訂正有価証券報告書-第86期(平成29年3月1日-平成30年2月28日)

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2021/04/14 12:17
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有報資料

当社グループは、企業ビジョン「いつ行っても欲しいものがあり、いつ行っても気持ちよく買い物ができ、また行ってみたいと思っていただける百貨店」の実現に向け、平成30年2月期を初年度とする3年間の中期経営計画に基づき、「営業力の強化」、「CS徹底の推進」、「財務基盤の強化」の3つの基本戦略に対応するための施策実行に全社を挙げて取り組んでおります。
しかしながら、近隣商圏における業種、業態を超えた販売競争の激化など厳しい状況のなか、当社グループは平成28年2月期から平成30年2月期まで親会社株主に帰属する当期純損失を計上しております。
当社グループは、引き続き企業ビジョンの実現に向け、中期経営計画の各施策を着実に実行し、早期に業績の改善をはかり、企業価値の向上を目指していくために、以下のとおり基本戦略を実行してまいります。
① 「営業力の強化」
(藤沢店)
平成30年2月期は、平成29年4月におこなった全館リニューアルにて2フロアをテナント化し、百貨店面積が約23%減少したことから、売上高は前期比92.4%となっております。一方、新テナントからの賃料収入が収益の下支えとなっており、賃料収入を含めた藤沢店の収益については下げ止まってきております。リニューアル後は、入店客数が毎月前年実績を上回り、通期の入店客数は前期比109%と順調に推移しており、個々のシヨップでは売上高が前年の実績を上回るところも数多く出てきております。平成31年2月期におきましては、近隣大型商業施設で大規模リニューアル工事が実施されるなど商環境の変化が継続していくなか、当社では中核店舗である藤沢店の魅力を高めるために、一部売場のリニューアルをおこない、お客様からのいっそうの支持向上を目指してまいります。
(横須賀店)
平成30年2月期の売上高は前期比94.3%となっております。これは、衣料品のほか服飾雑貨やリビング用品の販売伸び悩みに起因しており、また営業地域内の人口減少の影響も受けていると考えております。平成31年2月期におきましては、これらの状況を払拭するため、お客様に訴求力のある販売促進策に着実に取り組み、お客様の購買意欲を喚起するとともに来店頻度を高める活動をおこなってまいります。加えて地域内唯一の百貨店としての優位性を発揮できるよう、売場の販売体制を見直し、百貨店の原点である対面販売力を強化し、売上の増加をはかってまいります。このほか、店舗の魅力向上につながる新たなショップの誘致についても検討してまいります。
(川崎店)
平成30年2月期の売上高は前期比110.8%と順調に推移いたしました。これは外商担当者の増員による営業力強化の効果が表れたものであります。平成31年2月期におきましては、増員した外商担当者を中心に、さらにお客様との結びつきを深め、お客様からのご支持を拡大し、さらなる業績の向上を目指してまいります。
(外商部門)
期中における川崎店の好事例を藤沢店、横須賀店に取り入れ、両店舗においてもこれまで以上にお客様との接点を強化してまいります。また、これまで蓄積した外商顧客データベースを活用し、お客様一人一人のニーズにきめ細かく対応することにより、お客様サービスの向上および売上高の増加を目指してまいります。
(その他)
当社は、期中(平成29年12月)に「構造改革推進部」を設置いたしました。当該部では、人材から資金まですべての経営資源を最大限に活用できるよう、店舗、後方部門などあらゆる部門で収益構造の変革に積極的に取り組んでまいります。
② 「CS徹底の推進」
当社は、期中(平成29年4月)に専門部署として「CS企画推進部」を設置してCSの向上に取り組んでおり、3年後に「CS日本一の百貨店」となることを目指して、〝CS日本一プロジェクト〟と銘打った顧客満足度向上運動をスタートいたしました。創意工夫を凝らした様々な取り組みにより、お客様からのお褒めの言葉が増えるなどの成果が出始めています。平成31年2月期におきましても全従業員がこれらの活動を継続し、CSの向上を実現してまいります。
③ 「財務基盤の強化」
営業力強化策の推進による売上の増加にて、安定したキャッシュ・フローを確保するとともに、新たに実施する構造改革諸施策により、収益構造の改善に取り組んでまいります。同時に有利子負債の圧縮を継続して進め、財務基盤の強化をはかってまいります。
以上の基本戦略の実行により、早期の黒字化を目指すとともに、安定して利益が確保できる事業モデルを構築してまいります。
このほか、リスク管理態勢の強化と法令遵守を推進し、健全な経営体制を整え、広くステークホルダーの期待に応え、地域社会に貢献できる企業を目指してまいります。
以上に記載している将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。

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