業績予想修正の理由

当44期の第1四半期では、国内販売では新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言により、当社商品取扱い先である量販店や百貨店等の店舗休業や、中国製造拠点での工場再稼働後の製造数等に影響を受け、新商品発売の延期や既存品の供給遅延等を余儀なくされました。そのような中でも、国内販売では室内遊びの大型遊具や自転車のネット販売が好調で、主に消費の落ち込みを支えました。また、海外販売では取引先からの注文に応じた商品供給をすることができました。その結果、売上高は海外販売を主体に当初予想を若干上回る見通しとなりました。
しかし、当期間の売上の多くを占めた商品は、国内販売、海外販売ともに原価率の高い商品であったため、前年比較において大幅な原価増となりました。それが主要因となり、営業利益では当初予想比65.8％減、経常利益では予想比85.2％減、親会社株主に帰属する当四半期純利益は予想比81.2％減となる見通しとなりました。(注)「2021年1月期第1四半期決算短信（連結）」は2020年6月30日に開示を予定しております。