四半期報告書-第27期第2四半期(平成26年7月1日-平成26年9月30日)
有報資料
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において、当社が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第2四半期累計期間における我が国経済は、4月からの消費税率引き上げ、円安による物価の上昇圧力による節約志向など、個人消費に陰りが見え始めました。一部、レジャー産業や自動車産業などでは業績が回復しているものの、内需関連業界は総じて低調であり、景気はまだら模様で、横ばいからマイナスとなりました。
このような経済状況の下で当社は、従来からの冠婚葬祭向けの花き、母の日などギフト向けの切花・鉢物、そして花のヘビーユーザーでもある団塊の世代に向けた花きを中心に流通させました。加えて、消費税率引き上げによる買い控えに対抗するためにも、団塊ジュニアにも焦点を当て、この世代が好むオレンジや黄色などビタミンカラーの花き、バラ・カーネーション・季節の草花類を流通させ、消費拡大を図りました。しかし花の小売店が減少している中、それを補うスーパーマーケットの花売り場は、依然ロスの少ない仏花の販売が中心だったことで、当社は予定していた成果を上げることはできませんでした。
以上の結果、当第2四半期累計期間(平成26年4月~9月)の業績は、売上高12,104,638千円(前年同四半期比6.4%減)となり、内訳をみますと、切花の取扱高11,080,147千円(前年同四半期比6.8%減)、鉢物の取扱高958,800千円(前年同四半期比3.2%減)、付帯業務収益65,690千円(前年同四半期比6.0%増)となりました。利益につきましては、営業利益56,954千円(前年同四半期比44.0%減)、経常利益88,111千円(前年同四半期比33.2%減)、四半期純利益56,919千円(前年同四半期比29.2%減)と減収減益となりました。
なお、当社は花き卸売事業単一セグメントであるため、セグメント別の記載は行なっておりません。
切花、鉢物に関する概況は次の通りです。
切花
・切花は取扱数量、売上金額とも前年を下回りました。4月~5月は前年に比べ特に入荷量が減少しました。これは冷え込みなどの天候要因や、暖房費の高騰で加温が不十分であったことなどによります。しかし、消費税率の引き上げにより小売店で客足が鈍るなど需要も弱く、品薄でありながらも相場は低迷しました。
・5月の母の日には、定番の赤系カーネーションの引き合いが強まりました。反面、スプレータイプのカーネーションは受注が伸びませんでした。母の日を終えると、その後は生産地の切り替わり時期で品質が安定しないこと、大きな需要がないことなどで厳しい販売状況となりました。特に地方は都内より消費が落ち込んでおり、品薄であっても仕入には繋がらないなど、いっそう厳しい状況でした。
・6月から7月にかけて、白菊の上位等級品が潤沢に入荷しましたが、需要に対して供給過剰となったことで価格は大きく下落しました。小菊は7月後半、予定より開花が早まり、8月のお盆にむけて生産していたものまでも出荷されました。これにより価格は下落、その後、8月お盆の需要がピークになるころ不足しました。
・お盆の需要期を終えると、全国的に入荷量が減少しました。これは高冷産地を中心とした気温の低下によるものです。またオリエンタルユリは、夏場の主力産地で作付が減少したことで入荷量が減少しました。オンシジュームは、海外の主力産地が台風被害を受けたことで入荷量が減少しました。アスターやケイトウなどの露地栽培のものは、開花が早まり8月上旬に出荷されたことで入荷量が減少しました。これらの入荷量の減少に伴い、全体的に品薄高となったため、需要側では計画的な仕入れができない、欠品が増えるなどし、代替品の提案に努めました。
・9月に入っても、全国的な気温低下・日照不足から品薄傾向は続き、引き合いが強まりました。小売では気温の低下とともに秋を意識させるダリア・バラなどのフェアが開催され、売れ行きも良好でした。品薄高のまま、お彼岸の需要期に入り、連休に向けたブライダル需要も旺盛で、和花・洋花とも単価高で推移するも、お彼岸の需要期のあとはその反動から相場は下落しました。
・円安の影響もあり、期間を通してスプレー菊や葉物などの輸入品の入荷量は、前年に比べ減少しました。LAユリは、主力産地のある埼玉県で、2月の大雪によりハウスが倒壊するなどの大きな被害を受けたことで、期間を通して生産量・入荷量が大きく減少しています。また、季節商材としては、夏場の日持ちが良いことなどから8月にはヒマワリの引き合いが強く、価格が上昇、前年を上回る販売金額となりました。9月に入ると気温の低下とともに、秋の草花類なども活発に取引されました。
