四半期報告書-第37期第2四半期(令和3年6月1日-令和3年8月31日)

【提出】
2021/10/14 9:07
【資料】
PDFをみる
【項目】
36項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
① 経営成績の概況及び分析
当第2四半期連結累計期間(2021年3月1日から2021年8月31日まで)における事業環境は、ワクチン接種等の対策は進行しているものの、国内外で新型コロナウイルス感染症の再拡大により度重なる緊急事態宣言等の発出があり経済活動の制限が続いております。消費環境におきましては、コロナ禍における巣ごもり消費から、新しい生活様式へ対応する動きがみられ、商業施設も時短等の制限はありますが、休業は減り、街中への人出も戻りつつあります。
シューズ業界におきましても、コロナ禍における新しいライフスタイルが定着しつつあります。商品動向としては、スニーカーを中心としたスポーツシューズやカジュアルシューズの販売が引き続き好調ではありますが、レジャーやアウトドアでも使える商品需要が拡大傾向にあります。オンライン販売においては、昨年の急拡大期と比較すると多少一服感が出ておりますが、靴をオンラインで購入することへのハードルは下がりつつあります。
このような状況下、当社グループは、デジタルコマースの強化、「GRAND STAGE」と複合業態店舗の拡大、スポーツシューズとスポーツアパレルを含めたライフスタイルカジュアルの拡充に対応してまいりました。出店につきましては、当四半期は国内外合わせて9店舗、上期で30店舗の新規出店を行うことができました。当四半期末における当社グループの店舗数は1,388店舗となりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における連結業績は、前年に比べ通常営業の店舗が大幅に増えたことから、売上高は前年同期比18.7%増の1,213億1百万円となりました。利益面につきましては、効率の良い店舗運営と経費の削減に努めたことから大きく改善し、営業利益は前年同期比67.5%増の143億6百万円、経常利益は前年同期比60.7%増の147億64百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比88.8%増の104億63百万円となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
イ.国内
販売戦略につきましては、若年層をターゲットとしたSNSによるデジタル広告の配信を積極的に行い、ブランドを基調としたトレンドアイテムの訴求に注力してまいりました。今年はファッションアイテムとしてのスポーツサンダルの需要が高く、また季節性やアウトドア等による目的買いが多かったことから、サンダルの売上が前年同期比3割増となりました。キッズシューズにつきましても、コロナ禍においても子供靴の需要は高い傾向にあるため、好調となりました。
IT戦略といたしましては、デジタルコマースを拡大していくためのデジタル基幹システムの構築を進めております。店頭、Eコマース、スマホアプリなどから、商品・在庫・顧客・ポイント・受注出荷といった一元化された情報にアクセスできるよう環境構築を行っております。必要な情報をリアルタイムで連携し、お客様がどのチャネルからでも的確な情報を得られるようにすることが目的です。システム面ではフロントシステムを軽量化することで将来開発に掛かる時間やコストの圧縮を図ります。このような取り組みを行うことで、リアル店舗とEコマースのよりシームレスな関係構築を目指してまいります。昨年には、ポイント、在庫情報の連携を、当四半期末までには、商品情報、顧客情報の連携を完了させました。
店舗展開につきましては、地方郊外のショッピングセンターを中心に21店舗の出店を行い、当四半期末時点における国内店舗数は1,043店舗となりました(閉店10店舗)。既存店におきましては、「GRAND STAGE」や「ABC-MART SPORTS」への業態変更と2バナー以上の複合業態への転換を伴う増床改装を積極的に進めてまいりました。当第2四半期連結累計期間においては、28店舗の改装を実施し、複合業態店舗は新店を含め18店舗出店の計45店舗となりました。
店舗の営業状況につきましては、昨年の同時期と比べ人出が増えたことや商業施設の休業体制が縮小となったことで、当四半期はほぼ全店で通常営業(時短営業含む。)することができましたが、コロナウイルス変異株の急拡大により旅行や帰省等の夏休み需要が低下したことが要因となり、客数が減少しました。当四半期の国内店舗の売上高増収率につきましては、全店で前年同期比3.7%減、既存店で前年同期比3.6%減となりました。上期の売上高につきましては、第1四半期の大幅な回復が寄与し、全店で前年同期比20.6%増、既存店で前年同期比5.6%増となりました。
これらの結果、国内における売上高は前年同期比20.7%増の848億96百万円、セグメント利益は前年同期比60.0%増の124億24百万円となりました。
ロ.海外
海外の業績につきましては、今春以降、アジアを中心に新型コロナウイルス感染症の再拡大があり、再び外出規制が敷かれましたが、韓国においては売上高が前年同期比13.3%増の238億27百万円、台湾においては前年同期比2.8%増の35億52百万円、米国においては前年同期比21.6%増の94億30百万円となりました。なお、海外連結子会社はいずれも12月決算であります。
海外の店舗展開につきましては、主に韓国が出店抑制を行ったため、上期で韓国5店舗、台湾3店舗、米国1店舗 計9店舗の新規出店となりました(閉店 韓国11店舗)。当四半期末(2021年6月30日現在)の海外店舗数は、韓国277店舗、台湾61店舗、米国7店舗、計345店舗となりました。
