2689 オルバヘルスケア HD

2689
2024/07/25
時価
126億円
PER 予
8.25倍
2010年以降
4.76-27.98倍
(2010-2023年)
PBR
1.11倍
2010年以降
0.74-3.64倍
(2010-2023年)
配当 予
3.95%
ROE 予
13.43%
ROA 予
3.15%
資料
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有報情報

#1 減損損失に関する注記(連結)
当社グループは、事業用資産については管理会計上の区分を基準に概ね独立したキャッシュ・フローを生み出す単位毎に、遊休資産については個別物件単位で、資産のグルーピングを行っています。当該資産については当連結会計年度において、移転の意思決定を行ったため資産グループの帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失(86,276千円)として特別損失に計上しました。なお、当該資産の回収可能価額は正味売却可能額により測定しており、不動産鑑定評価額等を基に算定した金額により評価しています。
当連結会計年度(自2019年7月1日 至 2020年6月30日)
2020/09/18 10:40
#2 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
一方、当第4四半期連結会計期間における新型コロナの状況下で、医療器材事業の業績に影響を与える手術件数は減少しました。これは主に医療機関が感染病床を確保するために手術を抑制したことが原因です。その対象となったのは主として慢性疾患であり、具体的には整形外科領域における人工関節置換術や、循環器領域における一部のカテーテル治療などが挙げられます。また、新型コロナの影響で患者がクリニックでの受診を控えるようになり、クリニックから医療機関への患者の紹介が減ったことも、手術件数減少のひとつの要因と言われています。これらのことから当第4四半期連結会計期間においては、新型コロナの影響によって医療器材事業の売上高は約19億円引き下げられたと試算しており、当第3四半期連結累計期間までは消耗品を中心に順調に売上を伸ばしてきたものの、第4四半期連結会計期間で増収基調にブレーキがかかることとなりました。
また輸入販売事業において、当初想定していた検査性能が得られず、今後国内導入に向けての事業活動を継続することが難しいと判断し、金融資産に対する貸倒引当金繰入額を販売費及び一般管理費に計上したことが、営業利益に大きく影響を与えました。加えて、固定資産の減損損失により多額の特別損失が発生したことが、親会社株主に帰属する当期純利益の減少要因となりました。
その結果、当期の連結売上高は1,078億96百万円(前期比0.4%増)、連結営業利益9億27百万円(前期比28.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益3億26百万円(前期比57.9%減)となりました。
2020/09/18 10:40