有価証券報告書-第71期(平成30年1月1日-平成30年12月31日)

【提出】
2019/03/25 14:19
【資料】
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【項目】
115項目

有報資料

文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営方針
企業価値
・私たちは、お客さまのニーズに応えます。
・私たちは、お客さま、お取引先、株主、従業員、地域社会など、あらゆるステークホルダーとの信頼関係を大切にします。
・私たちは、社業の発展を通じて社会に貢献します。
企業理念
・誠意と感謝の気持ちを持つ企業であり続けます。
・より高いクオリティを追求する企業であり続けます。
・新しい価値を創造する企業であり続けます。
経営理念
「コメビジネスを軸に世界中の消費者にコメとコメ関連食品の素晴らしさを発信し、健康で楽しいライフスタイルの実現をサポートします。」
当社グループは、「誠意と感謝」、「クオリティの追求」、「価値創造」の企業理念のもと、お客さまに価値ある商品をタイムリーにお届けすることを通じて「豊かなライフスタイル」を提供していくとともに、「コメをコアとした食と暮らしの提案」を積極的に行う、創造力と活気にあふれた企業を目指します。
そのために、お客さまのニーズを起点としたマーケティング戦略を実践し、お客さまに喜ばれる新しいサービスや商品の開発に果敢にチャレンジしていくことでこれらを実現してまいります。
(2) 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社は、最重点戦略分野への資本投下に対して会社の経営状態(投資状態)を判断する指標として総資本経常利益率を活用しております。当面、5%以上の目標を設定しております。加えて、売掛金の低減・在庫の削減を通して総資本回転率の向上を進めるとともに、売上高経常利益率1%を目標に置いております。
(3) 中長期的な会社の経営戦略
当社グループは、人口減少や少子高齢化による国内市場規模の縮小、消費者ニーズや流通チャネルの多様化、食品の安全・安心の確保等の問題に直面しているほか、減反による生産調整の廃止、農業競争力強化プログラムの実行等の国の農業政策の改革による影響を受けやすい状況にあります。
このような状況のなか、継続的な企業価値の向上を実現するため、全国に展開する広域卸としての「存在意義の発揮」と、環境や消費者ニーズの「変化への迅速対応」をキーワードに以下の戦略に取り組んでまいります。主力事業の米穀事業につきましては、国内においては、生産者に近づく体制づくりやニーズに応じた作付け誘導の推進を通じて原料仕入力や営業提案力の充実を図ることで、既存取引先におけるシェア拡大と新規取引先の獲得に取り組む一方、生産、販売、物流の各プロセスにおけるコストダウンに注力してまいります。海外においては、現地生産のジャポニカ米の高品質・低価格の実現、現地及び第三国向けの販売拡大を推進しながら、国産米の海外輸出拡大のために市場の創造と開拓を続けてまいります。また、機能性コメ加工食品については、独自の技術とノウハウを確立し、国内シェアの拡大を図りながら、海外における市場の創造と育成を行うとともに、生産及び販売拠点の整備を推進し、収益性の高い事業を目指してまいります。さらに、原材料の仕入、商品の開発、生産及び品質管理においては、グループ内の経営資源の活用と連携を一層推進し、より高いシナジー効果を実現してまいります。
(4) 対処すべき課題
当社グループの主力事業である米穀事業を取り巻く環境は、国内においては、少子高齢化による人口の減少が継続するなか、成熟化が進む外食市場と拡大の続く中食市場が中心となり需要を支える一方、食の多様化や健康志向の高まり、糖質制限の流行等により、米の消費の減少が継続しております。また、日常食品に対する消費者の節約志向が継続する一方、多様化するライフスタイルやニーズ、食品に対する安全・安心への要求の高まりなどへの対応が求められております。加えて、高価格ブランド米の生産・販売競争による実需者のニーズとのミスマッチ、農業従事者の高齢化や担い手不足、耕作放棄地の増加など、構造的な課題を抱えており、農業の生産や流通に係る政策の動向が注目されております。
このような状況のなか、米穀事業におきましては、国内においては生産者に近づく体制作りとして、JA全農との提携を深化させ、実需者への共同提案や多収穫米の栽培推進等を進め、安定的な調達・供給体制を確立してまいります。また、ライフスタイルの変化への対応や廃棄ロスの削減等、企業の社会的責任の一つとして長期鮮度保持商品である「長鮮度米」の製造及び販売体制の拡充など、消費者ニーズに応えられる新商品の開発と展開に注力いたします。加えて、全国の自社工場及び協力精米工場を活用し、効率化・自動化・省エネを進めコストダウンを図ると共に、品質と安全性を高める設備の導入やFSSC22000、精米HACCP等の国際的な食品安全マネジメントシステムの認証取得を進め、品質管理体制のさらなる強化を図ってまいります。
海外においては、メイド・バイ・ジャパンのジャポニカ米事業について、調達数量の拡大と日本式の管理手法による品質向上に取り組み、現地及び第三国向けの販売を強化してまいります。また、日本産米の輸出につきましては、農林水産省による「コメ海外市場拡大戦略プロジェクト」や現地企業とのアライアンスを活用することで、日本の誇る和食文化と共に日本米の素晴らしさを広く発信し、拡販に取り組んでまいります。
飼料事業におきましては、輸入商材の拡充と飼料製品の新規用途の開発、成長が期待される水産飼料分野への注力や販売エリアの拡大など、更なる成長を目指してまいります。
鶏卵事業におきましては、提案型営業をさらに推進し、付加価値の高い鶏卵加工品や中食・外食等の業務用向け販売に注力し、消費者や取引先のニーズに応えてまいります。
食品事業におきましては、付加価値商品のラインナップ拡充と商品開発を行い、収益基盤を強化してまいります。また、台湾における低たんぱく米事業について抜本的な体制の見直しを行い、原料コスト削減、現地及び中国での販売体制強化、副産物の有効活用、新商品の開発等の施策と併せ、この分野の海外展開をグループ全体で積極的に推進してまいります。
以上の課題を解決するため、コーポレートガバナンスを強化するとともに、木徳神糧グループのグローバルな経営資源を最大限活用し経営全般の効率化に努めてまいります。

IRBANK 採用情報

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