有価証券報告書-第74期(2025/04/01-2026/03/31)
(2)戦略
■リスクと機会
※マテリアルリサイクル:廃棄物を再び同じ製品、または別の製品の材料として再利用するリサイクル手法
■見本帳リサイクル
当社見本帳は、約12,000点にもおよぶ多彩な商品をお客さまに効率的に選定いただくための重要なビジネスツールである一方、年間で約150万冊発刊されており、使用後の見本帳はさまざまな場所で、リサイクルされずに廃棄されています。この環境負荷に対する課題解決として、見本帳のリサイクルを行っています。2021年3月に設置した「見本帳リサイクルセンター」では、さまざまな素材が混在している当社見本帳を分別しマテリアルリサイクルとして資源循環を行っており、2025年度のリサイクル冊数は約10万冊になります。また、同センターにおける見本帳リサイクルの作業スタッフには、障がい者を雇用することで、障がい者の活躍を支援しています。今後、さらなる作業の効率化や紙・塩ビのマテリアルリサイクルに向けた関連事業者との連携を進めていきます。
■カーテンリサイクル
当社は、資源枯渇リスクの軽減と循環型社会の実現に向け、商品のライフサイクル全体を通じた環境負荷低減に取り組んでいます。その中核をなす「カーテンリサイクル」において、2000年より「サンゲツカーテン・エコプロジェクト」を開始し、全国規模での使用済み自社カーテンの回収スキームを構築しました。さらに、この取り組みを高度化するため、帝人フロンティア株式会社と連携し、不要となったポリエステル製カーテンや余剰在庫をケミカルリサイクルにより新たなカーテンへと再生する「水平循環リサイクルシステム」の運用を開始しました。回収から再資源化、そして新たな商品としての販売に至るサプライチェーンを構築することで、インテリア業界において困難とされてきた「カーテンからカーテンへ」の水平リサイクルを実現し、資源循環のさらなる推進を図っていきます。
■リスクと機会
| 区分 | リスク | 機会 |
| 商品 | ・主要な原材料であるプラスチック等、化石資源由来素材の利用規制や調達コスト高騰による収益圧迫 ・低環境負荷商品に対する社会・顧客ニーズへの対応の遅れによる競争力の低下 | ・再生材の積極利用やリサイクル設計を取り入れた低環境負荷商品のラインアップ拡充による売上増加およびブランド価値の向上 ・素材メーカーや異業種との共創による新たな事業機会の創出 |
| 廃棄物 | ・より環境負荷の低い再資源化手法(マテリアルリサイクル(※)等)を拡充できないことによる、取引機会の損失およびブランドイメージの低下 ・廃棄物処理委託先にて不法投棄等の不適切処理が発生した場合、ブランドイメージの低下や、排出事業者責任による追加の処理費用が発生 | ・広域認定制度の活用や、カーペットタイル・カーテン等の自社回収 システムの構築による、安定的かつ効率的な資源循環スキームの確立 と処理費用の削減 ・廃棄物を新たな資源としてマテリアルリサイクル・アップサイクルすることによる新たな環境価値の創出 |
※マテリアルリサイクル:廃棄物を再び同じ製品、または別の製品の材料として再利用するリサイクル手法
■見本帳リサイクル
当社見本帳は、約12,000点にもおよぶ多彩な商品をお客さまに効率的に選定いただくための重要なビジネスツールである一方、年間で約150万冊発刊されており、使用後の見本帳はさまざまな場所で、リサイクルされずに廃棄されています。この環境負荷に対する課題解決として、見本帳のリサイクルを行っています。2021年3月に設置した「見本帳リサイクルセンター」では、さまざまな素材が混在している当社見本帳を分別しマテリアルリサイクルとして資源循環を行っており、2025年度のリサイクル冊数は約10万冊になります。また、同センターにおける見本帳リサイクルの作業スタッフには、障がい者を雇用することで、障がい者の活躍を支援しています。今後、さらなる作業の効率化や紙・塩ビのマテリアルリサイクルに向けた関連事業者との連携を進めていきます。
■カーテンリサイクル
当社は、資源枯渇リスクの軽減と循環型社会の実現に向け、商品のライフサイクル全体を通じた環境負荷低減に取り組んでいます。その中核をなす「カーテンリサイクル」において、2000年より「サンゲツカーテン・エコプロジェクト」を開始し、全国規模での使用済み自社カーテンの回収スキームを構築しました。さらに、この取り組みを高度化するため、帝人フロンティア株式会社と連携し、不要となったポリエステル製カーテンや余剰在庫をケミカルリサイクルにより新たなカーテンへと再生する「水平循環リサイクルシステム」の運用を開始しました。回収から再資源化、そして新たな商品としての販売に至るサプライチェーンを構築することで、インテリア業界において困難とされてきた「カーテンからカーテンへ」の水平リサイクルを実現し、資源循環のさらなる推進を図っていきます。