ株式会社の車載組込ソフトウェア検証・カスタマイズ開発に対する強みを活かしながら、社内体制をさらに整備し、さらなる拡大に取り組んでまいります。
⑤ 海外事業におきましては、従来どおり、当社グループのお客様の海外拠点対応を中心とした活動が最重要ですが、それに加えて、海外拠点独自の得意先、仕入先の拡大に取り組んでまいります。
⑥ コンプライアンス遵守の徹底を最優先事項として継続するとともに、ガバナンス経営を強化し、内部統制・情報セキュリティ確保の徹底に取り組んでまいります。
当社グループは、「創造と挑戦」を経営理念として掲げ、全従業員が変化に適応し、新たな価値を「創造」し続けるとともに、現状に満足することなく、更なる成長に「挑戦」し続けてまいります。
また、「創造と挑戦」を実践することによって、すべてのステークホルダーから選ばれる企業グループとなることを目指しております。
(2) 目標とする経営指標
当社グループでは継続的な発展を維持していくために、2018年度を初年度とする「2018年度中期経営計画(2018年度~2020年度)」を策定いたしました。
2021年3月期における目標とする経営指標を次のとおり掲げております。
連結売上高 1,300億円
連結営業利益 43億円
ROE 8.5%
(3) 中長期的な会社の経営戦略と課題
上記「2018年度中期経営計画(2018年度~2020年度)」では、次の経営ビジョンと注力する事業領域および経営方針を掲げております。
経営ビジョン
○ 先進エレクトロニクスのワンストップソリューション・グローバルサプライヤー
注力する事業領域
○ 萩原エレクトロニクス株式会社はCASE関連領域
※CASE=Connectivity(コネクテッド)、Autonomous(自動運転)、Shared&Service(シェアリング)、Electric(電動化)
○ 萩原テクノソリューションズ株式会社はIoT領域(特にファクトリーIoT領域)
※IoT=Internet of Things(モノのインターネット化)
経営方針
○ コア事業は自動車関連事業
○ 萩原エレクトロニクスは集中戦略、萩原テクノソリューションズはポートフォリオ戦略
○ 新規事業の拡大
○ ソフトウェア事業の拡大
○ 技術部門主導による事業会社間のリレーション強化とシナジー創出
○ 海外事業の拡大
○ グループ経営基盤の強化による中長期的企業価値の向上
(4) 会社の対処すべき課題
当社グループを取り巻く環境は、世界規模での業界の垣根を超えた新たなビジネスモデル創出の動きやIoT・人工知能の活用といった新しい技術の台頭など、環境変化が激しい状況となっております。
このような事業環境の中、各事業において環境変化への対応力を高めるとともに、グループ全体の企業価値を最大化する経営体制を構築する必要があると考え、本年4月より持株会社体制に移行いたしました。
今後は各事業会社と持株会社がそれぞれの役割を適切に果たし、グループ一体となって、次の課題に取り組んでいくことにより、さらなる成長に向かっていきます。
① 萩原エレクトロニクス株式会社におきましては、次世代自動車動向、半導体/電子部品の将来動向を見極めたうえで、競争優位な得意先、仕入先、セット、商材を選択し、そこに経営リソースを集中することにより、クルマ社会の変革期を支えるとともに、常に新しい領域を追求してまいります。
② 萩原テクノソリューションズ株式会社におきましては、IT、組込、計測の各事業に投入する経営リソースを、外部環境に合わせて柔軟に組み替えながら、最適なバランスで事業を拡大させていくとともに、3事業を融合させることによりIoT事業の拡大に取り組んでまいります。
また、関東、関西エリアにおいて事業領域を広げることにより、ビジネスを拡大してまいります。
③ 変化する事業環境と顧客ニーズを的確にとらえ、新規商材、新規事業の拡大に取り組んでまいります。
④ 今後伸長が期待できるソフトウェア事業においては、本年設立いたしました萩原北都テクノ株式会社の車載組込ソフトウェア検証・カスタマイズ開発に対する強みを活かしながら、社内体制をさらに整備し、さらなる拡大に取り組んでまいります。
⑤ 海外事業におきましては、従来どおり、当社グループのお客様の海外拠点対応を中心とした活動が最重要ですが、それに加えて、海外拠点独自の得意先、仕入先の拡大に取り組んでまいります。
⑥ コンプライアンス遵守の徹底を最優先事項として継続するとともに、ガバナンス経営を強化し、内部統制・情報セキュリティ確保の徹底に取り組んでまいります。