四半期報告書-第70期第3四半期(平成29年10月1日-平成29年12月31日)

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2018/02/13 10:59
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有報資料

文中の将来に関する予想、見積り等の事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであり、先行きに不確実性やリスクを含んでいるため、将来生じる結果と異なることがありますので、ご留意ください。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善が続いており、国内景気は緩やかな回復基調が続いているものの、米国の通商・金融政策や新興国の政治・経済に関する不確実性など海外経済の先行きは依然として不透明な状況にあります。
小売業界におきましては消費者の節約志向は依然として強く、さらには雇用情勢の改善に伴う採用難、ネットやリアル店舗など消費者の購買行動の変化により企業間競争が一段と激しさを増すなど、引き続き厳しい経営環境が続いております。
このような状況のもと、当社グループは店舗を起点とした事業を展開し、「食と人を通して地域に貢献するお役立ち業」としてお客様の健康で豊かな食生活の実現に貢献し、いなげやグループ全社を挙げて、価値ある商品、質の高いサービスを提供し、お客様から信頼され、支持されるお店づくりに取り組んでまいりました。
当第3四半期連結累計期間における経営成績は、営業収益が1,940億1百万円(前年同四半期比1.7%減)、売上高が1,871億97百万円(同1.7%減)とそれぞれ減収となりました。売上総利益率は0.5ポイント上昇しましたが、売上総利益は520億6百万円(同0.0%減)と減益になりました。また、販売費及び一般管理費は人手不足による採用難や社会保険適用拡大など厳しい状況ではありますが、「やめる・減らす」をスローガンに掲げ、経費の見直しを行うことで565億68百万円(同2.7%減)となりました。
以上の結果、営業利益は22億42百万円(同196.4%増)、経常利益は24億45百万円(同159.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は13億67百万円(同253.2%増)となりました。
当社グループにおけるセグメント別の状況は次のとおりです。
[スーパーマーケット事業]
㈱いなげやにおいては、中期2ヶ年経営計画のもと、「商品経営への転換」をスローガンに「ヘルシーリビング&ソーシャルマーケット」(食と人を通し、地域のお役立ち業として社会に貢献し、お客様が健康に歳を重ねて人生の喜びや楽しさを感じていただける、なくてはならない店)をテーマにした次世代志向の新たなスーパーマーケットづくりにチャレンジしております。
営業政策といたしましては、地域のお客様の暮らしぶりを理解し、商品の魅力でお客様の満足を実現し、真のお役立ち業となるために全力を尽くすこと、また「Ready to」、「シニア」、「健康」、「地産地消」を基本方針として、惣菜を中心として生鮮が強化された「快適で楽しい食と買い物の空間」の構築、「食の豊かさと温もりを感じさせる新たな店づくり」を行ってまいりました。10月には当社が目指す地域のお役立ち業の一環として、全国で移動スーパー事業を展開する「とくし丸」とフランチャイズ契約を結び、都内の小平市、東大和市エリアにおきまして移動スーパー事業を開始いたしました。
また、当社のポイントカードである、「ing・fan(アイエヌジー・ファン)カード」による分析データなどをもとに自店の地域特性や暮らしぶりにあった商品展開を行い、お客様に支持される店づくりに努めてまいりました。
さらに、店舗改装を機にイートインコーナーとして“くつろぎスペース”を積極的に設置し、お買い物前後の休憩や、お買上商品の飲食などをはじめ、新たな価値創造の場としても活用しております。
㈱三浦屋においては品質第一主義をモットーに「おいしい商品開発」「おいしい商品提供」に徹すること、おもてなしの心でお客様をお迎えし「三浦屋のこだわり」を全従業員で伝え続けること、また、販売拠点・提供方法を拡大させ、より多くのお客様に「三浦屋ブランド」を浸透させることを基本方針として三浦屋の強みを最大限活かした取り組みを徹底してまいりました。
設備投資といたしましては、㈱三浦屋から㈱いなげやに営業主体を変更し、ブルーミングブルーミーグランエミオ大泉学園店(東京都練馬区)を新設いたしました。また、既存店の活性化を引き続き推進し、江戸川春江店(東京都江戸川区)、ina21国立矢川駅前店(東京都国立市)、立川幸店(東京都立川市)など合計25店舗の改装を実施いたしました。当第3四半期連結会計期間末での店舗数は、㈱いなげやの140店舗と㈱三浦屋の12店舗を合わせて152店舗となりました。
