四半期報告書-第84期第3四半期(平成29年10月1日-平成29年12月31日)

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2018/02/14 15:00
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有報資料

(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善傾向は続く一方で、米国政権の政策動向や、世界的な地政学的リスクの高まり等の懸念により、依然として先行き不透明な状況となっています。個人消費については、緩やかな回復基調であるものの、本格的な消費拡大には至っておらず、景気の先行きは不透明な状況が続いております。
このような経営環境の中、当社グループは、事業の長期的な成長を重視し、既存商品の市場が縮小する中でも利益が確保できる損益構造を確立するとともに、今後も収益と成長が見込める分野に経営資源を振り向けていく事業構造改革を推進してまいりました。
実施した施策は、以下のとおりです。
①立地環境の変化に合わせた店舗の統合・再配置を推進し、退店は、「カメラのキタムラ」39店、「スタジオマリオ」6店、「Apple正規サービスプロバイダ認定店」1店の合計46店となり、出店は、「スタジオマリオ」1店、「Apple正規サービスプロバイダ認定店」1店の、合計2店となりました。平成29年2月14日に発表しました事業構造改革における店舗の閉鎖は、平成30年3月期までの129店舗の計画に対して、平成29年12月末までに123店舗を閉鎖し、固定費削減により収益が見込める見通しとなった4店については継続を決定しました。
②店舗閉鎖による固定費削減と、適正な人員配置と効率的な店舗オペレーション、販促施策の見直し等による費用削減を進めており、当第3四半期連結累計期間において、販売費及び一般管理費は前年同期から4,343百万円の減少となりました。
③「年賀状」の収益向上のために、最大の強みである印刷年賀状の店頭1時間仕上げを、TVコマーシャルと新聞折込みチラシで訴求し、年末まで拡販しました。その結果、年賀状の販売枚数は、6,798万枚(前年同期比2.0%増)となりました。
④「モバイル事業部」を新設しました。写真の専門性、モバイル販売の専門性を共に高め、また事業部別の採算管理徹底と、収益力向上を進めています。
⑤「写真の新たな楽しみ方」を提案するサービスを創り、キタムラ独自の新しいイメージング体験を幅広い年代層のお客さまにご提供することを目的として、コミュニケーションアプリ「LINE(ライン)」上で、写真プリントの注文やカメラの買取査定、スタジオマリオの撮影予約ができるサービスを、平成29年9月27日より開始しました。
この結果、当第3四半期連結累計期間において当社グループの実績は、売上高は100,346百万円(前年同期比7.2%減)となりました。店舗販売セグメントの戦略的店舗閉鎖による売上減少により、減収となりました。利益面では事業構造改革による販売費及び一般管理費の削減が進んでいることにより、営業利益3,895百万円(前年同期比443.8%増)、経常利益4,006百万円(前年同期比360.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,923百万円(前年同期は805百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
なお、当社は、平成29年10月31日付で医療用機器卸販売事業を展開する連結子会社である株式会社キタムラメディカルの全株式を譲渡したことに伴い、当社グループは医療用機器卸販売事業から撤退したため、当第3四半期連結会計期間より連結の範囲から除外しております。
また、株式会社キタムラメディカルの全株式の譲渡に関連して、関係会社株式売却益681百万円を特別利益に計上致しました。
財政状態につきましては次のとおりであります。
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の総資産は72,036百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,732百万円増加しました。これは主にリース資産(純額)が857百万円、受取手形及び売掛金が697百万円、敷金及び保証金が696百万円、ソフトウエアが298百万円、仕入先長期積立金が283百万円、建物及び構築物(純額)が265百万円減少したものの、未収入金が2,171百万円、現金及び預金が1,595百万円、商品が1,528百万円増加したこと等によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末の負債は49,830百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,336百万円減少しました。これは主に支払手形及び買掛金が2,893百万円増加したものの、長期借入金(1年内返済予定を含む)が5,492百万円、賞与引当金が561百万円減少したこと等によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産は22,206百万円となり、前連結会計年度末に比べ5,068百万円増加しました。これは主に利益剰余金が2,744百万円、資本金が1,051百万円、資本剰余金が1,051百万円増加したこと等によるものであります。この結果、自己資本比率は30.7%となりました(前連結会計年度末は24.2%)。
セグメントの業績は、次のとおりであります。なお、文中の各セグメントの売上高は、セグメント間の内部売上高を含んでおりません。
(店舗販売)
事業構造改革による店舗の戦略的な閉鎖に伴い売上高が減少したものの、イメージング部門で年賀状販売が好調であったことに加え、経費の削減が進んでいることにより利益が改善しました。
この結果、当第3四半期累計期間での売上高は88,934百万円(前年同期比7.1%減)となり、3,933百万円のセグメント利益(前年同期比643.8%増)となりました。
(レンタル)
販売用の音楽ソフト及び音楽レンタルが減少したものの、映像レンタル、コミックレンタル、ゲームハードの販売が堅調に推移しました。また、移転や増床の効果により書籍、文房具、雑貨の売上高が増加しました。しかしながら、増床したことによる経費の増加により利益が減少しました。
この結果、当第3四半期累計期間での売上高は4,031百万円(前年同期比6.8%増)となり、40百万円のセグメント利益(前年同期比43.2%減)となりました。
(服飾卸販売)
カジュアルバッグ市場の減少に伴いバッグの卸販売が苦戦したことにより利益が減少しました。
この結果、当第3四半期累計期間での売上高は918百万円(前年同期比16.9%減)となり、68百万円のセグメント利益(前年同期比47.9%減)となりました。
(写真卸販売)
商品の卸販売が減少したことにより売上高が減少しましたが、アルバム分野、学校写真分野を中心にプリント全般の卸売が好調に推移したことにより利益が増加しました。
この結果、当第3四半期累計期間での売上高は3,936百万円(前年同期比0.6%減)となり、266百万円のセグメント利益(前年同期比9.7%増)となりました。
(医療用機器卸販売)
医療用機器卸販売事業については、株式会社キタムラメディカルの全株式を譲渡したことに伴い同事業から撤退したため、セグメントの業績については、第2四半期連結累計期間までの業績を連結対象としております。
この結果、当第3四半期累計期間での売上高は2,096百万円(前年同期比33.5%減)となり、84百万円のセグメント利益(前年同期比21.7%減)となりました。
(その他)
前年同時期に大きな増収要因となったWindows10自動アップデートに関連したパソコンや修理等の売上が今期は減少したものの経費削減により減収増益となりました。
この結果、当第3四半期累計期間での売上高は427百万円(前年同期比2.1%減)となり、21百万円のセグメント利益(前年同期比22.3%増)となりました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(5)経営成績に重要な影響を与える要因
当第3四半期連結累計期間において、経営成績に重要な影響を与える要因はありません。
(6)資本の財源及び資金の流動性についての分析
①資金需要
当社グループの運転資金需要のうち主なものは、商品購入のほか、販売費及び一般管理費等の営業費用によるものであります。営業費用の主なものは人件費及び店舗に係る地代家賃であります。
②財務政策
当社グループは運転資金につきまして、自己資金又は金融機関からの借入にて資金調達をしております。金融機関からの資金調達につきましては、安定的かつ低利を前提としながら、将来の金融情勢の変化等も勘案してバランスのとれた調達を実施しております。

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