このような環境のもと当社グループは、“洗練された、夢のある生活空間へ”という企業理念を実現するために、時代の要請やお客様の多様な価値観をしっかりと見定めたうえで、長く使っていただける空間をつくりあげることに注力しております。当第3四半期連結累計期間においては、カッシーナ・イクスシーが設計事務所やデザイン事務所を経由して大型プロジェクトへの空間提案を行うコントラクト事業が、前年同期に比べて大型案件の受注が少なかったほか、直営店舗においてもご来店されるお客様の数が減少したことなどによって前年同四半期比で減収となりました。さらに、輸入商品の値上げと円安の進行によって原価がアップしたことで粗利率の改善が想定を下回りました。また、社員の処遇改善のための人件費と新規顧客獲得のためオフィス家具の見本市「第1回オルガテック東京2022」に出展したことで販売促進費も増加したため、営業損益は赤字に陥りました。ドイツ製高級システムキッチンのジーマティックを取り扱うエスエムダブリュ・ジャパンは、設計事務所及びハウスメーカー経由での戸建て住宅向け販売は順調に売上を伸ばしました。マンション等集合住宅向けの売上が前年同期と同様に低調な売上となりましたが、会社全体としては増収を確保しております。また、粗利率も改善傾向にあり、一般管理販売費が社員の処遇改善を図るため人件費が増加しましたが、営業赤字は前年同四半期に比べて若干減少しました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高6,019百万円(前年同四半期比28.0%減)、営業損失141百万円(前年同四半期比は営業利益291百万円)、経常損失118百万円(前年同四半期比は経常利益310百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失117百万円(前年同四半期比は親会社株主に帰属する四半期純利益156百万円)となりました。当社が財務指標の目標として掲げている売上高営業利益率10.0%に対して、当第3四半期連結累計期間の営業損益は損失計上となりましたが、自己資本比率は54.4%(目標50.0%)となり、安定的な財務基盤を維持できております。
(2)財政状態の分析
2022/11/07 11:17