有価証券報告書-第57期(2025/04/01-2026/03/31)

【提出】
2026/06/24 11:21
【資料】
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【項目】
142項目
(1)経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。
① 財政状態及び経営成績の状況
当連結会計年度における我が国の経済は、賃上げの動きや個人消費の需要の増加が見られ、経済活動の正常化が進んでいることに加え、インバウンド需要も回復し、景気は緩やかな回復基調で推移しました。
その一方で、国際情勢の悪化や円安によるエネルギー資源や原材料価格の高騰、人手不足に伴う人件費の上昇により、特に外食産業は依然として厳しい経営環境が継続し、予断を許さない状況となっております。
当社は、「食を通して「驚き」と「感動」を」という企業理念を体現するために、良質な食材等の仕入、低価格による提供、人材教育、衛生管理を徹底してまいりました。
また、店舗の営業についても多様化する消費者ニーズに対応した業態への転換を進めると同時に、店舗オペレーションの効率化を目指した二毛作業態の開発・展開を実施しております。
以上の結果、当連結会計年度における連結売上高は、前年同期比101.7%の120億93百万円となりました。
利益面につきましては、仕入原価や人件費の高騰の影響により営業損失は1億20百万円(前年同期は営業利益2億32百万円)、経常損失は1億16百万円(前年同期は経常利益2億29百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失は4億62百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純利益1億45百万円)となりました。
なお、当連結会計年度末における当社の店舗数は、「旬鮮酒場天狗」5店舗、「和食れすとらん天狗」14店舗、「テング酒場」14店舗、「神田屋」24店舗、「てんぐ大ホール」40店舗、「ミートキッチンlog50」2店舗、「湊や磯吉食堂」3店舗の合計102店舗であります(内フランチャイズ1店舗)。
当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べて7億52百万円減少し、67億88百万円となりました。この主な要因といたしましては、投資有価証券が1億23百万円増加したことに対し、現金及び預金が7億35百万円、有形固定資産合計が1億円、敷金及び保証金が1億5百万円減少したことによるものであります。
負債合計は、前連結会計年度末に比べて5億99百万円減少し、40億50百万円となりました。その主な要因といたしましては、短期借入金が6億12百万円、退職給付に係る負債が1億2百万円減少したことによるものであります。
また、純資産につきましては、前連結会計年度末に比べて1億53百万円減少し、27億37百万円となりました。その主な要因といたしましては、新株予約権の行使により資本金及び資本剰余金がそれぞれ1億26百万円増加したことに対し、種類株式に係る剰余金の配当により資本剰余金が60百万円、親会社株主に帰属する当期純損失の計上で利益剰余金が4億62百万円減少したことによるものであります。
② キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ7億35百万円減少し、当連結会計年度末には25億67百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況については下記のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果増加した資金は、49百万円となりました。これは主に税金等調整前当期純損失による支出に対し、減価償却費及び減損損失による収入が多額であったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、3億4百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、4億79百万円となりました。これは主に株式の発行による収入に対し、短期借入金の減少額及び配当金の支払額によるものであります。
③ 生産、受注及び販売の状況
a.生産実績
当連結会計年度における生産実績を品目別ごとに示すと、次のとおりであります。
品目数量単位前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
前年同期比
数量金額(千円)数量金額(千円)%
そば(P/C)395,67623,857419,60825,809108.2
もつ煮--23,182-18,99581.9
豆乳--23,755-25,020105.3
各種ぎょうざ--77,798-61,84979.5
各種デザート(P/C)58,47537,12658,15538,343103.3
各種ドレッシング・ソース--63,703-50,75079.7
各種しゅうまい--7,069-4,44362.8
魚類煮込み--26,875-48,581180.8
干物等--102,202-120,108117.5
その他--673,859-765,399113.6
合計--1,059,431-1,159,302109.4

(注)1 金額は、当社の製造原価によっております。
2 上記は当社の生産実績であります。子会社1社は生産活動を行っておりません。
b.受注実績
該当事項はありません。
c.販売実績
当連結会計年度における販売実績を品目別ごとに示すと、次のとおりであります。
品目前連結会計年度
(自 2024年4月1日
至 2025年3月31日)
当連結会計年度
(自 2025年4月1日
至 2026年3月31日)
前年同期比
金額(千円)金額(千円)%
料理類7,463,0157,648,563102.5
飲物類4,424,4644,444,928100.5
合計11,887,48012,093,492101.7