鉢物
・洋ラン類の主力であるファレノは、前年に比べ人事異動や事務所移転、新規開設などの法人需要が回復し、堅調な動きでスタートしました。さらに9月には組閣によるお祝いの需要から大口取引が発生し、全体の仕入マインドが大きく上昇しました。需要は旺盛なものの、生産量は年々減少傾向にあるため品薄感が高まり、8月後半から9月にかけて高単価で推移しました。しかし、生産減少や集荷不足による入荷量の減少を補うまでには至らず、期間全体の販売金額は前年を下回りました。
・母の日商戦は、主力のカーネーションにおいて入荷量は前年並、販売金額は前年を下回る結果となりました。これは多くの産地が出荷調整をし、入荷が短い期間に集中してしまったため相場が大きく崩れたことによります。また、出荷の前段階で開花が進んでしまったことなどから、相対や注文の価格も下落しました。
・母の日以降、ブライダル向けのアジサイの需要が高まりました。アジサイは、小売りにおいても新品種の動きが好調で、夏季までの見込み数量を販売することができました。
・9月は早々から気温が下がり、秋の植栽に向けての花苗の動きがが活発になりました。しかし例年厳しい残暑から作付を10月以降にシフトした産地が多く、品薄単価高で推移しました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末と比較して266,952千円減少し6,568,606千円となりました。その主な内訳は売掛金の減少195,946千円、現金及び預金の減少127,759千円であります。
負債につきましては前事業年度末と比較して262,799千円減少し1,906,714千円となりました。その主な内訳は受託販売未払金の減少234,761千円であります。純資産につきましては前事業年度末と比較して4,153千円減少し4,661,891千円となりました。これは剰余金の配当により61,073千円減少し、四半期純利益の計上により56,919千円増加したことによるものです。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末より472,240千円増加し、2,432,627千円となっております。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果増加した資金は、2,754千円(前年同四半期は303,909千円の減少)となりました。主な増加要因は、売上債権の減少191,019千円、税引前四半期純利益88,111千円、減価償却費82,407千円によるものです。また、主な減少要因は、仕入債務の減少233,409千円、法人税等の支払額77,077千円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果増加した資金は、539,908千円(前年同四半期は33,932千円の増加)となりました。主な増加要因は、定期預金の払戻による収入600,000千円、貸付金の回収による収入142,603千円によるものです。また、主な減少要因は、関係会社貸付けによる支出134,000千円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果減少した資金は、70,422千円(前年同四半期は70,251千円の減少)となりました。この要因は、配当金の支払額60,223千円及びリース債務の返済による支出10,199千円によるものです。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(6) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営成績に重要な影響を与える主な要因として、天候と原油高による影響があります。花きの商品価値は供給・需要双方で天候の影響を受けるため、天候により需給バランスが崩れ取引量や取引価額に影響する場合には、当社の業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。これに対し当社は、生産者との連携を強化するとともに、需給双方への情報発信を行い、適材適所で商品提供を行って参ります。