これらの結果、海外における売上高は前年同期比14.2%増の368億21百万円、セグメント利益は前年同期比150.3%増の18億55百万円となりました。
品目別販売実績
品目別前第2四半期連結累計期間(百万円)当第2四半期連結累計期間(百万円)前年同期比(%)
スポーツ60,53771,26717.7
レザーカジュアル12,54214,87618.6
キッズ7,6749,87228.6
サンダル6,3888,27929.6
レディース5,4665,6112.6
ビジネス3,1983,69215.4
その他6,3457,70121.4
売上高合計102,152121,30118.7

(注)1 上記金額には、消費税等は含まれておりません。
2 上記金額は、国内及び海外の合計で表示しております。
② 財政状態の概況及び分析
流動資産合計は、前連結会計年度末に比べ9億78百万円増加し、2,262億円となりました。主な要因は、現金及び預金の減少41億67百万円及びたな卸資産の増加40億34百万円等によるものであります。
固定資産合計は、前連結会計年度末に比べ42百万円減少し、925億67百万円となりました。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ61億4百万円減少し、327億84百万円となりました。主な要因は、支払手形及び買掛金の減少と未払法人税等及び未払消費税等の減少等によるものであります。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ70億40百万円増加し、2,859億83百万円となりました。主な要因は、利益剰余金の増加34億47百万円、急激な円安による為替換算調整勘定の増加20億47百万円、及びその他有価証券評価差額金の増加14億20百万円がありました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ25億7百万円減少し、1,439億47百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動による資金収支は、46億19百万円の収入(前年同期比25億16百万円収入減)となりました。この主な要因は、税金等調整前四半期純利益154億22百万円、減価償却費27億38百万円、仕入債務の減少額13億56百万円、及びたな卸資産の増加額31億4百万円等を反映したものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金収支は、9億89百万円の支出(前年同期比157億94百万円支出減)となりました。この主な要因は、新規出店及び店舗改装等に伴う有形固定資産の取得による支出33億8百万円、無形固定資産の取得による支出9億30百万円、投資有価証券の取得による支出10億17百万円、有形固定資産の売却による収入19億1百万円、及び投資有価証券の売却による収入23億58百万円等を反映したものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金収支は、68億93百万円の支出(前年同期比7億55百万円支出減)となりました。この主な要因は、配当金の支払による支出70億11百万円等を反映したものであります。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において新たに発生した優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(6) 従業員数
当第2四半期連結会計期間末における従業員数(従業員数は就業人員数)は、前連結会計年度末より国内は82名増加し3,964名、海外は60名減少し2,032名となりました。国内における主な増加要因は、「ABC-MART」等の新規出店に伴う増加、海外における主な減少要因は、新型コロナウイルス感染症の影響による店舗の閉店であります。
(7) 生産、受注及び販売の実績
当社グループの販売実績は、(1) 財政状態及び経営成績の状況 に記載のとおりであります。
(8) 主要な設備
新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、当第2四半期連結累計期間において著しい変更はありません。
(9) 経営成績に重要な影響を与える要因
当社グループを取り巻く事業環境は、(1) 財政状態及び経営成績の状況 に記載のとおりであります。
(10)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの運転資金及び設備投資は、主に自己資金により充当しております。当第2四半期連結会計期間末現在、1,439億47百万円の現金及び現金同等物を保有しており、将来資金に対して十分な財源及び流動性を確保しております。
今後も新型コロナウイルス感染症の再拡大の恐れがあり、売上の著しい減少が発生することが懸念されます。そのため、今後の資金使途については、雇用の維持と店舗運営の継続を基本として、ITを含めた設備投資を進めてまいります。また将来の企業買収や海外事業の拡大への投資、ESGへの積極的な投資を検討してまいります。また株主様への利益還元として安定的な配当政策の実施は基より、配当性向を意識した増配が毎期実現できるよう努めてまいります。
(11)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第2四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針は定めておりません。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。