有価証券報告書-第53期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)

【提出】
2021/06/25 9:46
【資料】
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【項目】
143項目

有報資料

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。
(1)会社の経営の基本方針
当社グループは「ハピネス・ネットワーキングを展開し、エンタテインメント・スタイルの創造により人々に感動を提供し、夢のある明日をつくります。」をグループビジョンとして掲げ、企業活動を展開しております。
人々の幸福な人生(Happiness)の実現に大きく貢献することを事業コンセプトとし、あらゆる方々と積極的なコミュニケーションを図ること(Networking)により、お役に立てる機会を探し、タイムリーで付加価値のある提案を行ってまいります。また、商品を提供するだけにとどまらず、楽しみ方、ライフスタイルまでも提案する「エンタテインメント・スタイルの創造」によって人々に感動を提供し、夢のある明日をつくることを目指してまいります。
さらに、経営姿勢として環境変化を予見する努力を怠らず、自己革新をすすめ、新しいビジネスをきりひらくとともに、変化に対応した組織、制度づくりに積極的に取組んでまいります。
(2)経営環境
当社グループの関連業界におきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大により外出自粛や当社グループの取引先である商業施設の休業・営業時間短縮が発生するなど、消費者とのタッチポイントが減少する一方で、巣ごもりに対応した商材は需要が高まりました。感染症拡大が続くなかで、収束の時期が未だ見えておらず、経営環境は引き続き先行きが不透明な状況で推移しております。
玩具事業につきましては、少子化が進む一方で、ハイターゲット向け商材は好調に推移するなど、購入層が拡大し、ニーズが多様化しております。
映像音楽事業につきましては、コロナ禍で劇場の休業や新譜の発売延期などが発生し、配信サービスの普及が加速するなど、パッケージ市場は厳しい環境で推移しております。
ビデオゲーム事業につきましては、巣ごもり需要により家庭用ゲーム機の市場は需要が高まり、好調に推移しております。
アミューズメント事業につきましては、コロナ禍で外出自粛や商業施設の休業・営業時間短縮が発生するなど厳しい市場環境が続いており、アフターコロナにおける顧客のライフスタイルの変化も予想されるなど、依然先行きが不透明な状況で推移しております。
このような環境を踏まえ、当社グループでは更なる成長・発展を目指すべく、各セグメントにおいて様々な施策に取り組んでまいります。
(3)中長期的な会社の経営戦略
当社はグループビジョン実現のための中期的な経営戦略として、中期経営計画を策定しておりますが、2022年3月期に開始を予定しておりました第9次中期経営計画を2023年3月期より開始することといたしました。
当社は2019年3月期より3ヵ年の第8次中期経営計画「Shinka2020」のもと、「1.流通事業をShinkaさせ、更なる成長を図る」、「2.ビジネスネットワークを創出し、メーカー事業を強化する」、「3.新規事業に積極的に挑戦する」の3つを基本戦略として掲げ、様々な施策を推進してまいりました。
流通事業においては、玩具事業で株式会社イリサワの株式を取得(子会社化)し、模型玩具卸売事業に参入したことでハイターゲット向け商材の取扱いを拡大するとともに、映像音楽事業で当社と当社子会社の映像音楽パッケージの卸売部門を統合し、物流機能やシステム等の共通利用を図ることで生産性の向上を実現いたしました。
メーカー事業においては、映像音楽事業で邦画とアニメ作品に投資を集中し、自社幹事作品で「日日是好日」などのヒットを創出するとともに、株式会社ファントム・フィルムの株式を取得(子会社化)し、映像作品の企画・製作から配給、国内外へ向けたライツやパッケージ販売まで一気通貫のビジネスを行うことが可能となりました。
また、2020年4月1日より社内カンパニー制を導入し機動的な事業運営を行うとともに、新たに「経営戦略本部」を設置し、既存事業領域にとらわれない様々なマーケットニーズに応える新規事業の開発に取り組んでおります。
当社グループの関連業界においては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、先行きが不透明な状況が続いており、消費者ニーズを始めとした経営環境・事業環境も大きく変化しております。2022年3月期は、第9次中期経営計画を策定するための経営基盤増強の年度と位置づけ、2023年3月期から開始する第9次中期経営計画については、計画の開示が可能となった時点で速やかに公表いたします。
(4)目標とする経営指標
当社グループは、企業価値向上のために、事業規模を拡大するとともに、収益性・効率性を高めることを当面の重要課題として取組んでいく方針です。従いまして、売上高経常利益率とROE(自己資本利益率)を重要な経営指標として位置づけ、その向上に取り組んでまいります。
(5) 会社の優先的に対処すべき課題
今後の見通しにつきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大が続くなかで、収束の時期が未だ見えておらず、当社グループの関連業界におきましても、引き続き先行きが不透明な状況で推移すると予測しております。
コロナ禍において経営環境・事業環境は大きく変化しております。新型コロナウイルス感染症拡大防止のための取り組みを継続するとともに、2022年3月期は次期の中期経営計画を策定するための経営基盤増強の年度と位置付け、様々な取り組みを推進してまいります。
各セグメントにおける優先的に対処すべき課題は次のとおりであります。
玩具事業
玩具事業につきましては、少子化が進むなか、ハイターゲット向け商材である模型玩具の卸売事業強化のため、2021年4月1日付で当社グループの模型玩具販売部門を統合いたしました。今後は営業の統合を行い、物流機能を一本化することで効率化を図るとともに、当社のもつ業界トップクラスの販売支援システム、情報システムを共通利用することで、顧客の需要によりタイムリーにお応えできる体制を構築し、流通シェアの拡大を目指してまいります。
映像音楽事業
映像音楽事業につきましては、配信サービスの普及などにより市場環境が変化していくなかで、メーカー業の事業拡大に向け、2020年10月1日付で洋画や邦画の配給、企画、製作、宣伝などを行い、様々なヒット作品を手がけてきた株式会社ファントム・フィルムを子会社化いたしました。また、新会社「株式会社ハピネットファントム・スタジオ」を設立し、2021年4月1日付で当社映像メーカー部門と同社との統合を行いました。今後は両社の強みを活かし、映像作品の企画・製作から配給、国内外へ向けたライツやパッケージ販売まで一気通貫したビジネスを行うことで作品の魅力を高め、良質な作品をより多くの方にお届けしてまいります。
ビデオゲーム事業
ビデオゲーム事業につきましては、巣ごもり需要の継続が予測されるなかで、引き続き需要へのタイムリーな対応や、営業や販売促進施策の強化による販売の最大化に取り組むとともに、アクセサリーやグッズなどのゲーム関連商品の取扱いを拡充し、売上高の拡大を図ってまいります。
また、自社独占流通ソフトの獲得にむけた取り組みを強化し、利益率の向上を目指してまいります。
アミューズメント事業
アミューズメント事業につきましては、外出自粛や商業施設の営業時間短縮の影響が続き、引き続き厳しい市場環境で推移しているものの、アフターコロナを見据えて当社運営のカプセル玩具ショップ「ガシャココ」の出店を推進し、新たな販売スタイルの確立を目指してまいります。
また、様々な価格帯に対応できる自動販売機の開発・導入や、ITを活用したオペレーション機能の強化により、収益性の向上を図ってまいります。

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