また、原油高による生活関連物資の値上がりは、嗜好品である花きの消費意欲を減退させる可能性は否定できません。さらに、原油高により暖房費や資材費、物流費といった生産コストが上昇すると、生産農家の経営が圧迫され、花きの生産量を減少させる要因となり得ます。
これに対し当社は、消費拡大を目指し購買層へ付加価値の高い商品提案を行うとともに、中央中核市場としての集散機能を発揮すべく、生産地と連携し品揃えを徹底、コストを抑えた効率的な物流を行って参ります。
(7) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社の資金状況は、営業活動によって2,754千円、投資活動によって539,908千円の資金を得て、財務活動によって70,422千円の資金を使用しました。当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物は前事業年度末に比べ472,240千円増加し2,432,627千円となりました。
当社の運転資金需要のうち主なものは、商品仕入資金、販売費及び一般管理費の営業費用であり、また、当社の事業の特性上、回収、支払サイトが他業種に比べて短く、流動性は極めて高くなっております。
(8) 経営者の問題提議と今後の方針について
花き業界の見通しとしましては、生産者の高齢化に伴う生産減、ライフスタイルの変化による消費減、配送業におけるドライバー不足など、様々な課題を抱えています。そのような状況を踏まえ、平成26年6月20日通常国会において議員立法により「花きの振興に関する法律」が成立しました。当社ではこの年を花き産業ルネッサンス元年と捉え、首都圏を地元とする市場として圧倒的で盤石な地位を築いていきたいと考えています。
首都圏仲卸への販売強化、新規買参人の獲得、大田市場仲卸とともにアジア・アメリカ方面への輸出トライアル、フラワーバレンタインやいい夫婦の日など、新たな需要を創出するための消費者向けのキャンペーンなどを通して、法人需要と花の文化に明るい団塊の世代、そして団塊ジュニアの人口が多い首都圏のマーケットを本格的に開拓します。首都圏の多様な需要を満たすため、よりいっそう生産地との取り組みを強化し、生産地から届く多様な花を一手に預かる営業活動を行います。
(1)業績の状況
当第2四半期累計期間における我が国経済は、4月からの消費税率引き上げ、円安による物価の上昇圧力による節約志向など、個人消費に陰りが見え始めました。一部、レジャー産業や自動車産業などでは業績が回復しているものの、内需関連業界は総じて低調であり、景気はまだら模様で、横ばいからマイナスとなりました。
このような経済状況の下で当社は、従来からの冠婚葬祭向けの花き、母の日などギフト向けの切花・鉢物、そして花のヘビーユーザーでもある団塊の世代に向けた花きを中心に流通させました。加えて、消費税率引き上げによる買い控えに対抗するためにも、団塊ジュニアにも焦点を当て、この世代が好むオレンジや黄色などビタミンカラーの花き、バラ・カーネーション・季節の草花類を流通させ、消費拡大を図りました。しかし花の小売店が減少している中、それを補うスーパーマーケットの花売り場は、依然ロスの少ない仏花の販売が中心だったことで、当社は予定していた成果を上げることはできませんでした。
以上の結果、当第2四半期累計期間(平成26年4月~9月)の業績は、売上高12,104,638千円(前年同四半期比6.4%減)となり、内訳をみますと、切花の取扱高11,080,147千円(前年同四半期比6.8%減)、鉢物の取扱高958,800千円(前年同四半期比3.2%減)、付帯業務収益65,690千円(前年同四半期比6.0%増)となりました。利益につきましては、営業利益56,954千円(前年同四半期比44.0%減)、経常利益88,111千円(前年同四半期比33.2%減)、四半期純利益56,919千円(前年同四半期比29.2%減)と減収減益となりました。
なお、当社は花き卸売事業単一セグメントであるため、セグメント別の記載は行なっておりません。
切花、鉢物に関する概況は次の通りです。
切花
| 売上金額 | 11,080,147千円 | (前年同期比6.8%減) | |
| 取扱数量 | 204,713千本 | ( 同 2.4%減) |
・切花は取扱数量、売上金額とも前年を下回りました。4月~5月は前年に比べ特に入荷量が減少しました。これは冷え込みなどの天候要因や、暖房費の高騰で加温が不十分であったことなどによります。しかし、消費税率の引き上げにより小売店で客足が鈍るなど需要も弱く、品薄でありながらも相場は低迷しました。