売上高につきましては、夏場からの天候不順などの影響により既存店売上高が前年同四半期比1.5%減となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間のセグメント別売上高(外部顧客)は1,549億36百万円(前年同四半期比2.4%減)、セグメント利益は13億63百万円(前年同四半期は4百万円の損失)となりました。
[ドラッグストア事業]
今年度より「骨太体質の進化に基づく店舗主導型経営の確立」を中期3ヶ年経営方針としてスタートしております。当事業年度の政策課題であります店舗主導型経営の現場実現のため全社全部署のマインドチェンジ・「考働」変革の浸透と定着を図ることで、骨太体質の進化に基づく店舗主導型経営への転換を進め、個店競争力向上を目指してまいりました。
設備投資といたしましては、調剤薬局府中駅前店(東京都府中市)を含む3店舗を新設いたしました。また、既存店の活性化を推進し、町田金森店(東京都町田市)など合計3店舗の改装を実施いたしました。当第3四半期連結会計期間末の店舗数は130店舗であります。
売上高につきましては、既存店売上高が前年同四半期比0.3%増となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間のセグメント別売上高は314億71百万円(前年同四半期比2.4%増)、セグメント利益は6億99百万円(同13.1%増)となりました。
[小売支援事業]
デイリー食品卸し・製造開発を行っている㈱サンフードジャパンは、安心・安全・信頼をテーマに徹底した品質管理、お客様の立場に立った商品開発に取り組んでまいりました。店舗の警備、清掃、施設管理を行っている㈱サビアコーポレーションは、当社グループ各社に対して効率的な店舗運営の提案を行ってまいりました。障がい者雇用の推進を目的とした特例子会社㈱いなげやウィングでは労務の提供により店舗業務の支援に努めてまいりました。農業経営を行っている㈱いなげやドリームファームは、グループ店舗への農産物販売を通して地産地消を具現化することで地域の活性化を推進してまいりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間のセグメント別売上高(外部顧客)は7億88百万円(前年同四半期比15.0%減)、セグメント利益は1億99百万円(同26.1%増)となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末日が金融機関休業日にあたり、末日期限決済分を翌営業日に決済しておりますため、買掛金などの未払債務の末日期限決済分の負債とそれに対応する手許流動性資金の資産が共に両建てで膨らんでおり、その影響額は126億11百万円であります。
(資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における資産合計は、前連結会計年度末と比べ161億24百万円増加し、1,136億44百万円になりました。
流動資産は、155億50百万円増加し、483億37百万円になりました。これは主に、手許資金運用の有価証券が81億円、現金及び預金が73億46百万円、売掛金が15億34百万円、商品及び製品が2億57百万円それぞれ増加した一方で、流動資産のその他(未収入金など)が14億40百万円減少したことによるものです。
固定資産は、5億74百万円増加し、653億7百万円になりました。これは主に、投資その他の資産が10億58百万円、無形固定資産が6億47百万円それぞれ増加した一方で、有形固定資産が11億31百万円減少したことによるものです。
(負債の部)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計は、前連結会計年度末と比べ140億87百万円増加し、592億37百万円になりました。
流動負債は、161億4百万円増加し、461億12百万円になりました。これは主に、買掛金が137億88百万円、流動負債のその他(未払金など)が17億79百万円、短期借入金が6億円、未払消費税等が4億89百万円それぞれ増加した一方で、未払法人税等が6億2百万円、1年内返済予定の長期借入金が2億27百万円それぞれ減少したことによるものです。
固定負債は、20億17百万円減少し、131億24百万円になりました。これは主に、長期借入金が18億90百万円、リース債務が1億33百万円それぞれ減少したことによるものです。
(純資産の部)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末と比べ20億37百万円増加し、544億7百万円になりました。これは主に、その他有価証券評価差額金が11億35百万円、利益剰余金が6億70百万円それぞれ増加したことによるものです。以上の結果、自己資本比率は前連結会計年度末に比べ5.8ポイント下がり、47.2%になりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更または新たに生じた課題はございません。
(4)研究開発活動
該当事項はございません。

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