(2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。
連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、見積り特有の不確実性により、財政状態及び経営成績に重要な影響が及ぶ可能性があると考えられるものは以下のとおりであります。
a.減損会計における将来キャッシュ・フロー
当該会計上の見積り及び仮定については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。
b.退職給付債務の算定
当社グループは、確定給付制度を採用しております。確定給付制度の退職給付債務及び関連する勤務費用は、数理計算上の仮定を用いて退職給付見込額を見積り、割り引くことにより算定しております。数理計算上の仮定には、割引率、退職率、昇給率等の様々な計算基礎があります。当該見積り及び当該仮定について、将来の不確実な経済条件の変動等により見直しが必要となった場合、翌連結会計年度以降の連結財務諸表において認識する退職給付に係る負債及び退職給付費用の金額に重要な影響を与える可能性があります。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する分析
a.売上高及び営業損失
売上高は前年同期比2億6百万円増の120億93百万円となりました。新規出店や多様化する消費者ニーズへ対応した業態へ転換したことによる来客増加、加えて経済活動の正常化が進み、緩やかに景気が回復したことによる既存店売上高の増加によるものであります。
売上原価は前年同期比2億28百万円増加し、36億7百万円となりました。これは主に、原材料の高騰による仕入価格の増加によるものであります。
販売費及び一般管理費は前年同期比3億30百万円増加し、86億6百万円となりました。この主な内訳として、人件費において、売上の増加及び賃率の上昇により雑給が61百万円、賞与手当の増加により53百万円、その他経費において、減価償却費が44百万円、非接触決済利用者の増加により支払手数料が26百万円増加したことによるものであります。
上記の結果、前年同期比3億53百万円減益となり、1億20百万円の営業損失となりました。
b.営業外損益及び経常損失
営業外収益は受取配当金が5百万円増加し、貸倒引当金戻入額が6百万円減少したことにより前年同期比で概ね同水準となり、営業外費用は支払利息が8百万円減少したことにより41百万円となりました。
上記の結果、前年同期比3億45百万円減益となり、1億16百万円の経常損失となりました。
c.特別損益、法人税等及び当期純損失
特別損失は前年同期比2億55百万円増加し、2億94百万円となりました。これは主に減損損失計上額及びリース解約損失計上額の増加によるものであります。
税金等調整前当期純損失は前年同期比6億1百万円減少し、4億10百万円となり、税効果会計適用後の法人税等負担額は前年同期比6百万円増の52百万円となりました。
その結果、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純損失は前年同期比6億8百万円増加し、4億62百万円となりました。
③ 財政状態の分析
当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ7億52百万円減少し、67億88百万円となりました。
(流動資産)
当連結会計年度末における流動資産の残高は33億98百万円で、前連結会計年度末に比べ6億59百万円減少しております。これは現預金7億35百万円の減少が主な要因であります。
(固定資産)
当連結会計年度末における固定資産の残高は33億90百万円で、前連結会計年度末に比べ93百万円減少しております。これは投資有価証券1億23百万円の評価益による増加、有形固定資産1億円及び預け保証金84百万円の減少が主な要因であります。
(流動負債)
当連結会計年度末における流動負債の残高は26億44百万円で、前連結会計年度末に比べ40百万円減少しております。これは短期借入金6億12百万円の返済による減少、1年以内返済の長期借入金5億円の増加が主な要因であります。
(固定負債)
当連結会計年度末における固定負債の残高は14億6百万円で、前連結会計年度末に比べ5億58百万円減少しております。これは長期借入金5億円の流動負債への振替、退職給付に係る負債1億2百万円の減少が主な要因であります。
(純資産)
当連結会計年度末における純資産の残高は27億37百万円で、前連結会計年度末に比べ1億53百万円減少しております。これは利益剰余金4億62百万円の減少、その他資本剰余金1億92百万円の増加が主な要因であります。
④ 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループの資金の源泉は、「現金及び現金同等物」と「営業活動によるキャッシュ・フロー」であります。
一方、当社グループの主な運転資金需要は、当社グループ販売商品に係る原材料費、店舗運営に係る人件費及び店舗オーナーへの支払賃借料等であり、主な設備投資需要は、新規出店、店舗改修及び工場設備投資に係る投資資金であります。
したがいまして、運転資金と設備投資資金については、営業キャッシュ・フローで充当することを基本とし、必要に応じて資金調達を実施しております。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により財務基盤が大きく毀損したことから、2022年4月、2023年12月に新株予約権の第三者割当による発行を行い、その行使により当期に2億52百万円の資金の調達を実施いたしました。
当連結会計年度の設備投資額は3億30百万円で、その主なものは、4店舗の新規出店及び4店舗のリニューアル費用、各種の店舗設備に係るDX化および改修、セントラルキッチンの改修によるものであります。

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