・5月の母の日には、定番の赤系カーネーションの引き合いが強まりました。反面、スプレータイプのカーネーションは受注が伸びませんでした。母の日を終えると、その後は生産地の切り替わり時期で品質が安定しないこと、大きな需要がないことなどで厳しい販売状況となりました。特に地方は都内より消費が落ち込んでおり、品薄であっても仕入には繋がらないなど、いっそう厳しい状況でした。
・6月から7月にかけて、白菊の上位等級品が潤沢に入荷しましたが、需要に対して供給過剰となったことで価格は大きく下落しました。小菊は7月後半、予定より開花が早まり、8月のお盆にむけて生産していたものまでも出荷されました。これにより価格は下落、その後、8月お盆の需要がピークになるころ不足しました。
・お盆の需要期を終えると、全国的に入荷量が減少しました。これは高冷産地を中心とした気温の低下によるものです。またオリエンタルユリは、夏場の主力産地で作付が減少したことで入荷量が減少しました。オンシジュームは、海外の主力産地が台風被害を受けたことで入荷量が減少しました。アスターやケイトウなどの露地栽培のものは、開花が早まり8月上旬に出荷されたことで入荷量が減少しました。これらの入荷量の減少に伴い、全体的に品薄高となったため、需要側では計画的な仕入れができない、欠品が増えるなどし、代替品の提案に努めました。
・9月に入っても、全国的な気温低下・日照不足から品薄傾向は続き、引き合いが強まりました。小売では気温の低下とともに秋を意識させるダリア・バラなどのフェアが開催され、売れ行きも良好でした。品薄高のまま、お彼岸の需要期に入り、連休に向けたブライダル需要も旺盛で、和花・洋花とも単価高で推移するも、お彼岸の需要期のあとはその反動から相場は下落しました。
・円安の影響もあり、期間を通してスプレー菊や葉物などの輸入品の入荷量は、前年に比べ減少しました。LAユリは、主力産地のある埼玉県で、2月の大雪によりハウスが倒壊するなどの大きな被害を受けたことで、期間を通して生産量・入荷量が大きく減少しています。また、季節商材としては、夏場の日持ちが良いことなどから8月にはヒマワリの引き合いが強く、価格が上昇、前年を上回る販売金額となりました。9月に入ると気温の低下とともに、秋の草花類なども活発に取引されました。
鉢物
| 売上金額 | 958,800千円 | (前年同期比3.2%減) | |
| 取扱数量 | 4,193千鉢 | ( 同 0.5%減) |
・洋ラン類の主力であるファレノは、前年に比べ人事異動や事務所移転、新規開設などの法人需要が回復し、堅調な動きでスタートしました。さらに9月には組閣によるお祝いの需要から大口取引が発生し、全体の仕入マインドが大きく上昇しました。需要は旺盛なものの、生産量は年々減少傾向にあるため品薄感が高まり、8月後半から9月にかけて高単価で推移しました。しかし、生産減少や集荷不足による入荷量の減少を補うまでには至らず、期間全体の販売金額は前年を下回りました。
・母の日商戦は、主力のカーネーションにおいて入荷量は前年並、販売金額は前年を下回る結果となりました。これは多くの産地が出荷調整をし、入荷が短い期間に集中してしまったため相場が大きく崩れたことによります。また、出荷の前段階で開花が進んでしまったことなどから、相対や注文の価格も下落しました。
・母の日以降、ブライダル向けのアジサイの需要が高まりました。アジサイは、小売りにおいても新品種の動きが好調で、夏季までの見込み数量を販売することができました。
・9月は早々から気温が下がり、秋の植栽に向けての花苗の動きがが活発になりました。しかし例年厳しい残暑から作付を10月以降にシフトした産地が多く、品薄単価高で推移しました。
(2)財政状態の分析
当第2四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末と比較して266,952千円減少し6,568,606千円となりました。その主な内訳は売掛金の減少195,946千円、現金及び預金の減少127,759千円であります。
