- #1 事業等のリスク
②店舗固定資産の減損
当社グループでは、営業店舗を中心に土地、設備等を保有しており、直営店舗等について営業活動から生ずる損益が著しく低下、又は資産の市場価格が帳簿価額より著しく下落した場合には、減損損失が計上され、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
③のれんの減損
2023/06/28 15:13- #2 注記事項-その他の営業収益及びその他の営業費用、連結財務諸表(IFRS)(連結)
その他の営業費用の内訳は以下の通りであります。
| | (単位:百万円) |
| 前連結会計年度(自 2021年4月1日至 2022年3月31日) | 当連結会計年度(自 2022年4月1日至 2023年3月31日) |
減損損失(注1) | 2,753 | 7,061 |
その他(注2)(注3) | 841 | 1,537 |
(注1)
減損損失に関する詳細は、注記「13.有形固定資産」、「14.のれん及び無形資産」及び「19.リース」をご参照下さい。
(注2)前連結会計年度における「
その他」には、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で休業した店舗の休業中に発生した固定費(減価償却費、人件費等)が含まれております。
2023/06/28 15:13- #3 注記事項-のれん及び無形資産、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(注1)無形資産の償却費は、連結損益計算書の「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」に含まれております。
(注2)減損損失は、連結損益計算書の「その他の営業費用」に含まれております。
帳簿価額
2023/06/28 15:13- #4 注記事項-リース、連結財務諸表(IFRS)(連結)
リースに係る損益及びキャッシュ・フローは以下の通りであります。
| | (単位:百万円) |
リース負債に係る金利費用 | 986 | 982 |
使用権資産に係る減損損失(注1)(注2)(注3) | 431 | 1,878 |
リースに係るキャッシュ・アウト・フローの合計額 | 18,207 | 17,743 |
(注1)使用権資産の
減損損失は、連結損益計算書の「
その他の営業費用」に含まれております。
(注2)
減損損失は、主として店舗設備から生じたものであります。
2023/06/28 15:13- #5 注記事項-投資不動産、連結財務諸表(IFRS)(連結)
連結財政状態計算書計上額は、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した価額であります。
(2)公正価値
2023/06/28 15:13- #6 注記事項-有形固定資産、連結財務諸表(IFRS)(連結)
(注1)有形固定資産の減価償却費は、連結損益計算書の「売上原価」及び「販売費及び一般管理費」に含まれております。
(注2)減損損失は、主として店舗設備から生じたものであります。
営業活動から生ずる損益が著しく低下、又は資産の市場価格が帳簿価額より著しく下落している資産グループの帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を連結損益計算書の「その他の営業費用」に計上しております。尚、当該資産グループの回収可能価額は主として使用価値により測定しており、使用価値は将来キャッシュ・フロー見積額を、税引前割引率(前連結会計年度7.5%~16.8%、当連結会計年度7.4%~17.0%)でそれぞれ現在価値に割り引いて算定しております。
2023/06/28 15:13- #7 注記事項-重要な会計上の見積り及び判断、連結財務諸表(IFRS)(連結)
給食事業につきましては、病院給食及び介護施設給食への参入による事業規模の拡大を展望しており、外食市場での競争により培ったメニュー開発力や高い運営効率、セントラルキッチンを活用したミールキットによる調理効率の向上により、フードサービスカンパニーとしての優位性を活かした展開を行っていきます。
また抜本的な収益改善に向け2023年3月期におきまして、減損損失の計上及び事業ポートフォリオの見直し等による閉店の処理を進めました。これにより2024年3月期の事業利益に対しては、減価償却費の減少及び閉店に伴う赤字額削減等により、28億円の利益押し上げ効果が期待出来ます。
以上を前提とした事業計画に基づき、会計上の見積りを実施しております。
2023/06/28 15:13- #8 注記事項-重要な会計方針、連結財務諸表(IFRS)(連結)
リース期間はリースの解約不能期間に、リースを延長するオプションの対象期間(当社グループが当該オプションを行使することが合理的に確実である場合)、リースを解約するオプションの対象期間(当社グループが当該オプションを行使しないことが合理的に確実である場合)を加えたものとして決定しております。
開始日後において、使用権資産は、取得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した額で測定しております。ここで、使用権資産を減価償却する際には、IAS第16号「有形固定資産」の減価償却の要求事項を適用しております。また減損しているかどうかを判定し、識別された減損損失を会計処理する際には、IAS第36号「資産の減損」を適用しております。使用権資産の減価償却は、原資産の所有権がリース期間の終了時までに当社グループに移転する場合には、開始日から原資産の耐用年数の終了時まで、それ以外の場合には、開始日から使用権資産の耐用年数の終了時、又はリース期間の終了時のいずれか早い方までにわたり、実施しております。
開始日後において、リース負債は、次の通り測定しております。
2023/06/28 15:13- #9 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(連結)
以上の取組みに加え2024年3月期以降の抜本的な収益改善に向け、一過性の費用として減損損失70億61百万円を計上致しました。
過去数年に亘り店舗等の固定資産に対する減損損失を計上して参りましたが、コロナ禍が沈静化した後の市場環境に対する見通しが、より明瞭になりつつあることを踏まえ、将来的にリスクが生じる恐れがあるものを含め今回処理を行いました。これには事業ポートフォリオの見直し等による、2024年3月期の閉店予定37店舗分も含んでおります。
加えて、当社の連結子会社である㈱レインズインターナショナルにおいて、コロナ禍からの業績回復状況を踏まえ将来的な計画を見直した結果、同社の居酒屋業態に係るのれんに対し7億90百万円の減損損失を計上しております。
2023/06/28 15:13- #10 連結キャッシュ・フロー計算書(IFRS)(連結)
⑤【連結キャッシュ・フロー計算書】
| | | | (単位:百万円) |
減価償却費及び償却費 | 6 | 21,765 | | 22,696 |
減損損失 | 6,28 | 2,753 | | 7,061 |
金融収益 | 29 | △897 | | △1,223 |
2023/06/28 15:13- #11 連結損益計算書(IFRS)(連結)
②【連結損益計算書】
| | | | (単位:百万円) |
その他の営業費用 | | | | |
減損損失 | 28 | 2,753 | | 7,061 |
その他 | 28 | 841 | | 1,537 |
(注)売上総利益から事業利益への調整表
2023/06/28 15:13