負債につきましては前事業年度末と比較して262,799千円減少し1,906,714千円となりました。その主な内訳は受託販売未払金の減少234,761千円であります。純資産につきましては前事業年度末と比較して4,153千円減少し4,661,891千円となりました。これは剰余金の配当により61,073千円減少し、四半期純利益の計上により56,919千円増加したことによるものです。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末より472,240千円増加し、2,432,627千円となっております。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果増加した資金は、2,754千円(前年同四半期は303,909千円の減少)となりました。主な増加要因は、売上債権の減少191,019千円、税引前四半期純利益88,111千円、減価償却費82,407千円によるものです。また、主な減少要因は、仕入債務の減少233,409千円、法人税等の支払額77,077千円によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果増加した資金は、539,908千円(前年同四半期は33,932千円の増加)となりました。主な増加要因は、定期預金の払戻による収入600,000千円、貸付金の回収による収入142,603千円によるものです。また、主な減少要因は、関係会社貸付けによる支出134,000千円によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果減少した資金は、70,422千円(前年同四半期は70,251千円の減少)となりました。この要因は、配当金の支払額60,223千円及びリース債務の返済による支出10,199千円によるものです。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(6) 経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し
四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営成績に重要な影響を与える主な要因として、天候と原油高による影響があります。花きの商品価値は供給・需要双方で天候の影響を受けるため、天候により需給バランスが崩れ取引量や取引価額に影響する場合には、当社の業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。これに対し当社は、生産者との連携を強化するとともに、需給双方への情報発信を行い、適材適所で商品提供を行って参ります。
また、原油高による生活関連物資の値上がりは、嗜好品である花きの消費意欲を減退させる可能性は否定できません。さらに、原油高により暖房費や資材費、物流費といった生産コストが上昇すると、生産農家の経営が圧迫され、花きの生産量を減少させる要因となり得ます。
これに対し当社は、消費拡大を目指し購買層へ付加価値の高い商品提案を行うとともに、中央中核市場としての集散機能を発揮すべく、生産地と連携し品揃えを徹底、コストを抑えた効率的な物流を行って参ります。
(7) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社の資金状況は、営業活動によって2,754千円、投資活動によって539,908千円の資金を得て、財務活動によって70,422千円の資金を使用しました。当第2四半期会計期間末における現金及び現金同等物は前事業年度末に比べ472,240千円増加し2,432,627千円となりました。
当社の運転資金需要のうち主なものは、商品仕入資金、販売費及び一般管理費の営業費用であり、また、当社の事業の特性上、回収、支払サイトが他業種に比べて短く、流動性は極めて高くなっております。
(8) 経営者の問題提議と今後の方針について
花き業界の見通しとしましては、生産者の高齢化に伴う生産減、ライフスタイルの変化による消費減、配送業におけるドライバー不足など、様々な課題を抱えています。そのような状況を踏まえ、平成26年6月20日通常国会において議員立法により「花きの振興に関する法律」が成立しました。当社ではこの年を花き産業ルネッサンス元年と捉え、首都圏を地元とする市場として圧倒的で盤石な地位を築いていきたいと考えています。
首都圏仲卸への販売強化、新規買参人の獲得、大田市場仲卸とともにアジア・アメリカ方面への輸出トライアル、フラワーバレンタインやいい夫婦の日など、新たな需要を創出するための消費者向けのキャンペーンなどを通して、法人需要と花の文化に明るい団塊の世代、そして団塊ジュニアの人口が多い首都圏のマーケットを本格的に開拓します。首都圏の多様な需要を満たすため、よりいっそう生産地との取り組みを強化し、生産地から届く多様な花を一手に預かる営業活動を行います。